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[セレスは零れる黄金の鱗粉にほぉと目を輝かせた後、開いている窓を更に押し広げた。窓の近くでは、花々やハーブが風にそよいでいた。]
とても綺麗な羽のお客さん。
そう、困ってる。
実は……
かくかくしかじか。
食材を保存してる貯蔵庫が2つとも空っぽで、
お菓子のケーキもクッキーも作れないのよ。
[チキチキチキ。声と同時に小さな音がする。
のよ、だけは口調に少し合わない語尾だった。]
前までは、大きな人達から分けて貰ったり譲って貰っていた。でも、そのお店達は街の中央に移転したので、この様。
わ!お客さん手伝ってくれるの?
なら、ええと、
[セレスは両手を合わせた。]
食材を調達するの手伝ってくれない、かな?
[てへりと恥ずかしそうに小首を傾げながら、黄金色のお客さんに頼んだ。]
(次のお客さんだ!)
こんにちは!
[もじもじして目を輝かせる小さな少女に、元気よく挨拶を返す。緊張が移ったようにセレスも緊張しながら、]
私、セレス。
先程急に、このお店の店長代理を任された。
えと、いらっしゃいませ。
[と、出迎えの挨拶を慌てて付け加える。]
この店は、
[と、開けた窓を背中に店内を見回す。]
心配ありやせんよ。
あっしは渡りの者。これまでにいくつもの場所を旅してきやしたからね。アテがありやす。
[羽をばさっと広げて誇らしげ]
蒸気の街の、小さなもの達のカフェ。
[にこっと微笑むと、丁度、青空の下、遠くで蒸気がしゅーっと噴き出すのが窓から見える。
店内は、こじんまりとしている。天井には鈴蘭の様に連なった灯り?と思しき細工もの、店内の壺に飾られた白い花は少女からすれば、とても大きい。近づけば微かに甘く涼やかな匂いがするだろう。少し隠れ家的な雰囲気もするカフェの様だ。]
……今は、食材のない。
[と、付け加えた。]
(そうだ。私の今の体、エミリーを真似た体。
お姉さんに見えるんだ。)
[セレスはしげしげと雪を見る。
店内にある扉から現れたという事は、違う世界からのお客さんかもしれない。青空色の扉をちらっと見たが、]
コガネウタドリ、物知り。
[誇らしげに羽を広げた旅鳥の言葉に、目を潤ませて頷く。]
沢山旅をしてきたなら、喉渇いてる?
お世話になるなら、是非サービスさせて欲しい。
雪もどうぞ。
[そわそわしている店員のマウ君と以心伝心とばかりに目を合わせて、]
お手伝いさんは、沢山いると助かる。
今から来るお客さんにも、それとなくお願いしてみたい。
コガネウタドリ、今すぐ行く前に旅の疲れがあれば、癒して欲しいのよ。
[せれすさん、せれすさん。
少女は忘れないようにと何度か繰り返して満足、にこりと笑う]
じょうき?
蒸気ってなんだっけ……。
[セレスの視線を追えば初めて窓の外に気が付く。
わぁ、と思わず駆け寄った。
青い空に雲ではない白いもくもく。
少女には少し高い窓枠に手を乗せ、しばらく景色に見入られたかのように背伸びしていたけれど]
[セレスとコガネウタドリの会話に、振り返る]
わたしもお手伝いする!
[元気よく挙手。
少女は長い黒髪と顔立ちのせいか、この年頃にしては大人っぽくみられることも多かったが、はしゃぐ仕草や言葉は年相応かより幼くもあった]
[セレスに目の前にメニューを置いてもらい]
それもええかも知れやせんね。旅は生きがい、疲れる事はありやせんが、せっかく来たんでさ。ココアでも頂きやしょうか。
おっと、カップは嘴でも飲める形のをお願いしやすね。
[隣に座った雪と」
そうでやしたか。あっしも初めてでさ。もっとも、旅すがらちょっくら話には聞きやしたがね。
[空を仰いで思い返す]
どこか風変わりなカフェだと聞きやしたが、それが何なのかは教えてくれやせんでしたがね。何が待っているのか、楽しみなんでさ。
といっても、いきなり食料がないとはたまげた事になってるみたいでやすけどね。
[おかしそうに笑う]
わたし、こういうところ来たことあまりないんだ。
[きょろきょろ。天井の灯りの装飾は鈴蘭、自分が分かったことに内心少し嬉しくなりながら、まだどこか落ち着かない様子]
コガネウタドリさんは遠くから来たの?
その綺麗な羽で空を飛んだら、金色の虹が出来そう。
[旅とはどんなものだろう。
興味はあるけれど、あまり質問ばかりも悪いかもしれない。
まだ時間はあるし後で少し聞いてみたいな]
セレスさん、大変だね。
[カフェで食材がないなんて。
椅子に座り、届かない足をぶらぶら揺らしながら]
近くにスーパーとかないのかなあ。
[少女にとってはスーパーやコンビニが当たり前。
あれば財布片手にお使いにいくのに]
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