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[地響きを立てながら崩れ落ちる塔。
変わり果てた私を庇う様にメアリは腕で私を抱きしめようとした。
けれどもメアリの身体は小さく、伸ばせる腕は短い。
私はメアリとベルリヒッターを翅で包む様に抱え込む。
闇の中で綺羅綺羅と鱗粉が舞った。]
[崩壊する塔が私の身体にのしかかる。
私の身体が大きいとは言え、耐え凌ぐには限界があるだろう、
私にメアリの手を振り払う余裕もない。
「ベルリヒッター、メアリを連れて逃げて」と願うようにベルリヒッターを見つめる。
私の気持ちは伝わっただろうか。**]
─ 北部・ワクチン精製プラント ─
何をしている。アロール!
そこにじっとしているとやられてしまうぞ!
[アロールは白い触手を見て何かを思っているのだろうか?>>58
自分に伸びる触手を振り切りながらアロールへ伸びる触手に攻撃をかける。]
[なんとかアロールへ伸びる触手を引き裂いた後、アロールが話しかける。
あれをみて、何か思うところがあったのだろう。>>61]
ああ、人間だ。
[彼と心が繋がっていた事により彼の心を垣間見ている。
例え外観が人から離れてはいても、間違いなくそれは人の心であると確信したい。
ならば、私のようにロボットに心があれば、人間になれるのだろうか?
そんな根源的な疑問が湧いてくる。
だが、いまはそれでころではない。
ヤツを倒さねば、この先はありえないのだから・・・。
目の前の『白き影』を見据えている。]
[ばっ!とメアリに抱きかかえられて
そのまま地面に伏せる。
ものすごい音と大きな影がみるみるうちに近づいてきて塔が崩壊してこちらに倒れてきているのを確認した。
[目を閉じてメアリの中で丸くなる
ズシっと鈍い音がして、鱗粉がメアリと自分に優しく降りかかる]
ベリニ!!!
と叫ぶメアリの声でも聴こえただろうか
起き上がるメアリの傍らから
上を見上げる。
大きな蛾が今まさに自分達を覆い塔から守るように包み込んでいた。
[蛾は傷つきながら必死に動かないように耐えているように見えた。それはまるで赤子を守る母親のように。]
グラ…グラ…
[塔の崩壊で次々に起こる連鎖反応。
埃と瓦礫が雨のように降り注ぐ。もうここの施設は長くはもたないかもしれない。]
そんな中ベルリヒッタは蛾の幾つもある目がずっとこちらを見つめていることに気付く]
逃げて…。
早…く。
(不思議と蛾からベリニの声が聴こえたような気がした。)
それからのことはあまり覚えていない。
メアリの袖を引っ張ったような
メアリがこっちを持ち上げたような。
それからどこに向かったんだろう。
けどこれだけははっきり覚えてる。
あのとき崩壊に消えゆくベリニの体から
*ありがとう*
って確かに聴いたんだワン**
[指先9mmの先。
伸ばした手は指先はベリニの体を掠って掴めなかった。
ベルリヒッターを抱きかかえ地に伏せるだけで精一杯だった。
予想していた衝撃は、こなかった。]
ベリ……ニ?
[見上げれば大きな黒い翅を広げるベリニの姿。]
ベリニ!
[手を伸ばす。
その手は微かにベリニの腹部に触れられた。
人の体とは違う、羽毛状のそれが触れた。
人の体とは決定的に違う体だった。]
[ベリニの目と束の間視線が交錯する。
先にベリニが視線を外した。やや、少女の下方に。
ベルリヒッターが袖を噛んで引っ張ろうとする。]
嫌よ!
私、あなたを────…
[少女は知っている。
生きて帰るなら逃げないといけないことを。]
私、……あなたに何もしてない。
[助けられてばかり。
今だっても、貴女を助けることなんて出来なくて助けられてしまった。
ベルリヒッターの引き摺る力は、火事場の馬鹿力というものなのか、とても強くて。]
[頭では分かっている。
だから、ベルリヒッターを怪我させない為にも先ずここから逃げて、それから助けに…… 塔を抱えていて助けられない。
だから、ベルリヒッターの力でも、よろめいて促されて遠ざかって。]
[少女は泣かない。]
( 。)
( 。 。 …。)
[少女は、元の小さな体の傍ではなく蛾に変貌したベリニの近くに座り込んでいる。**]
……全部、ということは。
いまの君は、動かせるのか、それを。
[知識レベル的には、科学文明以前のようだった少女が、あんな機械の塊を動かせるというのか]
─ 北部・ワクチン精製プラント ─
[ シルビア>>82が戻って来る。]
分かった。
シルビア、行け!
[ 現在MPライフルにセット中のナノロボット弾薬ブロックの残りも減ってきた。怒りに燃えても、感情に全て委ねてはいけない。ライフル弾へとセットし、遠距離へも伸びる白い触手を正確に撃ち、シルビアが近距離攻撃の範囲に入るより以前に、片側分の二本の腕の付け根、腕の中間、尖端へと連続炸裂弾を生成するようMPライフルへ指示をくだし撃ち込んだ。
どれくらいの強度かは不明でも、シルビアの駆ける道を確保する為、援護する。
もう片側分の腕二本は、ナビが請け負ってくれると、知らず信じていた。]
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