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ー海上ー
[どうにか球磨に会えないかと考えた多摩は、とりあえず海に出て、そこら辺を泳いでいた軽巡ハ級をしばき倒していた。]
…見逃すから、この手紙を球磨に渡してもらえるにゃ?
[中破させたハ級に魚雷の頭をグリグリと押し付けながら、この上なく友好的な声音で語りかける。
ハ級はコクコクと快く何度も頷いてくれたので、球磨へとしたためた短い手紙をくわえさせると、「命が惜しかったらもう来るんじゃないにゃー」などと手を降りながら、去り行くハ級を見送った。
最も、他の艦によって沈められるかもしれないし、無事球磨の元に手紙が届くとも限らない。
手紙を読んだとしてもそれに応じないかもしれないが…まあ、その時は仕方ないだろう。
ちなみに手紙の内容は、明日朝六時頃、互いの拠点の中間位置辺りで会いたいという物だ。
追伸として、手紙を運んだハ級を手当てしてやるよう綴られているだろう。**]
>>275,>>270,>>309
……行きましたか。
[撤退を確認すると、艦載機を収容し背を向ける。
彩雲単独での偵察続行も考えたが、リスクを考慮してやめる。鎮守府内の状況は大体分かった。まずは味方を集めることが先決だ。]
そこの二人、戻りますよ。
[そう言うと、響と電に歩み寄り、それぞれ片手でひょいと持ち上げる。]
ドックまでは運びます。そこまで行って自分で歩けないようでしたら、頬を引っぱたきますからね。
/*
あ、作戦会議ロール回す?
もし回すなら、空母組は別動隊として動いて、前線基地周辺の制空権確保するんを提案するかな。
[ 球磨>>333に頭を撫でられながら、少しだけ目を細める。
立ち上がったサラトガ>>329に遅れて、ゆっくり立ち上がった ]
分かったわ。
夜になったら、また出撃する。
あの子が来てたら、迎えに行かなきゃ。
[ 急ぐ気持ちが大きいのだろう、そんなことを言って ]
会議?わかった、すぐ行くね。
[ 施設内へと入ってゆくだろう ]
――廊下――
はぁ……、はぁ……、はぁ……。
[一体どれほどの距離を走ったか。呼吸も絶え絶えになり、壁に背中をもたれさせても中々整わない]
ダメか……、闇雲に探してるだけじゃ……。
古鷹……、青葉……
[あの優しい姉と憎めない悪友はどこにいるのだろう。…と、適当にポケットに突っ込んだ手が、何か硬いものに触れる。取り出してみるとそれは、ずっとポケットに入れっぱなしだった…青葉のカメラ。]
そういえばこれ、まだ見てなかったな…。
[何か居場所に手掛かりがあるかもしれないと思ったか、それとも、平和だった日常を思い出したくなったか…あたしは、カメラに映っていたものを確認して…]
……戦場?
[迫り来る深海凄艦、応戦する青葉。どうやって撮ったのかは知らないが、かなりの迫力だ。退役しても戦場カメラマンとしてやってけるかもしれない。…ただ、途中から…おかしくなっていく]
あ、青葉……?
[被弾し、吹き飛ばされる青葉の艤装。大破どころか、これじゃ、まるで……]
お、おい、お前ら、何やって…
[次に映ったのは…深海凄艦に取り囲まれ、少しずつ装甲を剥ぎ取られていく青葉の姿。そして、全てを剥ぎ取られた青葉に、更なる魔手が忍び寄って……]
――――――――ッッッ!!!
[とても見るに堪えない、壮絶な最期。ずるずると背中が壁を擦り、あたしはそのまま床にへたり込んだ]
なんだよ、これ……、なんなんだよ、これはぁぁぁ!!!
なんでこんな、こんなものが映って…!
じゃあなんだったんだ、昨日の青葉は!アイツは……!
[拳を壁に打ち付ける。衝撃音が轟く。…それでも、気は治まらなかった]
アイツも、黄泉返り…深海凄艦だったって、言うのか……?
畜生……、畜生!!
[拳ににじむ血も痛みも霞む、深い…深い悲しみと怒り。
そして、後悔が渦巻く]
何で何もしてやれなかった…何で、気付いてやれなかった……
/*>>*311
作戦会議ロール自体はキンクリでいこうと思ってるクマー。皆が集まってこういう作戦でいく事にしましたよ、みたいな感じで。
メタ的にはコアタイムの合う者達で戦線組んでそれぞれの海域にレッツゴー、みたいなことを言うと思うクマ。
>>335
……。
[無言のままひょいと、造作もなく赤城さんに持ち上げられてしまうだろう。
そのまま帰投するまでは身動ぎすらせず、言葉の一つすら発しはしない。]
>>311>>344
[提督室で折鶴を作っては捨て作っては捨ての作業を繰り返していると、見るも無残なう方になったハ級が提督室に転がり込んできた]
『……;;』
[ぶるぶる震えて手紙を渡す彼女をとりあえず直すようにオ級に言いながら、封筒を開ける。そこにあるのは見慣れた、懐かしい字]
ふふっ、多摩ちゃんからお手紙が届いたクマー。
[明日の6時、中央海域で待つ。ハ級を治してあげる様にという気配りは、自分の大好きな姉らしいと思ってほほ笑んだ]
多摩ちゃんからのラブレターとあっては断るわけにはいかないクマ。明日は早起きしないとダメだクマ。
楽しみだクマー。
[多摩がどんな思いでこの手紙を窘めたかを想像しながら、うきうきとした調子で続きを読んでいく。罠である可能性は、考えているが無視した]
>>341
[ドックまで戻っても、電はまるで動かない。まるで抜け殻だ。]
(……姉妹がああなってしまっては、当然ですね)
[かと言って、今の赤城には時間が無い。放心している稲妻を座らせ、自分の方を向かせて
右手で、その頬を思いっきり引っぱたいた。]
目を覚ましなさい。
放心していたところで、事態は何も変わらない。
[厳しい渋面で、凛と言い放つ。]
(……といっても、あの様子では……
……戦線復帰は、無理かしらね)
……電さん
[ふっ、と力を抜き、ぼろぼろの体のまま柔和な笑顔で、どこか疲れた悲しげな表情で……赤城は言葉を紡いだ。]
……戦うことができないなら、装備を置いて安全地帯へと非難し、身を隠しなさい。後の始末は私たちがつけます。
辛いのはわかる。だから、立てないのなら下がって。
[姉妹の裏切り。彼女には荷が重いだろう。]
[前線基地へと3人へ戻って行く。雷>>336に調子よく頷いて]
響ちゃんも電ちゃんもきっと来るクマ。バンシ―ちゃんには前線に出てもらうつもりだクマー。
[>>340案があるという龍驤に、前線基地に入渠所を思い出しながら]
まだ10個20個くらい残ってたクマー。空母のサラトガちゃんは優先的に使うべきだと思うし、遠慮なく使うといいクマ。
ふふふふ〜ん、期待してるクマー。
[来たときに同じく、意気揚々と戻って行くだろう。かつての仲間、そしてもうすぐ仲間となる彼女達を沈める作戦会議に。
――その中には多摩も入っているという事も、理解しながら]
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