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― 焚き火の傍 ―
えっ・・・?
颯太・・・!
そーた!そーーーたぁああ!
きゃあああああああああああああああああ!
[目の前で颯太の体がいきなり崩れ去ってしまう>>2]
淡雪!
あなた、いったい颯太に何をしたの?
[いきなりいとこが消えてしまうなんて
あまりのことに淡雪の両肩を捕まえようとする]
─どこかの廃屋→広場へ─
………やっぱり一旦戻るか。
[何度も大声をあげて少し疲れてきた。君枝を探すにも、やはり懐中電灯はあったほうがいいだろう。そう考えたヒカルは広場へ向かって歩き出した。背中から何かが追ってくるような気がしたが、それはきっと気のせいだろう]
………?
[広場のほうから悲鳴が聞こえたような気がした。誰の声までかはわからない。でもまあ、どうせまた誰かの肝試しごっこなんだろうと愚考する]
[厄介な男が、消えた――。
悲鳴が飛び交う中、わずか目を見開き。
歓喜と己が手で成せなかった無念とは、しばし脇に置き]
――もしかして……。
[動揺と悲鳴の中で、ただ何かを考えるように一人立っている]
[露瓶の声>>5が耳に入る。
聞かれてもどう答えたら良いかわからなくて首を横に振る]
ごめん、ごめんね、露瓶ちゃん……っ
[こんな事が起きるなんて思わなかったのだ。
ただ、私は安心したかっただけなのに]
あ……
[奈央に肩を掴まれる>>11。何をしたのと言われても。
でも、何かしたとしたら、自分で]
わからない、わからないの……っ
カバンに水晶が入ってて、それで、颯太くんをみた、ら
きょ、かいから、戻る時光くんにしたら、大丈夫、だったのに
なんで、颯太くん……っ
[混乱した頭ではうまく言えない。
きっと伝わらない。
だけど何故、と問われたら自分にも、わからなくて]
…………え、
[その声を漏らしたのは、淡雪の悲鳴の為では無く。
その“血”が]
あ、ぁぁ……、ぁ…………!
[そんな、ずっと、ずっとずっとまちわびていたのに!]
[忌まわしき脅威は去るも、どうやら、別の力が働いているようだ
今、目にしているあの水晶>>17]
今度はあの淡雪とかいう娘の持つあの水晶・・・。
あの力・・・危険・・・。
[目を大きく見開いて呻きの様な声を漏らす。
くらり よろめいて、肩が社の壁にトン、とぶつかった。]
……。
[ゆるりと頭を上げてぼんやりとそれを眺めた。]
[そう。 それならば、僕が代わりに**]
――……、どうなってんの。
[呟いて、吐き捨てた吸殻を踏み消し]
ともあれ、広場が先かな……。
あの人数でパニくってたら、洒落にならない。
……多美、あんたは早乙女と仲良かったから、心配かもだけど。
う、うん。
[東の一言に頷く。
大丈夫、彼は信じても大丈夫。
そう感じる。そう感じている。
だから、大丈夫]
東吾にーちゃんなら、きっと大丈夫だよ。
だけど、広場には…いるんでしょ?
早くいかないと。
[集合場所には、真子が向かったのだから。
やっぱり、やっぱり。近くにいかないだけじゃ、ダメだったのかも知れない。
見えない所にあっても、嫌な感じが消える訳じゃないのだから]
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