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【雑貨屋・店内】
ありがとうございましたー!
[そうして、先ほど自分が包んだばかりの小袋を手にした、客の背を見送った。店の賑わいが、不意に途切れる時がある。まるで示し合わせたかのように一斉に客がはけてしまって、さほど大きくない店内は、それまでが夢だったかのようにしんとしてしまう。外の雑踏ばかりが聞こえる時分は通常、寂しく感じるものであったが、今回ばかりはほっとしていた。一人で店番をこなしていたからだ。店主である父は届いたばかりの部品に夢中であったし、少し前に出かけた母は帰りが遅い。おそらく、どこかで世間話の輪に捕まっているのだろう。]
――うん。大丈夫そう。
[店外を伺えば、まだ少しの間、気を抜いていてもよさそうに思えた。勘定机裏の椅子に浅く腰掛ける。客側からは隠れた引き出しを開けて、取り出したのは針と数枚の布。小指の長さほどの針をしっかりと摘んで、もう片方の手で布を合わせ持つ。一度目を閉じて、意識的に深く、一つの呼吸を済ます。目を開ければ、針穴からか細い尾がする、と伸びた。仄かに光る魔力の糸が、針に続いて二枚の布を潜り抜ければ、それらは縫い目もなく繋がっていく。――静かな時間が流れる。]
>>184銀
リコのほうが痛そうだよ……!?
[兄と一緒になって、あなたのお鼻をハンカチで拭いながら。鼻血や泥で汚れていない部分の布地で、他の箇所の泥も拭っただろうか。]
あ……うん、ごめんね。子供扱いしちゃったね。
お節介なんて全然。むしろ兄がご迷惑かけました。ありがとう。
[貴方と目線を合わせる様に、その場にちょこんと正座をしながら軽く頭をさげて。ぽすりと貴方の頭に手をおいた。]
破らなくていいよ。大事なローブだろう?
たしか、替えのハンカチがあったはず…。
[それで代用できないかと、貴方の頭を撫でた手をひっこめて鞄を漁りながら。]
>>178 塵(銀)
[心配されるようには〜、という言葉には、当たり前だろうが!としかめっつらで返したけれども、心配させてケガまでさせたのはどうしようもない事実である]
…あれ、もうそんな時間か。遠回りさせちまったな、悪い。
[太陽の高さを改めて確認して、首をかしげた。]
俺だって好きでケガさせたわけじゃねぇよ!
……。………。[ため息]
>>184(銀)
ごめんな、リコシェ。
お前があそこにいるとは思ってなかったな…。
お前もここの人間なんだから、当たり前か。
[頭を掻いてテラスを見上げる。
ローブをちぎろうとする様子を慌てて手をつかんで制止した。]
だっから大丈夫だっつってんだろ!
お前はガキなんだからまだ丈夫とは言わねぇんだよ。
[手についた血を見て、うわ、これは痛ぇ、と一人呟いた]
>>179 鉄
狐は石畳を走ってゆく。
一歩を踏み、二歩を踏み、それらをすぐに過去のものとし、跳ねるように全身を前へ前へと運んでゆく。
その速度が、だからきっと仇となったのだ。
視界に現れた足に反応しきれず、ニワトリを把持した狐の顔面がしこたまそれにぶち当たった。抗議するようにニワトリが奇妙な鳴き声を上げ、
――"לעזאזל"――"Merde!"
狐の周囲、沸き立つように墨色の文字が顕現する。
――"Damn!"――"該死"――"لعنة"――"Verdammt!"――
もしかしたら、間近のアンブローズの服にすら、その影響は表れたかもしれない。
衝動的な罵り、怒り、苛立ち、忌々しさといったものを想起させる言葉が無数に浮かび、黒を世界に滲ませる。
狐はぐるりと身を回転しながら、勢いを殺しきれずに吹き飛んだ。衝撃で喉笛を妙な具合に噛み砕かれたか、ニワトリは足を痙攣させ、あなたの足元に転がっていた。
/*
>>181 隠
もしよろしければ下記のような既知設定をお願いしたいです。
いかがでしょう?
・猟師さんということで警戒しつつも、何度か会話(※)したことがある
・餌の少ない冬場に餌をもらう機会があり、夏になって変わった植物やきのこなどでお礼する、など物のやり取りがある
逆に、隠さんの獲物をかすめ取ったことがある、などでも面白いかなと思いつつ
※隠さんは動植物と意思疎通ができるということなので、テレパシー会話的なにかがいいかななんて
(現時点、ルナールは口では喋りません)
*/
>>167光
[その、気を使う小猿は鯨に驚いて部屋の隅に逃げていた訳だが]
困ったモンだわ…ちやほやされて育ったせいか、根っから甘えきった子でね…リコには悪い女の見本よ、って昔から言ってるけれど。
[肩をすくめて、首を振る。10にもならない少年相手にやはりどこまで本気だろうか]
…せいぜい、乱暴に扱わないよう気をつけるわ。
せっかく苛めて欲しいって相手がいるのに、張り合いが無いものね。
[解決、に返事はしなかった。その代わり、無言で見上げるもの。
ず、お、っとそれは音なき音でいっぱいに膨らむように、巨大な淡白い身体を優雅にくねらせて現れた。広い研究室を満たすように、うっすらと光って泳ぐ…一頭の鯨]
。… …なるほど、高度だわね。…綺麗だこと。
[野の獣を見る時と同じ、見開いた目が静かに輝いていた。
リュミールの言葉を反芻するように呟くと、見上げていた視線を下ろして。そうして貴方を向いて、今度こそ本当に珍しい位、嬉しそうに微笑んだ]
良い物を見せて貰ったわ。お邪魔したわね。
[箱を返しながら、それだけ言うと扉を振り向いた]
>>186塵>>187鳥
[二人に面倒を見てもらっている子供の図。一瞬で自分の脳裏に現実の図が浮かんで、がっくりと肩を落とした。
ヘールの手がぽすりと頭にのれば、頭もわずかに下がっただろう。]
う、ううん。ぼくが、心配。しすぎた、みたいです。
大騒ぎ、して。ごめんなさい。
[ヴァルチャーの手がローブを握る手を制止する。鼻血も拭われて、「すみません」なんてかすかな声。
ローブから手を離せば、頭からヘールの手が離れたタイミングで改めて、ぺこりと頭を下げた。]
[深々と下げた頭を上げれば、改めて自分の顔を、聖痕の見える左手でグイと拭う。]
ヘルさん、が。ハンカチ。持って、らっしゃる。そう、ですから。
それで。痛いところ、押さえて。ください。
けど。ヴァルさん。いっつも。ここで、さっき…みたいなの。
してらっしゃる、んです?
>>188狐
[その狐はあんまりにも速度に乗って駆けていた。それが差し出したブーツの側面にぶち当たれば、衝突の勢いで指先の角度が傾いた。
ニワトリが飛ぶ。人々は騒ぎにざわめいていて、狐に注目している。きっと店主か、騒ぎに乗じた誰かが、すぐに持っていくだろうけれど、誰も気付かない。
狐の走路を遮った青年もまたそうだ。前方へ飛ぶ狐へ視線を走らせた。]
[その時だ。文字が実物として、世界に現れたのは。]
ッ……!?
…… これは、
おまえは──……?
[こんな魔法を、人が放つ理由が思い当たらなった。
黒に染められたせいで喧騒に満ちる人々をよそに、青年は吹き飛んだ狐を追う。
"彼"は倒れたのだろうか?殆ど地を蹴った勢いのまま、腕を伸ばし、"彼"を拾い上げて確保することを試みた。]
>>190 獣
……あは、は、僕はリコって年上好きだなぁとしか言えないです……。
[貴女の孫への評価に肯定も否定もできなかった。]
僕みたいな若造がすみません。でも、是非そうして下さい。
サラ先生に僕が勝っちゃいますもの。
[返事を聞けぬまま、見上げる。
優雅に泳ぐ始めてみる鯨の姿に興奮を表情と瞳に宿していた。]
はい……先生にぴったりです。
[あなたと視線を合わせて、少しおくれてこちらも酷く嬉しそうに笑った]
あ、いえ。お会いできてよかったです。
先生、また何かできたら見て下さいね。
[扉を振り向くあなたに頭を下げた。]
>>191 銀
[血を自分の持ってる古い布で拭う。泥と血で汚れたそれをしまって。]
いらねぇよ手当てなんか。大丈夫だって。
いつものことなんだから、一晩寝れば治る。
[打った肩を確かめるように押さえる。鈍い痛みがだんだんと広がってきたところだったが、ぐるりとまわして見せて…痛てて、と小さく呻いた。
いっつも、と聞かれれば、気まずそうに目を逸らして]
アンとか、研究所の人には言うなよ。前に出入り禁止になってな…次バレたらどうなるか…。
それにいっつもじゃねえって。
[壁はその一帯だけ、妙に黒ずんでたり、装飾が欠けてたりしているが…]
…あそこに手が届いたのは久しぶりだなー。もうちょっと上行けそうだったし。やっぱここいいな。
[うきうきと壁を見上げるその顔に、反省の様子はない。]
>>192 鉄
狐は貴方の視線の先で、よろよろと立ちあがっていた。
その背にした壁に、じわりと墨が染みる。
――"nicht stören"――"Ná cur isteach ar"――"Non disturbare"――"請別打擾"――"Jangan ganggu"――
狐を中心に弧を描くようにして、あなたの読解も理解も問わず、文字が這いわたる。
いずれも、邪魔に対する苛立ちとほのかな敵意をその文字列は示しているようだった。
確保せんとする貴方に狐は威嚇姿勢を取り、意外なほど白いその牙をあらわにした。
耳をしきりにひくつかせ、視線を走らせ、逃げ道を探していると見える。だが、もしあなたがさとい観察眼を持っているのなら、狐が前右足をいたわるようにしていることに気が付くに違いない。
>>195鳥
[しまわれる布に、あ、と声を上げて手を出した。]
洗って。返し、ます。
[言うも、遅かっただろうか。しまわれたにしろ受け取ったにしろ、その手は降りた。
肩を回す様子を心配そうに見上げていたが、呻き声にはやはり眉をしかめる。その表情のままヘールへ視線を投げたのは、ハンカチで冷やしたら、という意味だが、伝わるかどうか。]
お兄ちゃんに? ……出入り、禁止。お兄ちゃん、すごく、心配したん、ですね。
[あそこに、なんて言葉に壁を振り返る。所々傷んだような壁を見てから、チリと鈴を鳴らしてあなたをまた、見上げた。
その表情はとても楽しそうで、こちらが浮かべたのは眉尻を下げた笑みだ。]
フラニーさんには、言いつけちゃう。かも。
心配して、ヴァルさん。も。ちょっと、慎重になる。かな。
[そんな軽口。]
>>193 塵
無理しないとトレーニングじゃないだろ。健康体操じゃあるまいし。
[不満気にぼそりと言い返す様子は、弟を相手にしてるというより、母親か何かにたしなめられたような様子で。]
痛めてない!心配ない!
頼むから恥かかせないでくれよ、な?
手当てなんか帰ってからでいいだろ。
[恥とは詰め所に帰った時の事を言ってるんだろう、情けない声で懇願してた。]
/*
>>189狐
遅くなってすいません。ありがとうございますーよろしくお願いします!
冬の間は寝床も提供できますよ!とか…
知り合って以降見かけてはお話しようとするけど猟師なので逃げられることもしばしば…だといいなぁと思いました。
*/
>>197狐
──………。
[壁に字が浮かび、走る。その具体的な内容は、読むより前に歪んでしまう。ただ、墨文字から放たれてるとさえ感じる、空間に満ちた緊張感は、狐が明確に抵抗の意を表していると青年に感じさせた。
白い牙が剥かれれば、さっと手を引いた。野菜袋を小脇に抱えたまま、君の前にすっと立つ。]
[狐を真っ直ぐに見据える。前右足も、確認した。]
……それじゃあ、きっと逃げ切れない。
おいで、俺が逃がしてやるから、
[今度は、鋭く捉えるような手つきではなく、そっと手を伸ばした。小脇に抱えた袋の隙間をチラと確認する。
市場の人々は混乱していた。彼らは突然広範囲の魔法に襲われて、それが有害か無害かも判断しきれていなかった。そのために彼らは、最早この青年と狐に注目していない。]
>>196塵
ん。っと。
心配、したのは。反省は……あんまり。
けど。騒ぎ、すぎちゃって。お二人に、逆に。心配、させちゃった。って。
そこは、反省。してます。
[一拍。]
次は、慌てないで、騒がないで。ドア、使います。
[ぐっと拳を握っての宣言。決意に満ち満ちているが、内容はお察しください。]
[立ち上がるあなたを見上げて、見上げた視線がそっくり返るみたいにテラスの上へと向かう。
少し浮いたかかとを下ろして、]
水やり。です。
もう、いらない。って、ほったらかされてた、から。
枯れちゃったら。かわいそうですし。綺麗に、咲いたら、いいなって。
綺麗に、咲いたら。ヘルさんにも。おすそ分け?[いる?と首をかしげる。]
ん、ぁ。もう、お昼。ですもんね。
あ、じゃあ。ぼく。食堂から、ぼくの。もらって、きます。
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