奔放娘 明日香は、自分の分のカレーをよそると、*食べ始めた*

看護師 美代子は、酒場の店主 マリが山田 太郎のカレーに「何か」を入れたのを見逃さなかった。なのであえて放置した。

酒場の店主 マリは、人の姿をした鬼を見たような気がしたが、そしらぬ顔で看護師 美代子のポケットに「何か」を忍ばせておいた

酒場の店主 マリは、山田 太郎に座布団を勧め、自分のぶんのカレーを食べ始めた。「いただきます」

酒場の店主 マリは、自警団長 ヘクターにも、カレーを食べさせた「あ〜ん」

酒場の店主 マリは、自警団長 ヘクターおいしい？と聞いてからもう一度「あ〜ん」　…決してactを間違えたわけではない。

妾の子 玲音は、玄関から中をのぞきこんでいる。

看護師 美代子は、妾の子 玲音に微笑んだ。

酒場の店主 マリは、妾の子 玲音を手招きして、玲音のカレーをよそった。「カレー美味しいわよ」

妾の子 玲音は、2人に頷いて、ブーツを脱いで上がってくる。

妾の子 玲音は、看護師 美代子をじっと見つめた。

妾の子 玲音は、数分間見詰めて、手を合わせて「頂きます。」

妾の子 玲音は、看護師 美代子のカレーに栗を入れた。

酒場の店主 マリは、看護師 美代子のカレーに栗を入れた。　　　…フリをした。

酒場の店主 マリは、ご馳走様でした。と、手を合わせ、自分の皿とスプーンを片付けた。

妾の子 玲音は、のろのろとカレーを食べている。