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>>310>>313
[提督室で暫く鶴を折り、あるいは誰かと会話をしていただろうか。ともかくその後、球磨は前線基地を見回る事にした。
埠頭に誰かがいるのを見つけて意気揚々と歩いていく。その姿に裏切りに対する気負いの様な物は全く見受けられないだろう]
どうしたクマ?二人ともしけた顔並べて……今更鎮守府の皆に懺悔でもしたくなったクマー?
なんだったら、深海棲艦としての先輩である球磨が聞いてあげようかクマ?
[あっけらかんとした表情で、サラトガとバンシ―に話しかける。気持ちの沈んだ二人にそんな球磨の態度はどう映るだろうか]
>>287
ええ、早くのんびりするためにも…頑張りましょう。
[山城の言葉に頷き、初雪はいつになくやる気を見せていた。この緊急時だからこそ、真価が問われるのだとも。]
…古鷹さんは大丈夫、ですか?
[再度念を押すように古鷹を向いて訊ねた。]
/*>>*288龍驤ちゃん
ありがとうだクマー。>>317で落としたクマ。
>>*299夕立ちゃん
それは紛らわしい事を言って申し訳なかったクマ。ごめんだクマ。
>>*290
[そう。こんなのはおかしいと分かっている。
分かっているのに――どうしようもない現実が鎮座している]
…ごめん、ね。私ばっかり弱くて…
[抱きしめられると泣き出したくなった。
だけど、泣きたいはずなのに涙は嘘のように流れなてくれない]
[ 補給待ちと言うサラトガ>>319に、そっかと頷く。
バンシー自体は不安定な存在だ、幾つもの意識が混在し、どれが本当の気持ちなのかがよく分からなくなる ]
クマちゃん…。
[ そこへ、自分たちを統率している球磨>>317がやってきた。
深海棲艦としての名前は、フェイ・クルーザーだったか。
これまでとまったく変わってないように見えるので、クマちゃんと呼んだほうがしっくりきているのだが ]
懺悔…か。
今日、一緒に寝れなかったな…って。
約束してたのになぁ。
[ そんな彼女が頼もしくもあり、不思議でもあった ]
>>302
[綾波と別れた後、初雪は俯きがちに顔を伏せながら基地に帰投した。]
交戦…⁉︎
[相変わらず騒動は続いているようで、深海棲艦との交戦もあったようだった。]
霧島先輩…
[気の休まる暇もない。初雪は廊下を駆けて、霧島達のいる場所へ向かった。]
加古…、霧島先輩は…大丈夫…?
[倒れている霧島の姿を見てぞっと悪寒が走る。慌てて神妙な様子の加古に訊ねた。]
/*
・・・どうしよう、球磨さんの後ろから現れて、「大丈夫よ、海底で約束を果たせばいいの」
とか雷にいいたいわ
いったら完全に外道よね
>>321
初雪か…
[握っていた拳を下ろし、来訪者の方を見やる。その様子は、少し元気が無いように見えたかもしれない。]
大丈夫。…大破してまだ意識失ってるけど、完全にやられたわけじゃない。
ただ…かなりいきり立ってたから、意識戻ったら大変かも。誰かがついててやらないと。
>>*294
[私を抱きしめるその小さな背が、震えていた。
…私はいったいなにをしているのだろう。
困らせたいわけじゃない。苦しめたいわけじゃない。
――守りたい、だけなのに。]
…大丈夫。今度は、ちゃんとやるから…
[絞り出すようにそう告げて、身を離す。
修復が終わるまでは、サラトガの隣にいただろう]
>>322
分かりました。
旗艦大破はかなりの痛手ですが、無事で良かった。
[初雪はほっと胸を撫で下ろす。加古も憔悴している。それは無理もないだろうと思った。]
加古、ここは私が預かります。
霧島先輩が目を覚まし次第、反撃に転じつつ内部の破壊工作の鎮圧に動きます。
今は、ともかく現状の確認と仲間の安全を優先してください。
[ぽん、と初雪は慣れないぎこちない動作で、励ますように加古の肩に手を置いた。]
私に、任せて。
>>319>>320
[ホームシック、それに約束を守れなかったという二人に大げさに頷く]
球磨もあの鎮守府は恋しいクマー。球磨も多摩ちゃんと一緒にこたつでぬくぬくしたいクマ。
[そう思う事を球磨は否定しない。今は敵同士といえど、かつては間違いなく仲間だったのだから。
だからこそ、その気持ちは利用する]
――でも、それはもうすぐ解決する事だクマ。この前線基地を乗っ取ったみたいに……その鎮守府を乗っ取って、あそこにいる皆も球磨達と同じになれば……一緒にあの鎮守府で寝る事だって出来るクマ。何も問題はないクマ?
仲間を沈める事には躊躇いがあるかもしれないけど、一度仲間にしてしまえば……電ちゃんも、響ちゃんも二人に心の底からまた微笑んでくれるクマ。
[龍驤が第六駆逐艦の姉のような存在になっている事は知っている。二人に向けて、演説の様に言葉を放つ]
あの二人の笑顔をもう一度見るために……どんなに今が苦しくても、希望を捨てずに頑張ろう。姉妹の絆を取り戻すんだクマ!
[笑顔だの希望だのと、都合のいい言葉で仲間を沈める事を正当化してみせる。鎮守府にいた時と変わらない、飄々とした笑みで]
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