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[周囲は瓦礫とビルだけしか見えなさそう。]
おう、って言ったものの。
まずはあの人を見つけないと…。
―って居た!
[まだ入口回りで>>11走っているのを見つける。
音の方角によっていくと、姿を見つけた。]
あのまま中に入る気?
狭い中で馬を走らせるようなもの―
[機動力を止める。
ソレを狙う気だろうか。]**
ー研究所1Fの一室
[肉の焼ける音がする。身体が上手く動かない。煙で前もまともに見えない。彼女は煙の流れる方向を見極め、何とか部屋の外へ出る。そして、自分の身体がどうなっているのかを知る。
身体の一部が炭化しており、ボロボロと崩れていたのだ。]
ま……だ………。
[その場にうつ伏せに倒れて動かなくなる。そして彼女の身体はパキパキと音を立てて再生し、変異していった。
身体全体が前より大きく、肌の色も黒くなっていく。
変異が完了してからも暫く動くことはなかった。]**
― 研究所・入口 ―
とりあえず、あれが入口か?
入るよ。
[研究所の入口を探すこと僅か。
>>1:4中に入れそうなドアを見つけた。]
でかい建物だなぁ。偉いやつの建物みたいだ。
それでも建物の中はこのキックボード使えるか微妙かなぁ。
[遠目に見る廊下の幅はキックボードは使えそうだ。しかし本来歩いて回る建物ゆえ、そのようなアイテムは使えまい。]
それにこの入口はナビって人が入るには厳しいかも。
透明の壁を破った方がいいのかもしれない。
[ガラスが壊れやすいことは理解している。そして建物の壁の一部がガラスだと気付いた。無論きれいなままのソレは無く、皹だの汚れだの割れだのがついている。]
― 研究所・1F ―
うわっ!
こいつはひでえ…
[中に入り、二つくらいの部屋を覗く。
守衛室と受付のようなところだろうか。
消し炭のような焼け焦げたような死体が数個。ガラスの破片。人間の足跡も形が見えるものもある。蹂躙の跡の残る動かぬ腐った肉。かき混ぜられた陰惨とした空気。何れも、気持ちのいいことは一つも無かった。]
まるで街中で起こってることを、この建物の中に凝縮したような感じだ。流石、目的地だよ。
壁に穴があいている。というか皹や崩れかけの壁があるな。
部屋見ても大概、直ぐに閉じたい感じだ。
[少なくとも初めのうちの廊下は広いようだ。バイクなら直線で入ることも可能だろう。技術が伴えば、曲がることも出来るのかもしれない。]
ワクチン?一体どんな形をしてるんだ。
こんなに広いと何処に行けばいいのかさっぱりだ。
[ワクチンの想像がつかない。だが今は寧ろできることを探す。
必要なのは、あの車輪の姐様?とやらにダメージを与えるもの。]
それに。
本当にこんな状況下でわーむほーるなんてもんが出来るのか?
[どんなもので作り出したのか皆目つかない。
魔術ではないだろうということは思っている。
であればこの不思議な道具の数々で?と考えてみる。]
良く見ると、奥が壁の扉があるな。
んー、妙に重たいけどこれは何に使うんだろう。
[火災などの緊急時に壁として使われる手動の非常扉。金属製で重いものの、いっぱしの大人なら力を多少こめて引けば難なく動かせるだろう。
しかし、自分に使い方が分るはずも無く?を浮かべる。]
[曲がり角で減速しながら、いつもの初歩魔術をかけたキックボードの車輪を直角に直し進む。ドアの前では流石に降りるが、出来れば移動速度を維持したかった。]
この部屋は、倉庫のようだな。
大分荒らされているが…。
[比較的奥まった扉を開けると、倉庫のようだった。
腐った匂いはしないようだ。]
なんだっけ?
じゅうとか、あればいいんだけど。
[何か無いか探してみる。]
うわ、バイクで建物の中に入るなんてこれまた…。
[映画的な状況じゃないほうが珍しい。
入るよ、と言う言葉に頷いて]
うっわぁ…うっわぁ…
なんか、アタリ、っぽい雰囲気がむんむんしてますね〜。
ラストダンジョンって感じですよ〜。
[あ、洋館とかあるんだっけ?等と感想を漏らしつつ]
むしろこんなになるほどの何かがあったなら化け物連中がやらかしたんだと思いますけど、みんな揃ってどこ行っちゃったんでしょうね〜?
街中うろついてるのかな。実はまだなかにいるとかやめてほしいですよね〜。
[ナビとでかぶつの戦闘とは考えづらいし、なんかしらまたやばいのがいるのだろうと考えて]
ワクチンと言えばやっぱカプセル型じゃないんですか〜?
あとなんかこう…用途がまるで無さそうな変な容器の中とか。
[要するに何も分からない。
ワームホールに関しても同上であるが、出来ちゃったもんは出来ちゃったのだろう、と適当を言って]
あ〜それは〜
ただの鉄の扉ですよ〜。
[緊急用の扉なのだろうが、開いて無いところを見ると恐らく機能しなかったのだろう。ただの扉である。
倉庫の扉の前で車輪が止まれば、少女もキックボードから降りて]
私もなんか武器とかあれば心強いですね〜。
銃があれば万々歳ですけど〜置いてあったとしても持ってかれた後ですかね〜?
[少女も探索を]
かぷせる?
[探しながら、また知らない単語が出た。
とりあえず意味を聞きながら探している。
鉄の扉については留意しておいた。]
[食べ物などは無いが機械らしき物も無く、逆を言えばモノを見れば何となく使い道が分るものが多かった。
とは言え、玲子さんがまだ居れば教えてくれるのだろうが。]
何だこの紐、すごい細くて硬い。
釣り糸だってこんな危ないの無いぞ…?
[ピアノ線のような細さの金属でできたワイヤーを見つけた。
指で触ると、危険な感触―指が切れそうな鋭さだった。]
[バイクを走らせているとマッカラーと玲子の姿が見える。>>13]
いるのはマッカラー達だけか・・・。
後のみんなは中か・・・。
[先に向かった者達はどうなっているのだろうか気になる。
それからアロールの位置もわからない。]
ああ、そのつもりだ。
[それにバッテリー代わりにもなる。]
だが、その前に・・・。
[アーネストが現れる。]
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