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やじうまがやってきたよ!(ぬいぐるみ? おさる)
[上の方の壁についた蝋◆色の扉がパタンと開いて、
小さな小さなカフェにポテンと落ちた]
ぷきゅる
[いかにも手作りっぽい、不格好な手長猿の布ぐるみ。
ただのぬいぐるみじゃないのは、首のところにキーホルダー用の金具がついてるとこ。
それと、透明で不格好な翅がついてるとこ]
きゅ、きゅぅ
[おさるはよじよじ起き上がると翅をぴこぴこさせてちょっと飛び上がった。
そうやると、妖精みたいに見えなくもない]
きゅい!きゅい!
[元の扉から戻ろうとぴこぴこ壁面へ飛んで行くけど、
もう全部しまってた。
どこから帰ればいいのかわからなくなったようだ]
きゅ…
ふたりとも、
ゆっくりなのよ。
[パタン] [ポテン]
[カフェの壁、上の方にある扉から誰かがカフェの床に落ちてきた。そちらを見ると、翅をもった少し変わった金具を首に付けているお猿さん(?)がいて、困ったように店内扉達の前でぴこぴこ飛んでいる。]
「きゅ、きゅぅ」 「きゅい!きゅい!」
[やがて、お猿さん(?)は鈴蘭の様に連なった灯り細工に尻尾でぶら下がる。]
わ。またお客さん!
いらっしゃいませ。
[セレスは、お客さんを見上げて挨拶。]
どうしたの?
大丈夫なのよ。
[お客さんを手招きしてみた。
鈴蘭の灯り細工が、ゆらゆらと揺れている。]
きゅ?
[ゆらんゆらーん。
香ばしくて良い匂いがする。黒い布を縫い付けただけの鼻をひく。ひく]
きゅっきゅ?
[手招きされた。
表:おりてみる
裏:やーん +表+]
[店員さん?の前にてしっと華麗に、それとも不格好に?降りた*11ポップフライ*]
きゅーきゅい、きゅう!
[口で、というより体の中から変な音を出しながら扉の並んでいる方を前肢で示す。
どこから落ちて来たかわかる?]
[お猿?のお客さんは、カウンター席にぽとんと座った。
翅のぴこぴこ羽搏きを止めて座ったのだろうか。]
?
[じー]
分かった。
君も店内の扉から来た。
[チキチキチチ]
オノンみたいに、
君もお金がなくても大丈夫。
その代わりに、少し手伝ってくれると助かる。
[こくこく、とセレスはひとり何処か納得している。]
何か注文する?
[メニューを差し出した。]
[>>293>>295>>296セレスさんから食料の調達の仕方この世界の蒸気の話など、一通りの説明を受けました。
自分の世界に繋がる扉をふくめ、別の世界からも食材を調達できるらしい。
カフェで出される大概のものなら街の中心までいけば、なんとかなりそうだから、どうしてもという時以外は使わないほうがいいかもしれないね。]
あの蒸気を使って空も飛べるんだ。
すごいなあ。
[わくわくしてきた。]
[黒いビーズの目でじっと店員さんを見た。
尻尾ゆらゆら]
きゅ…きゅぅ
[差し出されたメニューを手でぽすぽすしてみるけど、扉とは違うっぽい。どうやら帰れないみたい。しょぼーん]
[お金?おさるはお腹のとこの布のほつれをごそごそ。
~90:もってるわけない
91~100:こんなところにコインが! 69]
[手伝うよ!と両前肢をもりもりポーズ。
力こぶがぷくーっとできた]
きゅっきゅ?
[注文!と示したのはチョコバナナクレープのところ。
冷蔵庫が空っぽだって、知らないの]
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