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[そう、ヴァルターと会話を交わしながら。
神父が運転をしていると道を塞ぐ様に不死者の群がよろめき出て来た。みな口を開き、唸り、吠え、病的な飢えにかられて進んで来る。かつては美しい女性だった不死者が車に飛びついたのをアクセルを踏んで振り落とそうとする。路上に転がった死体を轢いた衝撃でアンデッドは振り落とされた。ドスッとやけに大きな音が車の中にも響く。普通の人間なら死んでいるが、不死者は立ち上がり折れた首の上で髪を振り回しながら再び追って来るのがバックミラーで確認出来た。
神父はアクセルを踏んで更に速度をあげた。そして、スピードを落とさず交差点に入ったその時だった。]
<<ジムゾン、突然前に高エネルギーが…!>>
!
[突如、車が転げて世界は回ったのは。続いて、前から数体のゾンビが車に突っ込んで来る。
交差点に入ったその時に非常に熱い風が吹いたんだった。
>>0:568それはアーネストが放った黒い業火球によって吹き飛ばされたゾンビだった。アーネストの技で飛ばされたゾンビが車に突っ込んで来たのはアーネストの意図でそうなった訳ではなく事故だったと言えよう。地面に大きな穴を開ける程の業火の熱風で車がひっくり返る。世界は周り、車体はよじれ、火花を散らして車は道路の上を滑りやがて止まる。フロントガラスが割れ、雹の様にジムゾンとヴァルターに降り注ぐ。ゾンビの手が窓の外から彼等に向って伸ばされた。**]
― →都市中央区域、近く(アーネスト交戦中)―
─ 地下通路 ─
……。
[ 電子の声での返事は無かったが、ナビの後ろからライトを照射しつつ、大きな瓦礫が散乱し、頭上から光差し込む、その方向へと歩き始めた。*]
……利益か。
あの、アロールとかいう兵士も言っていたな。
無限の資源がある宇宙でも、戦争はあると……。
[男に答えたのか、独り言か。境界の曖昧な言葉を洩らして]
……いや、なんでもない。私の気のせいかもしれん。
[何のことかと云われては、停めろともいえない。そして]
……素敵?
どうかな。ま、部隊を率いていたから似合いではあるのかもしれんが。
[彼の名の語源は、"支配する"と"軍隊"とを意味する語の合成であるとされる]
[怪訝な声に、ああ、と]
私が治める領地の名だ。
湖のほとりにあるのだが――その湖が、な。
[その湖はかつて、前史文明の熱核兵器の超高熱によって、ガラス化したクレーターに河水が溜まったものだった。
無論、そのようなことを、ヴァルターの時代の人々が知る由もなかったが]
――ジムゾンか、うむ。
まあ、長い付き合いになるか短い付き合いになるかは判らんが、よろしく頼む。
[男の名を聞いて、そう応じ、軽く顎髭を撫でた]
[女は瞑目する。
幼き頃の記憶。
果たされた過去、そして未来。
女の父は研究者。
研究者の娘が女の過去。
そして今は、]
[丁度、名の交換を終えた頃だろうか。
前方に屍の一群が現れたのは。道を塞がれては、降りて戦うしかないか。
そう思ったのも束の間、ジムゾンはそのまま車を突き進ませる。
死体を撥ね、踏み躙る。まるで騎兵の突撃だと、思いながらも]
……おい、大丈夫なのか。
[がたがたとした振動に、幾らか眉を顰めながら訊ねたときだった]
――うおっ!?
[唐突な衝撃――回転する世界。
半瞬の浮遊感と、立て続けの衝撃。けたたましい音。
あちこちを叩きつけられ、ふっと意識が遠のいた]
[女の手の中にあるのは転送装置。
この世界では未だ開発されていない機械だ。
物質のみならず、生物を固有エネルギーフィールドで包み、特定の場所に送り込む転送装置である。]
[宇宙を二分する戦いが科学を発達させた。
必要は発明の母であり、
加速度的に増す争いが、画期的発明を齎す遠因にはなっただろう。
女の世界では、
平行世界の論理、旅行者。
亜空間、多次元の概念、超兵器の数々はそう目新しいものではない。
だが、加速度的に増す戦いは、宇宙を破壊してしまいかけた。
全てを理解し尽くす高みまで飛翔しかけるも、それは酷く、恐ろしい結果を招きかけた。
宇宙の破壊という結果を。
だが、]
[それらは全て過去の話。
(独善的ではない)正義が勝ち、宇宙は平和となった。
宇宙の片隅で小規模の争いは起こってはいるものの、嘗て宇宙を二分する争いがあった事など信じられぬ程に平和だった。]
くっそ。
[ブロンドの長髪を持つもう一人のゾンビをすり抜ける。
片割れのゾンビに躓いて転んだから離しただろう。
元の姿が想像され気分が悪くなった。]
はあ、はあ…。
大丈夫?
[全力疾走で汗だくになっているが、まだ止まるわけには行かない。掴まっているだろう彼女の更に後方にある重圧は、未だに消えていない。]
箱はくそっ、運ばれてちまったか。
ん、油のようなにおいが何か…。
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