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あ、あぁ……
悪ぃ……
[名残惜しげに両腕を離し、使い魔の運んできた林檎の籠から、よく熟れたひとつを掴み取り]
よくもまぁ、起きてすぐにそんな重いモンを食おうって思うもんだ…
[しゃくりと齧れば、僅かに黄金色を帯びた果汁が腕を伝った]
ん?
あぁ肉か、悪魔らしいだろ?
[戒めから解放されればそのまま膝の上で林檎に手を伸ばし]
これも、貰うぜ。
ゼパール、果汁が…
[腕を伝う果汁を舌先でゆっくりと拭い]
甘いな。
[運ばれてくる生肉を視線で追い、ふぅんと首を傾げ]
悪魔らしい?
そういうもんなんかね…
……って、おいっ?
[腕を這った舌先に、明らかな動揺の色を浮かべた]
[運ばれてきた生肉に]
そういうもんだろ?少なくともネクタールよりは、ここに似合いの喰いもんだな。
[動揺するゼパールに妖艶な笑みで]
どうかしたか?
まさか滴った果汁まで…ゼパールのものだと
主張するんか?
[からかう様に言えば生肉を口に運んだ]
[這わされた舌の、てらてら光る痕跡を見つめ]
馬鹿言え…
幾ら俺が強欲や吝嗇を司ってるとはいえ、俺自身まで一緒にすんなよ。
[痕跡を辿るように唇を這わせ、ふうっと息を吐き]
いや、強欲は否定できねぇかもな…
[血の滴る生肉を食しながら]
強欲?あぁ、暴利だもんな。
まったく持って悪魔らしいよ、ゼパールは。
[血酒のグラスに手を伸ばせば]
呑むか?二日酔いなら、迎え酒が一番だ。
[自分も酔い潰れた癖に平然とそんな事を述べくつりと笑った]
俺に言わせりゃ、あれを暴利だと言い切るお前の方がよっぽど悪魔らしいよ…
[続けて、ごく小声で]
それで納得しちまう俺は、やっぱりどうかしてんのかねぇ…
[暫し物思いに耽った後、ふっと自嘲し、手を伸ばし]
あぁ、貰おうか。
どんな時でも、酒の旨さだけはかわらねぇ。
[悪魔らしいと評されれば平然と]
悪魔たるもの、己を安く売る事はしねぇだろ?
ん?何か言ったか?
[訝しげに見上げ、伸ばされた手にグラスを渡すと]
あぁ、変わらねぇな。
[ちゃっかりと膝の上で酌をしている]
……なんでもねぇよ。
ちぃとばかし惑わされちまってるだけだ。
[渡された酒を呷り、そのまま宙を仰ぎ見て]
笑ってんだろうさ、あちらさんは…
[神により授けられた力を、自己の利益と享楽のためににばかり使ったが故に堕とされた身…しかし、それを悔いたことはなかった。他者より自己を優先して何が悪いのか、と…]
別に今でも悔いちゃいねぇが…
今頃になって、ようやっと理解はできたよ…
[生肉を食べ終えれば真っ赤に染まった口元を舌先で舐め取りながら]
惑わされる?桜にか…本当に不思議な花だよな。
理解、なにをゼパールは理解したんだ?
あの花の魔力か?
[くつくつ笑うと血酒を呷った]
……………
わざと、言ってねぇか…?
[呆れたようにバイモンを見つめ、首を小さく左右に振って]
まったく、他人の色恋を自在に操作できる俺が、なんだってこんな不器用になっちまってんだか…
……
ただ享楽を得るためだけだったら、力尽くでどうにかしてるだろってこった。
だが、お前相手には、例えそれができたとしてもやりたくねぇ。
虚偽の愛なんざ、いらねぇんだよ……
[花霞に目を細め]
触れられるのに届かねぇってのは…ある意味、最高に残酷だな……
[深い溜息をひとつ落とせば、膝の上のバイモンに緩く腕を回し、細めた目をそのまま*閉ざした*]
[ゼパールをまじまじと見上げ]
…悪魔らしくねぇーぜ?
欲しいモノは、力尽くでも手に入れる、それが悪魔だろ?
もっとも俺が意に沿うかは別だがな。
[ため息とともに目を閉ざされれば]
…お前やっぱり変だ。らしくねぇーよ。
[回された手を解く事なく腕の中で血酒を*飲んでいる*]
むに?
[降り積もるピンクの花びらに目を覚ます]
はららー?
[眠る前と周囲の景色が違う気がするが。
はて、自分は眠る前は何処にいたのだったか]
[ぽて、ころん、と一回転してから身を起こす。
ふるりと首を振って、顔に張り付いた花びらを落とし]
何処に行ったですかー?
[ぽてぽてと、見えぬ姿を*探し始めた*]
[抹茶を飲み終わった後もそのまま、毛氈で夜桜を楽しんでいたが、ぽて、と何かが落ちる気配に振り向き]
おや、ガミギン殿。お目覚めか?
[にこやかに声を掛けるも振り向きもせず何かを探しに出かける様子に]
…?
[首を傾げた]
[ふわり、闇より出でて桜の下に降り立つ。
その姿は何時に無く艶然と、相変わらずの薄笑いを浮かべて]
やはり我慢は良くないのだな。
飢えに任せて少しばかり狩り過ぎてしまったが……今までの分も喰らったと思えばまだ足りぬ。
……足りぬな、やはり。
[それを満たせるのは、と思い立ち、ゆるりと頭を振る]
あれも、向こうで愉しんでいるのだろう。
誰と番おうと知った事ではないが…
所詮全ては戯れだ……我が居なければ代わりで愉しむだろうさ。
なれば、我は己の欲に従うのみ……
それにしても……人は脆い、な。すぐに壊れる……
[昨夜より今まで人の享楽を狩り続け、その全ての精神が狂楽に堕ちた…加減を忘れていただけなのだが]
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