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【ジャスティスK】
[「正義」とはなんだろう。
奇しくも、どこかで誰かが誰かに尋ねたのに似た疑問>>3:275を、ジャスティスKは耳にした事がある。
ジャスティスKは正確で優秀なメカだから、その日その時間のことを秒単位で正確に記憶している。
それは、クレインの研究所の中。遠くを見るクレインの発した言葉]
[こちらに尋ねられたのではなかったので、ジャスティスKは返答しなかった。
しかし、聞いて貰えれば、即座に端的に答えられた。それはジャスティスKの名前の由来であり、存在意義であり、根幹であったから]
『メカは、正義を望むべきではなかったのかもしれない』
[なのに、クレインはそんなふうに続けた。
疑問、疑問、理解不能。
正確な優秀なメカ以上に、正義を実行できる者などいないだろう。
ヒト以上の力を持った、あの「ヒーロー」達でさえ、悪を根絶するには至らなかったのだ]
[だから、ジャスティスはその不正確で非重要な発言については、それ以上考えないことにした]
【ジャスティスK】
─ IRPOメカ修理室 ─
[ジャスティスは、晴れ晴れとした気分で再起動した。
全身の駆動系伝達系は綺麗に修理され、新しい油が差されている。
破損した鎧と穴のあいたマントは、さすがにまた買い直さなければいけないが、電磁ソード、銃器・重火器類は新品同様に手入れされていた]
『また、いつでもおいで』
[そう声をかけてくる特殊工作機RPRを、ジャスティスKは好ましいと感じた]
破損した時はよろしくお願いします。
[ジャスティスは礼を言い、修理室を後にした。
さあ、正義の裁きを行おう。悪を殺し壊し殺し壊し殺し壊すのだ]*
[そうして、かわいそうな下っ端のヒトに、民間人同行の手続きをしてもらっている間。
ラーシナがこちらに向き直り、呟くように言った言葉>>63を聞く]
いいけど。いいの?いや、いいよ。
うん。そのくらいお安い御用さ。って。
友達の頼みはお安く引き受けちゃうのも『生きてる』って感じでしょ?
[聞き返したのは、ラーシナが一度は断ったことだったから。言い直してうなずいたのは、そんなこと承知で言ってるんだってすぐ気がついたから]
もちろん。呼ぶさ。ラーシナ?そういう時は、『きっと』じゃなくて『絶対』って言うんだよ。
うん、絶対だ。絶対、呼ぶからね。もしかして。万が一があったとしても、絶対、帰って来て。ね。
なんて。強引なお願いだってしちゃうのさ。なんたって、スーさんもラーシナも『生きてる』んだからね。
[なんて。ラーシナの言葉を強く肯定する。こういうのってきっと、気持ちが大事]
さてー、どこがいいー?
ここは吸血鬼気取って首筋いっちゃう?それともちょっと大人に唇同士で?
なんて。冗談冗談。手、出してくれる?
[告げて。差し出してくれたであろう手の平に、口を開けて顔を寄せて。
かぷり。
噛み付く]
『たべたい!あいしたい!ひとつに!』
(はいはい、黙っとけー)
[瞬間湧き上がった衝動に、冷めた意識で釘を刺す。
どくんっ。
一瞬だけ、ラーシナと“繋がった”感じがして。溶けそうになる境界をなぞって固めて切り離して。口を離す。うまくいったと思うんだけど。どうかな?]
(ヒューマンが定義できないものをメカに強いる。それは…)
[浮かんだ思いは振り払い、]
…まるで、哲学者だな、ゲン。
医者などやめてそちらに進んだらどうだ?
[皮肉っぽく受けて話を流すが、
ふいに変わった空気>>282には面食う。こっちはどう返そうか必死に考えたというのに、とこっそり八つ当たり。]
――あ、ああ、ジャスティスならだいたいの場所は分かるはずだ。
その点はヒューマンよりずっと便利でな、
[こちらの話を聞いていた職員が、問うより先に教えてくれた。
ジャスティスは、闘技場で損傷しているのを発見され>>7、IRPO本部内で修理を受けているらしい。
闘技場に駆けつければ、ジャッカルが搬送される>>10のにも間に合っただろうか。]
【ラス・アルゲティ】
─ ドゥヴァン ─
[青さが戻った空。
朱色の鳥居ゲートの上に、ラスは立っている。
まだ建物の中に隠れている者達は居るようだが、ラスは追撃はかけなかった。
怒りに任せた狩りに、そろそろ飽きてきたのだ]
[静寂が、満ちている。
静謐ではなく、恐怖が生み出した静けさが]
―クレイン博士の研究所―
[相当にひどくあらされた現場は、それでも片付いてはいたのだろう。
でも自分の知る場所とはもう大分異なるもので。
自分の到着を、そこにいる隊員の何名かは見ただろうか。
モニタ付近にいたかもしれない、その隊員の中でも位の高い者はどうだっただろう]
応答願います。私はジャスティスQです。
[生身の人間に、この中に通信相手がいてくれと願い、声を出した。
反応は、あっただろうか]
─クーロン・裏街─
くっそ、あの蛇女どもめ!
[這々の体で戦略的後方進撃を終えシュンバがようやく街に帰ってきたころ、空はもう大分傾いていた。やれやれと今日の店を決めようとしていたところに懐かしい声が届く]
トキサダさん!
─ →ドゥヴァン ─
[例のニュースのお陰でドゥヴァンへの定期便は運休するものも多く、どうにか見つけた個人シップに頼み込んで向かうことになった。
この費用は経費で落とさせるつもりである]
出てくる奴らの方が多いな…。
相当やべーんじゃん。
[フィロの額に冷や汗が浮かぶ。
今この状況でドゥヴァンに向かおうとしているのはこのシップだけなんじゃないかと思うくらいだ。
危険な任務を押し付けたサビオを恨みながら、フィロは個人シップでドゥヴァンへと降り立った]
[ドゥヴァンの中心街。
そこにはところどころに倒れる人影があった。
警戒しながら近付いてみると、命の拍動が感じられない。
このリージョンに降り立った脅威が為したことであると直ぐに知れた]
……確か、幻死蝶っつったっけ。
[警戒すべきものを再確認し、フィロは支部がある方へと駆けて行く。
動くものは見られず、静寂だけが辺りを支配していた]
それじゃ、ラーシナ。
わたしは相棒にもその辺のこと言ってくるよ。
…相棒があの調子だし、ちょっと遅くなるかも。
もしわたしが間に合わなかったら、先に行ってて。
IRPOのシップに乗せてもらうんだから、待ってもらうわけにも行かないし。
もしそうなったら…いや、もしそうなっても。IRPOの人たちが一緒だし、大丈夫だとは思うけどね。
[ここに来るまでの道中の相棒の様子は、どうにも普通じゃなかった。すぐにはラーシナに追いつけないかもしれない、と。そう伝えて。ラーシナがすぐにもコーヤへ向かうなら、いったんここで別れることになるだろうか]
ラーシナ。
気をつけて。
また、生きて会おうぜ。
[分かれるならば、そう告げる。こぶしを作って、ラーシナの手をとってこぶしを作ってもらって、それをこつんと突合せて。故郷のやり方の、また会おうっていう別れの挨拶。]
[雑音か、誤作動か。
今は気にしている場合ではない。]
ジャスティスKはどこにいますか。
[そこにいた者にそう問うただろう。]
【シックネス】
[感染者に乗って、シックネスは京へ来た。
食べていたら、たくさんのヒューマンに囲まれた。体を使った近接攻撃は、大好きな攻撃技だ。だって簡単にひっかいたり噛みついたり出来る。
なのに、そこのヒューマンは、伸ばした腕をことごとく掴んでは当て身投げを食らわせる。分体をひとつ失って、彼女は悲しみに包まれた。
歓声をあげるヒューマン達の中、やっと1つだけ感染者を作り、それに乗って次のリージョンへ向かった]
[こんな悲しい思いをすることはそうそうはない。
もうあまり覚えていないけど。
あれはどこだっけ。どこかのリージョンだっただろうか。それともどこかの研究所>>2:257だっただろうか。
しかし、やがて悲しみも退化して消え、彼女は再びいつもの彼女にもどる]
ようシンエイじゃねぇか、久しぶりだな。
1年ぶりぐらいか?
[シュンバに声を掛けた頭を丸めケサと呼ばれる独特な衣装に身を包んだ青年は嬉しそうに笑顔を浮かべた]
「お久しぶりですね、もうそんなになりますかー。いえ、僕はなんどかこの街には来てるのですが、トキサダさんがいつもどこかに行っちゃってるだけですよ」
[シュンバを本名で呼ぶこの青年は名をシンエイといい、コーヤにあってシュンバを憧れ慕う数少ない門弟だった。いまはコーヤの本山と各リージョンに散っている降魔師との連絡役のひとりであった。]
[いきたい。
たべたい。
あいしたい]
[やがて辿りつくのは、険しい山岳のリージョン。
たべものがたくさん。すてきな場所。
きっとここなら、しあわせにいきていける。しあわせにたべていける]
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