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【魔術師の塔・裏庭】
>>鉄>>隠>>狐
[咆哮と共に裏庭へと藪から飛び出した一体の赤茶のイタチが]
[貴方達の目の前で見る間に一人の老婆へと変わり立ちすくみ]
[息を切らして二人と一匹とを見ていた]
―――… …
[刺さった矢と、抱きとめる人と、ただそれを見つめる人と]
>>99(>>102)狐
[きみの口からぼうっと漏れ出す光を、まだ行かないで、と言うように手で追う。
しかしそれは青年の手をすり抜けて、遠くへ走り去って。その背を見て、きみはもう違う世界に行ってしまうのだと確信した。]
[ぽろ、ぽろ。
青年の頬を伝って零れ落ちる涙が、変わり果てた狐の亡骸に落ちる。
そっと、からからになったきみを、意識下に流れ込んできた思い出とともに抱き上げた。]
…ごめん、ごめんね、ごめん、
>>鉄
[あなたが青年に声をかけようと、無視してこの場から立ち去ろうと。
青年はただ、腕に抱いた狐の亡骸を見つめていた。]
>>105獣
サラさん、
[赤茶のイタチがあなたの姿に変わるのを見て、息を切らすあなたを見て、
青年の瞳はまた困惑の色に揺れて、]
僕は……ぼく、は、
[腕の中の亡骸を見た。]
>>101鳥
まったく。兄さんはいつもそうだ。馬鹿だね。
[パイや食器をあなたの前に並べて。盆と一緒に持ってきていたティーポットから、飴色の茶をカップに注いですすめた。言葉尻の批難には、罵りというよりも悪戯した子供に呆れたような色が濃い。]
[ぎ][再び席について。]
……フラニーは、嘘吐きだよ。俺は音叉じゃないよ。
――って、一応言ってはおくね?
[ぢゃく、と音を立てて包丁の切先がパイに埋まった。ぢゃく、ぢゃくと手元に視線を落としたままパイを裁断して。あなたの言葉に耳をかたむけ続ける。]
――…ん。わかったよ。兄さんはそう思うんだね?
それなら、俺は待ってるよ。牢屋でも、それ以外のどこかでも。
寝小便垂れてた頃みたいに、縋って泣きわめく程子供じゃないしね。
[ちょっと衝撃はあったけど、とこぼして。ちゃく。丸い円盤が、ひときれ分欠けた。食べる?と小首を傾げてみせつつ。]
あと、兄さんはアンの事はどう思ってるの。
本物だと、思ってる?
【魔術師の塔・掲示板前】
[掲示板を見上げていた。羊皮紙一枚一枚を睨むようにしていた。微かに口が開いていることにも気付かず、しきりに目の前のものではない何かを指折り数えていた。増えた情報の一つ一つを飲み込む。激しい違和感がある。――足りない。音叉ではない人間の数が足りない。音叉はまだ二人。]
[【星詠み】が変わった。当然、よく知る人だった。深く眉根を寄せる。【音叉】として挙げられた、あの人と話さなければ良かったと思った。頭の中がごちゃごちゃとして、途方に暮れてしまいそうだった。"ヴァルにー"は、【音叉】ではないという。そして、ヘールだってそうだ。当たり前のことだ。]
……それなら。
[それなら。思考が口をつく。唇が渇いていく。全てが正しかったとなら、残りの音叉であるべき人間は、奇しくも二人共、絹のような髪色をしていた。
思い返した彼らが、陰もなく笑う。何かを酷く間違えている気がして、もう一度何かを数えた。]
>>105獣
[ミリオと狐にかけていた言葉>>103を、貴方も聞いたかもしれない。それは分からない。ただこの人は言葉に続いて、声無く薄く唇を開閉させていた。青白い顔に、困惑と衝撃に見舞われたことがはっきりと示されていた。]
[ミリオが声をかけて、ようやくこの人は貴方に気付いた。僅かに唇を舐めて、]
──……どうも。サラさん。
[言うことは何も思いつかなかった。だから、空虚な挨拶ばかりした。]
>>112獣
──"誰"も!
"誰"も、狐を殺してなんていませんよ。サラさん。
[急に、少しだけ声を張り上げて。やれやれというモーションを見せるように、ぶらりと両手を振り上げた。]
掲示板。見ましたかね。
俺が、彼に、ミリオに【音叉】だと言ったものですから。
放ったんですよ。矢を。
そうしたら、偶然、狐が飛び出してきたばかりで。
"誰"も、狐なんて殺していませんよ。
>>112獣(>>鉄)
僕が。
[質問に答えるべく、は、と口を開く。
言い出しこそすれど、その先は何かがつかえたように言葉が出てこなくって。
何度も何度もしゃくりあげるのを必死に飲み込みながら、さんざ泣きじゃくった子供みたいな声で呟く。]
僕、が。
ローズ、に、放った矢が。急に飛び出してきた、この子に。
あの子は、道を間違わないように、なんて、言ったけど…ぼく、は…。
[また、腕の中の亡骸に視線を落とす。]
…ごめっ、ごめ、ん、なさい……
[謝るとか、謝らないとかではないと思ったけど。
ただ泣きじゃくる子供のような声と顔で、謝った。]
>>109 塵
だぁから、いつものことだろ。
いつも元気で気が利く弟と、いつまでたっても体力ばっかりで頭の回らない兄貴。
[そう、近所の噂を口にする。気にもしていないのだけれど、あんまり聞こえよがしに言われるのでいやでも耳に入る。いつも仲が良くて離れない、なんて声も。]
…信じてる。でも、今日を逃したら、俺は二度とお前を疑えねぇんだよ。
許してくれなんて、言えたもんじゃねぇけど…悪ぃ。
よく考えてくれ、って張り紙に書いたけどよ。
昨日、散々フラニーが疑われてたのを考えると…票はどうなるんだろうな。俺にも入るかもしんねぇ。
…あぁ。お前が、俺を信じて待ってくれるんなら、頑張れる。→
>>塵(続き)
[肩をすくめた。パイを切る音を聞いていると、自分が弟を敵と疑っていたり、明け渡そうとしたりしていることを忘れそうになる。
心地よさから来る眠気と戦いながら、声を出していた。]
どうだろうな。言ってることは納得がいく。俺を読んだのなら、フラニーを隔離したい気持ちになったのもわかるしよ。
できたら、会って話がしてみてぇな。
…なんか俺ばっかり話してるな。ヘールの考えも言えよ。
[首をかしげて、そう問い返す。]
/*
箱戻りーの。さてどうするか……。
とりあえずはヘルに手紙ですかね。
兄占なら弟視点、光をガン庇いするので放置したいところではあるんですけど、変えなくていいってすると塵視点、メタじゃなく光が透けるんで、変えとくべきだよなー。
ってのがまず一つ。
/*
>塵
[君のうなじに、昨晩感じた「何か」がよぎる。それは君にしか伝わらない感覚だ。
どこか遠くから、「彼女」の声がする。]
やっぱり、ヴァルにーはおあずけ。
わかってるよね? 「アンブローズさん」だよ。
今日はあんたを生かしてあげる。
しっかり仕事はやんなさい。
[それきり、声は途切れた。]
>>118獣
───……
[君の、射抜くような視線。それははっきりと確認した。ひくと口端が痙攣して歪んだ。それは作り笑顔のつもりだったらしい。が、黒い隈にふち取られた亡霊のような目つきはそのままだし、色の薄い唇は小刻みに震えるばかりだった。]
誰も。
間違えていませんよ。
[大きな声ではなかった。だけれど、確かに断言した。]
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