1354 【ネタ村】恋の矢乱れ打ち3【誰歓】
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童話作家(志望) トトポ
まだ真っ白な
自分の事を書いてみました。
分厚い本、その全てのページに。
書くたび、文字は風に消えていきました。
誰かが笑っていました。
確かに誰かが笑っていました。
どこかで笑っていました。
確かにどこかで笑っていたのです。
ぼくは、自分の頬を撫でてみました。
確かに触れている筈なのに、ぼくは、何も感じませんでした。
だからぼくは、もう一度書きました。
書けば、また文字は風に消えていきました。
消えれば、書きました。
書けば、また消えました。
おしまい。
領主の末娘 エリィゼ
>>133 トトポさん
何度も何度も。消えるたびに書くのね。
何度も書くのって辛いことかもしれないけど、
書く喜びを何度も感じられるかもなの。
この主人公がいつか。
書くことに疲れてしまわないといいな。
そう思うの。
素敵なお話、ありがとうなの。
[幸せそうに微笑んだ]
童話作家(志望) トトポ
>>134
前向きだね。
うん、きっと…そうなのかな。
書くこと以外に、することも無いのに、疲れちゃったら、もうおしまいだもんね。
ずっと書き続けてほしいね…。
[ありがとうと言われると、微笑みを返しました]
領主の末娘 エリィゼ
>>135
うん。ずっと書き続けて欲しいの。
消えちゃっても……
書いていたっていう思いは残るし……。
いつか消えない日が来てくれるかもなの。
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