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はぁっ……は――おいおいっ…どういう事だ…!
[息を切らせてその場の様子を窺う。
死者を操るセシルと、迎え撃つアレク。彼女とは幾度か情報のやり取りをした事があった――その正体や所属は確実には把握できていなかったが、連合国所属で、アレクに見あらわされでもしたのだろうか。
続いて素早くアレクに目を向ける。
疑わしきを罰する厳しさ、苛烈な武功、なぜか纏わり着く戦場につきものの怪談めいた噂――耳にする情報はあまりにも彼から掛け離れており、受け入れきれずに考えないようにしていた最たる人物だった。
直に目にした彼は、変わり果てた血塗れたような瞳をして。
友と信じていた頃のアレクとは変わってしまっていたなら。その時になってから思い出など忘れて敵対すればいいのだと、ずっと心に予防線を張っていたのに。
動揺しあまりにも隙だらけの様子に、思わず銃口はセシルへと向かっていた]
っ……お楽しみのとこ悪いが、邪魔立てさせてもらう。
何か連合と帝国がいいように揉めてるんなら、漁夫の利のひとつも狙わせてもらうぜ。
[真正面から掛かられたら、自分の実力では叶わないだろう。そんな、上辺ばかりの理由をつけて。
もう片方の銃を牽制するようにちらつかせながら、飲み込みきれない状況の中頭を働かせる。眉を寄せ二人を交互に見やった]
[不意に現れた気配に気付き、刀に手を当てたまま警戒を強める。エリィも気付いたようで、誰だと問いかけた結果闇から姿を現したのは]
千早・・・?なんで、こんなところに。
[千早が軍の前線に出ているという情報はなかった。何故ここに。
と、エリィが語調を荒げ、敵意をむき出しにしていることで察した。千早は連れ戻しに来たと言っているが・・・所詮、追っ手というやつだ。]
千早、エリィは帝国には戻らないよ。
それはたぶん、千早が良く知っているはずだ。
[どうしてもというなら、自分も応戦するまで。
剣を抜き、魔力を込め、黒刀の姿を露わにさせ、警戒を続けた。]
連れ戻しに?
[彼女の言葉>>111に面食らったような顔をしたが、やがておかしそうに笑う。
戻る気なんてない。そういうように、一歩前へ踏み出す]
聖職者サマの考えは分かりませんね。
裏切り者にも慈悲を?それとも、また別の理由?
まさか、まだ過去に囚われてるわけありませんよねぇ?
[自分も一緒のはずなのに。
過去に縛られて。そしてそれに、気付かないふりをしている。]
――殺されたくないなら退け。
警告は一度。あの司教のようになりたくないなら、今すぐに。
[大鎌がぐにゃりと変形し、鉤爪の形態を取る。
威嚇するように空中を、造りだした氷の刃が浮遊して。攻撃されたならばそれで応戦するまでだ。]
そう、それは、寂しいな
[僅かに言葉通りの表情を見せながらアレクから距離を取る。元々、本来なら自分は戦場で力を発揮する能力だ。1対1の近距離でどうこうできるとは思わない。
飲み込まれた死者には有象無象の霊の一つが詰め込まれている。
もろともに魔力へと変換される様子に誰とも知らぬ霊への申し訳なさが去来するも、
相手が飛び下がった隙にと先の3体に続けてもう3体、次々と兵を生み出した。
けれど、生み出された兵はショットガンで吹き飛ばされたのだろう。近くに残るのは3体だ。
精密には作っていないため然程に魔力の消耗はないものの、こうして生み出しては消されを繰り返させてくれるとも思わない。]
[相手の答えに更に尋ねる前に、その目はグレンを捕えて揺れていたのだろう。
距離を詰めようとしたのにも気づかないのは確かに明らかな隙だった。]
[銃をホルダーに収めた。]
慈悲なんかじゃないわ。貴方は、大切な妹だから。
お願い…帰ってきて…?
[手を広げ、笑いかける。刀を引き抜いたクロロを見る。]
貴方も、一緒に。大丈夫。私が護るから…ね?
― 朝・医務室 ―>>89
[彼の何気ない優しさが嬉しかった。そんな、改まらなくていい。独り言として聞いてほしい。そう前置いて話し始める。]
昨日……司教が殺されたんだ。変わり者の僕に理解のある、いい奴だった。あいつと話したり笑ったりすることは、もう出来ないんだと思ったら………心が削り取られた気分だった。
どうしようもないよな。自分で散々他人の命を奪っておいて、今更こんな風に思うだなんて。理不尽に奪われたことに憤るだなんて。……一体どんな顔で、僕はエリィゼに叫んでいたんだろう。
[冷たく見据える彼女の表情を思い出す。数日前グレンが言っていた、帝国に恨みを持つ人間はやはり彼女のことだった。彼女が"ティナ"と叫んだ、張り裂けるような響きの篭った声が、まだ耳に残っている。自分もあんな声を出していたのだろうか。]
何でグレン君が……、
[それはグレンがこの地にいることではなく、この場に割って入ったことへの戸惑いだろう。
此方へと向けられた銃口に死者の兵が銃口から庇うように1体動く。]
、……漁夫の利を狙うなら、出てくるのが早いし目立ちすぎじゃない?
[アレクの方へと視線を流せば、>>107グレンの登場により大きな隙を見せた相手がいる。
自分の時とは全く違う反応。覚悟を決めていなかったからだろうか。そう思いたいとどこかで思った。
加えられるべき攻撃はアレクへと加えられない。]
何でそんなに帝国にいたいのか、グレン君は聞きたくない?
私はどうせなら殺される相手には決意が欲しい。
アレク君が帝国でどう言われてるのか、思われてるのか、私は知ってる。グレン君もきっと知ってる。
私はお兄ちゃんと私の為に連合にいる。アレク君は何で帝国にいたいの。
ずっと分からなかったんだ。悲しい、悲しいと、人が涙を流す意味が。
[一面の死体を焼く炎に背を向け、彼の兄の遺品を携えたセシルと歩いた時を想う。彼も結局は、僕にとっての世界の外だったのだろう。だから、激情に駆られることもなかった。
もしかしたら、セシルの涙を見て気後れしてもいたのかもしれない。僕みたいのが、並んで泣いていい訳がないと。]
生きている実感がなかったのは当然だ。自分とその周りの必要なモノだけを掻き集めて作った、ささやかな世界の中だけで、僕は満足していたんだ。
まるで、あの小さな手鏡の中、虚像の世界で一人蹲っていた時と同じ。
[その外のことはどうだって良かったんだ。神様気取りで枠の外から、何も感じずに眺めてた。]
…その鉤爪で私を切り刻むのかしら…?
優しい貴方に、そんなことができるかしら。
[笑って見せる。今の彼女なら、できるかもしれない。それでもーー信じたかった。最低限の防御用の魔法はかけてある。それが発動したなら…足でも攻撃して連れ帰ろうなどと甘いことを考えつつ。]
護る?
[その一言>>117が、自分の中の何かを爆発させた。
気付けば浮遊していた刃は千早に向かって飛んでいき、ただやり場のない怒りを叫んだ。
千早も、かつての仲間皆が悪いわけではないのに。
それを理解して、じゃあこの感情はどうすればいい?]
うるさい!帝国の人間に護られるなんてお断りだわ!
誰がいつ護ってほしいって言った?ティナを奪った軍の人間に、誰が!
――うんざりよ。
[涙が溢れる。けれどそれに気付く余裕などなかった。
喉が痛むほどに泣き叫ぶ。そして、投げかけるは彼女との思い出さえ否定しかねない言葉。]
こんなくだらない姉妹ごっこ、もううんざりよ!
[彼女はそれにどう反応しただろう。我に返って、息を整えようと胸に手を当てる。]
[そういえば、あの手鏡もグレンに所縁のある品だった。この前、僕の見つけるものに期待すると言った彼の瞳>>83を思い出す。今更理解したのが、こんな簡単でどうしようもないことだったと伝えたら、彼は笑うだろうか。]
あの時は暴走する程の怒りばかり感じていたけど、今はただ悲しいんだ。あいつのいないことが。
[死して尚、あいつが僕に語りかけているのかもしれない。戦わないでほしいと。慈しみの心を持てば、戦争はなくなる筈だと、甘いことばかり言っていた彼。]
夢枕にあいつが立ってたのかもしれないな……
[普段なら絶対信じないことだ。でも、今は胸に馴染む。あの日街を包んだ赤い炎と、今は亡い彼の顔が閉じた瞼の裏に揺らいで消える。
休息は終わりだと誰かが告げている。心は感情を蓄えて重く、そして安らいでいた。]
[相槌を打たせる間も無く、気づけばとうとうと語り続けていた。すっかり自己完結してしまって、彼を置いてけぼりにしていたことに気付いて、恥ずかしくなる。]
あ、と。長々話してしまって………変なこと言ってごめん、ジロ。変人なのは元々自覚してるけど、その……
[言葉が続かない。もしかしたら顔が赤くなってるかもしれない。こんなつもりはなかったのに。調子が狂って黙り込んでしまう。彼はどう思っただろうか。]
[刃が飛んできた瞬間、防御用の一方通行の空間魔法が発動する。方向は、エリィゼの右側ギリギリ。一つも当たらずにあさっての方向へ飛んで行く。]
…姉妹ゴッコ…
…あなたにとってはそうかもしれないわね…
[仕方なくホルダーからディーヴァのみを引き抜く。]
殺さないから…。
『ディレクトリ・ポート』
[彼女の武器を撃ち抜こうと、引鉄を引いた。]
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