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[私は見ているだけだ。彼女たちの無鉄砲さ、真っ直ぐさはよく知っている。彼女たちが今後歩むべき道には、同じく軽巡のフラッグシップ級や戦艦フラッグシップ級を何隻も相手にしないといけない。そのために、この鎮守府の防衛戦は必ず勝利しなければいけない。彼女たちの度胸が試される。敵艦右舷前方、左舷前方。それぞれに別れ、敵艦の分断を図り、クロスファイアの如く、彼女らの主砲、魚雷が斉射の構え。演習では互いに打ち合わせ、互いの息も合っている。味方への誤射はまずない。片方の射線から外れても、もう片方の射線に入れば当たるであろう砲撃、雷撃だ。]
…ちっ!那珂、川内、回避!
「えっ、きゃあっ」
「ひゃぁっ!」
[彼女たちを狙った砲撃(>>169)に、すぐに指示を出し、狙われていない私が駆逐艦を迎撃する。]
主砲九門、斉射!!
[ここまでの接近戦なら狙いはある程度でも当たる。しかし、あたったところで、既に近くにまでの接近を許し、波を立てるだろう。それによって体勢を崩した川内と那珂に、砲撃が当たる。]
「夜戦まで…大破するわけには行かないんだよぉ!」
「なんで那珂ちゃんに〜!」
[敵の砲撃により、那珂【小破】しかし、川内はなんとか切り抜けたようだ。砲撃の来ていない夕張隊は駆逐艦達を切り抜け、艦隊から距離を取ったことだろう。]
/*球磨は割と多摩ちゃんの行動次第で轟沈回避もあるのかもしれないクマー。
個人的には沈む気でいたけど。
>>170
[ヒヤリ、と悪寒がする。戦場に長けた夕立がしてきそうなことと、この状況の糸が依り合わさって、一つの線になる。
初雪は本能を信じてその場に伏せた。]
───ズドォンッ!
[果たして、先ほどまで初雪がいた場所近くの壁には、大きな穴が穿たれていた。]
[声にならない悲鳴を上げて、初雪は衝撃波に揉まれ、吹き飛ばされる。]
(読まれてる…この状況は、まずい…)
[けほっと小さな咳をして呼吸を整え、身の確認をする。]
[全身が擦り傷だらけで、セーラー服の腹部からは血が滲み始めていた。【小破】までいっている事を確認する。]
どうする…?
[ひとまず中庭の木陰で砂煙が収まるのを慎重に待つ。]
>>171>>172
いつ私が慢心したかしら?
貴女こそ、図に乗って慢心してるのではなくて?
[にやりと、同じ様に薄く笑い、無愛想に答える。
売り言葉に買い言葉。ある意味で対等に認めた証であった。以前の五航戦相手なら、鼻で笑って終わりだったから]
さぁ?
何故裏切ったか、どうしてこうなったのか、貴女は深海棲艦なのか。
貴女の口にも体にも、聞く事があるわ。
悪いけど、望み通りにはできないかもね。
[敵艦載機の攻撃能力が上がっている気がするという事実に、小さく舌打ちする。加賀の艦載機と装備は一部を除けば前と同じだ。紫電改二、流星、そして副砲。唯一、爆撃機だけ零式艦戦62型に変えていたけれど。艦爆を海面近くで飛ばし、その先を飛ぶように紫電が飛んでいる。少し後ろに流星という陣形だった。
多少押され気味になりながらも、撃墜されない様に紫電は戦っている様子]
>>172
……どうしても無理なの…。
[その発言で、私自身はいやがおうでも理解する。この戦いの現実を…。]
……今になって、そんな誰でも知っているようなネタバレ言葉をかけるんですか?……そんなまるで冷たい言葉で倒されるのを期待するなんて……。
[そう言いつつも、島風にも一粒の雨が頬を流れる…]
…龍驤さん…アナタってひとは…サイゴまで…めいわくを…かけけるなんて………!!!
[それは素直に思いを言って置かなかい龍驤さんへの非難か、それととももう戦わないといけなくて、龍驤さんを倒してしまわないといけない悲しみをまぎわらすものなのか…。早く頭の中を無理矢理にも切り替えようとする私には分からなかった。]
[そういうしまかぜは無言になりつつも、魚雷を回避するように動くだろう]
>>172
あら、そう。
いいのよ、素の口調で喋ってくれて。
[飛んでくる無数の雷撃。
それらを強引に体をねじって回避運動する事でかわす。
ぎりぎりを貫いた雷撃に内心で冷やせを流しながら、龍驤の方を向いて]
私に、構っている暇があって?
[ちらりと、島風と赤城の方を向いただろうか]
>>126>>138
[何度も、何度聞いても飽き足りることなく、私の心に幸せをもたらしてくれるお姉ちゃんの大好きに、私も何度だって頷いて、与えてくれた以上に幸せを返したくって…]
ありがと、なのです。
はう…。
[きついくらい、それでもそれが心地いい程の抱擁で声が漏れて、とろんと瞳がとろけて…もう一度それに応えるように口付けを交わそうと…。
けれどそれは多摩さんの声で遮られて、まだ成さねばならないことを思い出す。]
…暁お姉ちゃんも、助けないといけないのです。雷お姉ちゃんも…手伝ってくれる、ですか?
[本当に私達姉妹が幸せを掴むために、成さねばならない。抱きしめあうお姉ちゃんにそう問う]
>>176
[外した。そう直感が告げる。だが回避したとして吹き飛ばされたはずだ。そこまでは読めた。爆音の残響で初雪の咳が聞こえていなかったのが、トワイライトには不運だっただろう。]
(………ドコダ?)
[飛ばされる位置までは予測できない。しかし……]
(……コレハ、"血"ノ臭イ?)
[かすかに香る、戦場で夕立が嗅ぎなれた臭い。その感覚はトワイライトにも引き継がれていた。匂いのする方にあったもの。]
(アノ木陰、カ……)
[砂塵の中でも覚えているその方角。そちらに向け、12.7cm連装砲B型改二、10sm連装高角砲の両方を向ける。その木ごとと吹き飛ばし、とどめを刺す。]
『チェックメイト……』
[砲撃のトリガーに手をかけた……]
>>178
さあ、どしてやろな。
まあ、もうすっかり慣れて、これが素ぅになってもたんは確かや。
[島風の慟哭に。うちもまた悲しそうな笑みを浮かべて。
ただ、それ以上答えることなく攻撃を行う]
うちは、手数多いさかいな。島風。どこまで耐えれる?!
[浮遊要塞のうち一つが、島風に向かって8インチ三連砲で攻撃する。そればかりではない。島風は気付くだろう。かつての演習の時のように。艦載機の魚雷投下が、明らかに一つの筋道を作っていることを。あからさまな罠に見える。島風自身はどう動くだろうか]
>>179
[こえに、にぃと、しかし目じりに悲しさを含んだ笑みを返して。
加賀に直接攻撃はしない。翔鶴の邪魔にならない程度に、艦上戦闘機を周りに飛ばすにとどめている。]
[ 幸せそうな声を漏らす電>>180と、蕩ける瞳で見つめ合って。
そこへ、多摩の声>>126が飛んできた、顔を上げ彼女を、撤退する初雪を、暁…レギオンを見て、そして電と、響を見る。
まだ、この戦いは終わっていない ]
…うん、みんなで一緒にって、約束だものね。
もちろん、私だって、暁お姉を助けたい。
[ 電の問いには、力強く頷いて答えた ]
独りになんて、絶対にさせない。
[ レギオン>>133の方へ向く、四人ともにこりと微笑んでいた ]
暁お姉……お姉も一緒に帰ろうよ。
…大丈夫、電も私も、響お姉も…待ってるから。
>>157
<流石は姉妹ね…と言いたいけれど。>
[加古とは対照的な、静かな物言い。]
<あの手紙は確かに"私"が書いたもの、けれどこれも私の想い。>
<加古は本当に私を知っているの?>
[静かに…それでもわざと、彼女を煽る様な物言い。]
<私が古鷹の中にいるの…だから私が古鷹だよ?>
(ふーん…意外と冷静ね。見通しが甘かったかしら?)
[単純に突っ込んで行く艦隊爆弾を目の当たりにしながらも、霧島が率いる艦隊は見事な意思疎通でヴァジュラが用意した駆逐艦隊に攻撃をしかける。その結果―
―大きな水飛沫が上がる。駆逐艦隊と霧島自身の攻撃で2機1組で突っ込んでいた艦隊の片方に被弾し、それぞれ大きな爆発と共に、爆風と火のカーテンが敷かれる。残りの駆逐艦はおおよそ10機。]
『それなら、こうしましょうか?』
[だが駆逐艦隊は尚も怯まず真っ直ぐ突撃していく。間近で大爆発を起こせば、それだけで戦況は傾く。]
『―それに、この艦隊に恐怖もなければ感情もないの。その異質な環境に、いつまで心が耐えられるかしら?』
[さらに残っていた4機の駆逐艦隊は、別働隊として単縦陣になり、この海域から抜け出そうとする。
―そう、鎮守府を爆破する為の特攻隊として。そこに加え]
『さて、私も行くわよ。主砲五門、斉射!!』
[ヴァジュラ自身の遠距離砲撃も発射される。
それは霧島へ向けての砲撃。じっくり霧島の動向を伺っていたヴァジュラには狙いを定める時間があった。よって、その命中精度は上昇する―!]
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