1364 【第二次】エ口イプリルフール【ガチホモ村】
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きみたちは自らの正体を知ったようだね。さあ、妖怪なら敵である貧乏神を退治しよう。貧乏神なら……狡猾に振る舞って妖怪たちを確実に神隠しにしていこう。
どうやらこの中には、ただの妖怪が2匹、貧乏神が1匹、鏡持ちが1匹、銭投げが1匹、聖獣が3匹、鳴家が2匹、死神が1匹、疫病神が1匹、求婚者が3匹、闇銭が1匹、血人が1匹、魚人が1匹、辻占狂人が1匹いるみたいだよ。
アナウンスの声（村建て人）
「ほあたっ☆」
「これがアンタらの旅先だ。…ま、精々楽しんだらどうだ？」
ーー再度、魔法が全員を襲った
ーー全員の頭の中から昨日までの記憶が剥がれ落ちた。
ーーフラグ？ンなとこまで剥がせる魔法はねェなァ…
−−−−−−−−−−−−−−
【 舞台が江戸時代の下町に変わりました 】
【 体のどこかに痣を持った者は、幼い頃に花魁になる約束をされていたそうです。 】
【 そして高級花魁と言われる方は、実は血人ーー即ち吸血鬼の子孫だとか。 】
【 おっと、太夫格子のお二人は、二人だけで安心して話せる空間があるようです。
何々、太夫格子には"蝙蝠の翼がある"なんて迷信が流れているって？…果たして本当なのかどうなのか。そして格子の前で、誰に見初められられるのでしょうか？】
👵＜さあ！花魁なる者は、【名乗り出よ】！今すぐ客を出迎える位置に着くのです！
財力のあると云う求婚者がこの町に居るんか？【それは一体誰や？】お・持・て・成・し♡せな！＞🏃
👵＜【鏡持ちのお方！今日は 高 級 花 魁 の身体検査】をして下しゃんせ！
アナウンスの声（村建て人）
間違うても太夫格子を身体検査したらアカンで？恥ずかしさで溶けるらしいわ＞🏃
＼＼\ 分かりましたわ /／／
👵＜【花魁少し募集中】でありんす。苦界ですと？何のこっちゃ。そんなことはありんせん。…ま、【人手不足になりそうならば、わっちらから迎えに行きんす】…。
−−−−−−−−声が響いた。
「与えられた役職を【上手く生かして】くれよ？」
死神が花魁に惚れちまった…とか、…はたまた銭投げと駆け落ちしちまう、…とかな。」
「嗚呼、【花魁に選ばれた奴ら以外は、見世で手伝いや警備員として働くとか、外から来たとか、村の人間だとか、ま、あんたらのなりたい職に就いて好きに動いて】くれて構わねェ。それこそ役職の出番だぜ。」
−−−−−−−−
待った待った！無職(=村人)君は、【花魁の見張り番に任命】するわ！喜んでえな♡＞🏃
アナウンスの声（村建て人）
それともっと大切な事。
「花魁-客で恋愛したり、花魁-花魁で恋愛の末駆け落ちしたり、はたまた花魁以外同士でくっ付いたり、【好きな奴と好きに過ごしてくれ】。」
👵＜ただし、花魁の方以外と恋愛している御人には、【いつ相手が見世(=花魁になる)で働かされるか分からない不安】が付きまとっておりんす。【大切な人は自分の手で守りなんし。】
アナウンスの声（村建て人）
「花魁について説明するぜ。この時代に馴染みのねェ奴は、しっかり覚えてくれ。」
✾花魁との会い方
☞初会
花魁は客と離れたところに座り口を利かず酒も飲まねェ。
この際、花魁は客に財力があるかどうか吟味する。
👵＜一目惚れですって？！そんな、はしたない！
別にええやん。人生何でも有りやで＞🏃
☞裏
近くに寄ってくれたり、少し声をかけてもらえるものの、基本的には初会と同じ。
👵＜何故財力がなさそうなのに応対したのです？！
じーんせーい恋あーり、落ちてーまう＞🏃
👵＜お黙り！
ウィッス＞🏃
アナウンスの声（村建て人）
☞馴染み
自分の名前の入った膳と箸が用意されるが、ご祝儀として馴染み金を支払う必要があった。通常ここでようやく床入れ出来るようになる。
👵＜ここまで来れば何も言うまい…。
「尚、【馴染みになると、客が他の花魁に通うのは浮気とみなされる】
花魁に見つかるととんでもないことが起こるかもな…修羅場だったり、喧嘩だったり。
…あえてそのような現場を作る奴も居るらしいなァ」
「花魁は暇があれば客と花魁道中…即ち、揚屋や引手茶屋まで練り歩いてもイイかもな。
無論、客は金が必要だぜ？」
アナウンスの声（村建て人）
花魁と会うには【花代】っちゅー奴が必要やでな。然も高級花魁に会うならば、相当の花代が必要やで？＞🏃
👵＜更に花魁を引き取ることを身請けと言いなんし。この場合、【一気にお支払頂くっちゃ】。お値段はその花魁の借金にも依るけれども、大体2000両〜5000両でありんす。
支払い出来へん時に駆け落ちとかあるんよなァ、警備はしっかりせんと。ってな訳で【そこら中に警備員が居るでな？そんな気の迷いは起こさんように…】＞🏃
「尚大雑把に1円=1両としている。家電事情(計算マンドイ)だ」
料理人 甘夏
（不意に起きた立ちくらみにたたらを踏む）
っと、なんだろ
....ん
まあいいや
今日の花魁達のご飯は、【春の薫りの和食御膳】、と
よろこんでくれたら、いいけど
【諸々了解。お疲れ様】
【赤】 料理人 甘夏
と、いうわけで
俺は、死神
調べられたら、殺してしまう
料理人ではあるから、料理はできるけど
どうする？
食べる前に、調理、する？
君子殉凶 三成
……？
何故、私がここに居る…？
(煌びやかな部屋で、一人目を覚ましてゆっくりと体を起こす)
……喉が渇いた。
(そのまま部屋を散策すると、貼られた紙を手に取って不愉快そうに眉を顰めた)
…【貴方は高級花魁です】…だと…？
酒飲み エルド
(ぐらりと頭を揺らすと、はっと立て直して目を瞬く)
う、お？何か、違和感が…。
と。花魁…？痣……
(そっと服を剥ぐと、肩から胸にかけて【青龍の痣】が覗いた)
……俺が、花魁になる約束ゥ？
ンなもんした覚えがねェけどなァ…。
アナウンスの声（村建て人）
「…おい、なんだこの時が止まったような空間は。
花魁は、
【聖獣３人】＝花魁に売られた奴ら
【血人１人】＝高級花魁三成
【鳴家２人】＝花魁格子
合計６人だ。
他は好きに動いて構わねェ…あとそうだな、
魚人→人魚と言葉を改変させて貰う。
手伝いは甘夏か？」
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