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――IRPO・一室――
[イリーナは来訪者として暫く行く所も無いと言う事もあり、部屋を与えられていた。とはいえ、どんな代物を持っているのか、チェックされるのは当然の事と言える。
そのため、自分の世界から持ってきたものを広げる事になったのだった]
えーと、それは傷薬のようなものですね。
[青い薬瓶。IRPO側の認識に出来るだけあわせた説明を行っていく。
その調子で、中世風……ファシナトゥール風とでも言うべきな、鎧や盾、についての説明を行っていく。
本については陽術、と分類されるらしいものの本と返す。他にもこういった本はあるが、貴重品なので読んで居ないと返していた。
しかし、IRPOの職員はその中でとても異質な物を発見する。
それは鋼鉄の重たい何か。
刃が回転するらしいと見られるもの。]
あ、それは――、伝説の武器、と言われているものです。
[真面目な真剣な顔で、触れるな、と制止し、電源を入れさせないようにする。残りの使用回数は僅かな代物なのだから。]
とはいえ、私にはまだ扱えないのでそのままにしてあります。
それを扱うには筋力が必要なんです。然るべき”人間”が使えば、”かみさま”をもバラバラに出来るという伝承がありまして。
実際、私がいた…えーと、仮名で《塔》のリージョンとしますけれど、今まで通交がなかったのは、その”かみさま”の箱庭のままの状態で、その”かみさま”が唯一の出入り口を封鎖していた上に、”かみさま”が倒されても誰もその先に行こうとしなかった事で、外への繋がりを誰も持ちえなかった事にあると思いますから。
[で、その”かみさま”を倒したとされる武器が此処にあるのは何故?と問われて、ああ、と頷く。
英雄がいたのは過去の話。世代が変わっているのだと説明する。彼らの遺品なのだ、と。
それから、何故銃器にも理解を示すのが早かったのか、シップを動かせた理由については]
それは、塔の一部には、そうした科学を発展させた場所も存在しているから、ですね。例えば銃器も売っていますし、元々この伝説の武器も、そこにあったものらしいですし。
[その後も会話は続くが、判明した事、《塔》のリージョンの特徴を纏めると、科学も魔法も存在し、独特の種族への誤解はあれど、きちんと人がいる場所で交流さえ出来れば装備を整えやすい場所ではある、と言う事だ。この話が広がり、シップで行ける様になれば、力を求める者にとっては、特にヒューマンにとっては新たな力となるのかもしれない。**]
【ジャスティスK】
─ IRPOメカ修理室 ─
[治療室とは別の一室。
医者ではなくメカニックが詰めるその部屋は、メカのための修理室だ。
ジャスティスKを修理・調整してくれる博士はもういない。だから、ジャスティスはそこへ向かった]
[出迎えたのは、特殊工作機RPR。メカを修理するメカだ。
足元は安定性を重視したキャタピラ。それぞれ違った修理器具がついたアームは、8本もある。
どこにでもある汎用メカだ]
『随分派手に壊されたね。
さあ、横になってごらん』
[しかし、汎用機と違って、砕けた口調だった。誰かが調整したのだろう。
ジャスティスKは言われたとおりに、修理台へ登る]
[特殊工作機RPRは、手慣れたしぐさで、ジャスティスKの四肢を、固定して行く]
『内部まで破損が来てるな。
一度、動力を落として再起動するよ。なあに心配しなくていい。君に痛みは存在しないのだから、K』
[ジャスティスKの思考回路に、危険信号が走った。
「ジャスティス」と略す者は多いが、「K」と略すのはこの世でたった一人、クレイン博士しか──!]
[……しかし、ジャスティスKが四肢を固定する拘束を砕くより早く、特殊工作機RPRの特殊アームが、ジャスティスの全動力をカットしていた]**
─クーロン・裏町の安宿─
[そしてシュンバはいつも通りの朝を迎える。名前も顔も覚えのない女を寝床から追い出し、手早く身支度を整えると腰に差した月下美人を抜き放つ。]
(しばらくはお前に頼ることになるな)
[窓の隙間から差す陽の光を跳ねる。それは極上の笑みを返したようにも感じられた。]
それにしてもまずったな。
連絡方法を決めて無かったからあのお嬢ちゃんと合流できねぇぞこれ。
[どうしたもんかと思う反面、これでよかったのかもしれないと考え直す。浮かぶのはゲートに消える間際のウートラの表情-カオ-。]
ありゃあ、300%ぐらい仕返しにくるな。
[ならばツバキとは離れていたほうがいい。ウートラから彼女を"護る"のであればそれが最善であると。]
─クーロン・裏街のとあるビル─
[まだ早朝のうちに比較的大きめのビル、その屋上に立つ。]
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
オン…ソンバ…ニソンバ…ウン…バザラ…ウン…ハッタ。
[足元に浮かぶ、それはウートラに見せたような曼荼羅ではなく梵字を配した方陣。精神を集中させ己が心から雑念を払い退ける。欲を抑え自らを律し己の弱さを克服する。即ち克己。コーヤ・ミッキョウに属するシュンバにとって心術とは本来精神修行の一貫である]
…ふぅ。
[副次的に発動した心術としての『克己』により、全身に力がみなぎるのがはっきりとわかる]
[月下美人を正眼に構える。ゆっくりと振り上げて、一瞬で振り下ろし、再び正眼に構える。何万回と繰り返したその動作。イメージするのはトキワの太刀筋。コーヤにおいて圧倒的な強さを誇ったシュンバは、されど型の美しさ、そして剣舞の華麗さにおいてただの一度もトキワの上を行ったことはない。]
(あの頃はそんなものが何の役に立つのかと思っていたな)
[切っ先がぶれる。刀を正眼で止め、大きく息を吸い込む。雑念を払い再び刀を振り上げる。何度も何度も刀を振り続け記憶にあるトキワと自分を重ねあわせていく。やがて刀を止め、目を閉じる。イメージする、コーヤの山に咲き誇る、千重に花びらを咲かせる可憐なる花。]
(……!)
[頭の中になぞるべき太刀筋が見える。かつてトキワが編み出した剣技、シュンバにはただの一度も成せなかった技。]
[刀を逆手に持ち腰から背中に向け切っ先は上、正面を見据え疾駆する。眼前にはイメージした自らの姿。深く踏み込むと同時に跳びあがり、その一瞬で幾つもの剣撃を放つ。月下美人が陽の光を幾方向へと反射しまるで『花』を象るかのような剣閃]
<剣技『三仙花』>
[足音無く、軽やかに着地する。]
トキワ……俺の"技"はお前に追いつけただろうか。
─クーロン・自然洞窟─
[最初は力試しに、今は修行の場として、クーロン郊外にある自然洞窟をよく利用していた。浅部は比較的人の出入りがありさほど危険はないものの深部はモンスターの跋扈する魔窟である。生息するモンスターも虫系から無機質系まで多種にわたる。
シュンバはいくつものモンスターを屠りながら最深部を目指す。]
それにしても。
[剣がよく走る。]
…お前の方がよっぽど無駄がないじゃないか。
[岩場で休憩を取りつつ誰へともなく呟き、苦笑いを浮かべる。]
邪魔?迷惑?なんのことー?
ちげーし。わたしが勝手にラーシナ追っかけただけだし。
相棒はそんな私もラーシナも見捨てることなくついてきてくれただけだし。相棒いいヤツ。超いいヤツ。どうだいいだろ。わたしの相棒だぜ。っとと、脱線脱線。
アレだよ。トモダチがやばいことんなるかもって知っててほっとくなんて、それぜんぜん『生きてる』っぽくない。
ラーシナが気にすることなんて一個もないよ。
ほらー、さっきも言ったじゃん。
なんたって、生きたいように生きるのが『生きてる』っぽい。あいむ生きてる。ゆーあー生きてる。ゆーのう?あいのう。
[瞼を伏せたラーシナにも、構わず言葉はどんどんかける。一緒に旅したなら、もうスーにとってはトモダチ判定だ]
ああ、IRPOって知らない?
えーっとそーだなー…っととと、シップに乗り込むの先にしたほうがいいかな。行くって決まったことだし。次の便がもうじきだ。
[ラーシナ>>237にIRPOについて説明しようって言葉を捜したけれど、このときはまだ間に合わず。ひとまず先に、シップへの道を急いだ]
−回想・IRPO行きシップ内−
んー?そりゃちょうど良かった。
今IRPO向かってるとこだよ。
半分適当だったけど、なになに?わたし大正解?
さっすがスーさんさっすが相棒。以心伝心。ツーカーじゃーん。
[通信を終えた様子の相棒は、けれどどこかちぐはぐな希望を口にする>>3:250。乗り込んだシップの内装は先刻と違うし、シップの行き先は、シップの内部にも表示があったような気がする。
今の相棒は、それに気がつく余裕もなかったんだろうか。それほど、通信の内容は、相棒を動揺させるものだったんだろうか。なんて
そんな推測はおくびにも出さない朗らかな口調で行き先を告げる]
わぉ。なになにどしたー?
いやいや、答えなくっていいよ。
相棒に求められたらいつだって胸を貸すのも『生きてる』って感じだ。
遠慮はいらねーぜ?
[やっぱり連射される言葉とは裏腹に、腕は静かに相棒を抱き返す>>260。
その手が、相棒のひんやりした体の中に、キリキリと過負荷がかかって熱を持ったような辺りを見つけたんなら>>264、何も言わずにぺたりと手を当てる。
体温はスーだって高くはないのだ。ひんやりと、その熱を下げることができたらな、と、そんな思いつき]
IRPOってのはねー…ん?
なんだろう。考えてみたらわたしもあんまり知らないぞ。
治安維持ってーかおまわりさんてーかなんかそんな感じ。
ほら、悪いやつが悪いことしてたら困るじゃん?
それをみんなでなんとかしようって集まりがIRPOで、今向かってんのがその本部。総本山。
だよね。たぶんね。…IRPOに着いたら聞いてみよう。うん。
[相棒の腕の中で、さっきは答えられなかったラーシナの問い>>3:258に、答えにもならないような答えを返す。
実際にIRPO本部に着いたとき、そこらを歩いてた隊員のヒトに『IRPOって何?』って声をかけて、なんだコイツって目で見られるのは、もう少し先の話。
今は、まだ。相棒が落ち着くまで、もう少しこうしていよう**]
−IRPO本部−
わっとと。
待った待った相棒。
置いてかないでー!
[声をかけてみるけど、どうも相棒は通信しながら走っているようで>>23、こうなるとあんまり声が届かなくなるのはもう知ってた。ラーシナとふたりで追いかける]
んーじゃあ、ここからは手分けしていこう。
相棒は先に探してて。わたしとラーシナも、シックネスのことで話しつけたらすぐ探すの手伝うからさ。
あ、でも手分けするってなると連絡どうしよう?
[誰か探している様子の相棒>>23と、そうやって話ができたのはいつだったろう。
きっとここにはいくらも備品としてあるんだろうし、IRPOの無線貸して欲しいなー、なんて思いながら、相棒とはここでいったん別れた。
なんせ、どうもここは相棒のホームっぽいし、通信しながら探せる相棒とでは、やっぱりできることも違ってくる。
調べ物だったか探し人だったか、その内容を聞けるかぎりで相棒から聞き出して。
ひとまずはと、こちらはこちらで受付へ向かう]
―マンハッタン―
[どうやら、ツバキは自分と一緒に来てくれるらしい。>>3:274]
うん、カフェー…なのかな。少し変わった感じだけれど。
よし、じゃあ軽く飲み物でも飲みながら、お話ししようか。
[そう言って、ツバキとともにファーストフード店に向かう。]
―マンハッタン・ファーストフード店―
[ツバキに続いて、席に座る。カウンターで注文しない二人に、店員は怪訝な視線を送ったかも知れない。
セルリアンもまた、ファーストフードの文化には疎い。ため、店員が注文を取りに来ないのを疑問に思った。
ツバキから、単刀直入に、問いが投げられる。>>3:292]
…うん。幾つか、ある。
でも、その前に…ちょっと、失礼を許してもらえるかな。
さっき…フィロと話してたの(>>3:200)聞いてたかも知れないけど。
ちょっと、今、ある人と繋がってて。…これから話すこととも関係してることだから。
まず、その人の言葉を、聞きたいんだ。……ごめんね。ちゃんと、話はするから。
[そう言って、目を閉じて集中状態に入る。ほんの少しの会話ならば集中せずとも出来たが、
今は、『繋がった』相手から語られることが、膨大かつ、重要だった。
カウンターに注文に来ない客を見かねて、店員が声をかけに来たのは、そうしている間だったろうか。
ツバキは何か頼んだかも知れないが、自分はそれに気付かぬまま、暫し、『繋がった』相手の語ることに耳を傾けていた。]
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