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夢を失った少女騒霊 カナ=アナベラル に 1人が投票した
水橋パルスィ に 8人が投票した
ウサ耳の生えた 雪だるま に 1人が投票した
普通の魔法使い 霧雨魔理沙 に 1人が投票した
水橋パルスィ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、蓬莱山輝夜 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、夢を失った少女騒霊 カナ=アナベラル、ウサ耳の生えた 雪だるま、普通の魔法使い 霧雨魔理沙、Alkaid/Benetnasch 十六夜咲夜、フリーのカメラマン トミー、開陽武曲の剣士 魂魄妖夢、忘れ物を取りに 梓(あずさ)、忘れられた怪奇作家 佐取(さとり)、流離う世捨て人 カミカゼの9名。
>>2:82>>2:83
…あくまで俺の為なんだから、礼なんていらねえよ。
[取って付けたような誤魔化しを聞いて輝夜が笑う。
気恥ずかしくなってそっぽを向くが、彼女が椅子から立ち上がってこちらへと来ると何事かとまた振り向く。]
…んを。
[額をつんとつつかれた。
何とはなしにそこを撫でながら彼女の続く言葉を聞くと、また顔を背けてしまう。
照れている時の癖のようなものだ。]
よせよ、王子さまなんて柄じゃねえ。したっぱの騎士くらいが俺にはお似合いさ。
…だが、引き受けた。泥舟に乗ったつもりでいな。
[なんて、いたずらっぽく笑った。
…そう言いつつも、この時はまさかその日のうちに事が起こるなんて、まだ思っていなかった。]
ー昨夜ー
[人が一人いなくなったとあって、その日の夜は中々寝付く事が出来なかった。
布団の中でただ寝付くのも待っているのもなんだし、折角だから山荘を軽く見回ってこようかと思い立ち、布団から出るとそのまま廊下へと繰り出す。
しばらく歩いていると、やがて少し離れた場所で床の軋む音を捉える。
続いて扉の開く音。この近くにある部屋と言えば、談話室か。]
(…こんな時間に、誰だ?)
[気配を殺しながら、自分も談話室へと向かう。
そして、扉に手をかけた所で…室内から、短い悲鳴が上がったのを耳にする。
ここ数日の間で言えば、自分が最も多く聞いている声だった。]
…輝夜!?
[彼女に何かあったのだろうかと、勢いよくドアを開け放つ。
しかし、室内には人影は無く…
ただ、窓の外では雪だるまが佇んでいるだけだった。]**
[朝/談話室にて]
[昨日置かれたグランドピアノ付近で、相棒"ギター"を弾く]
走りだせー 前〜向いてー
かじかむ手でぇ 空に描いた〜
君の未来に祝福の〜 あーかーり〜と〜も〜すー
切り開け〜 その手でー
聞こえてるかい この声が〜
素直に笑える事 抱きしめー 今 走り〜だせ〜
[唄い終ると、余韻を奏でつつ思案する]
(事態は好転しねぇか…
無駄に歳喰ってるのに手が出せんとは、不甲斐ねぇな)
唯の自然現象ならそれこそお手上げだが…
そうでもないだろう。
黄昏のカミカゼ、厄介事もお手の物よ。
─ 自室 ─
[昨日の探索でも特になにか発見があったわけでもなく、ただ山荘内を詳しく見て回るだけとなってしまった。それが悔しかったのか寝つきは悪く、まどろんでいるだけだった。
怪しいと思う奴は、いる。ただ、確証がないだけ。]
(ただ、何もしてこないわけがない……
山荘を孤立させる力がある……慎重に……)
[まどろみの中、そう思った時だった。]
───ッ!?
[2名の感じていたはずの気配が、消えた。まどろみの中、すぐさまいなくなっただろう二人の人妖には当たりをつけた。
話はしてないが、山荘内で見かけたパルスィ。
それから竹林の姫さんだろう。]
…………霊夢なら、もう解決できるのかな。
[山荘に居もしない"天才"のことを呟いた。]
――食堂の一角――
…結局何もわからねえな
[山荘自体をしらべている者はたくさんいるので、俺は持ってきていた資料でこういうことをする妖怪や伝承を調べてみることにしていた。テーブルの上に広げているのは、多種多様なオカルトの資料である。]
…まあ、山荘に閉じ込めるとなればブロッケンの妖怪やら、雪女なんかがあるが……人間である俺らはともかく、姫さんやこいしちゃん、あのとがり耳の女の子とかを閉じ込めるとはおもえねえな
[それに、あの隙間やつながっている念話の件も有る。結論として…]
俺の持っている資料じゃ知識じゃ計れねえや、コレ
[何もわからないことが分かった、というだけであった]
……魔理沙たちは何かつかめたかねえ
[数人、念話でオーナーなどを調べていることは把握している。…聞くべきだろうか?まあ、何はともあれ…]
はらへったな…
[腹ごなしが、俺には必要だった]
…今聞き捨てならねえ言葉が聞こえたような気がしたぜ
[ぼんやりと念話の話を聞いていた俺だが、ふと気になった単語があった>>+12。まあ、そもそもあの俺を誤解した少女が隙間に行っているというのも気になるのだが]
ちゆりちゃん、あんた人間だよな?
魔理沙みたいな魔女とかじゃないよな?
……幻想郷は人間も飛べるのか
[なんて、驚いた声を出した。…おっさんも頑張れば飛べるのだろうか?]
>>2:80
[本に意識を傾けているため、魔理沙の表情はわからない。でも聞こえる声は、わずかに迷いがなくなっているように聞こえた]
礼には及びません。
……わかりました。他を調べる必要が出れば調べます。ひとまずここは任されたわ。
[魔理沙が出ていった後もほとんど一日中、書物を調べていたが芳しい成果は出なかったようだ]
・・・・ふむぅ。
[想定通り妖怪が2体落ちました。彼女らはいま山荘に居る中でも強力な部類に入る妖怪であるはずです。
しかし、隙間は変化していないようでした。]
これはちょっと困ったかもしれない。
[隙間の中には食べる物も水もない。2日もすればご主人様は帰らぬ人となり・・・自分もまた忘れられた妖怪に逆戻りです。]
─ 朝:玄関先 ─
[>>4の後、少しだけ仮眠を取り、焦りもしないで食堂へと向かう。その途中に玄関先を覗いていく。]
ま、当たり前だけど道具の類は無くなってはいない、か。
[道具は妖夢と持っていった個数がちゃんとある。動かしたり使ったりはしているかもしれないが、盗られたという事はないようだ。]
────────────あん?
[ふと目に付いた雪だるまの姿(>>7)。
心なしか一回り大きくなっていないだろうか?]
(………いや、でかくなってる、よな?)
[玄関から外へ出て、雪だるまの近くに寄ってみる。]
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