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[眠気は完全にとんでいないが、とりあえず車外へ]
おー。
思ったより全然明るいやん。
[もっとどんよりどんよりしていると思っていた。
そういえば、とスマホを取り出して]
To: 千秋先輩
From: 羽柴
Sub: (無題)
――――――――――
羽柴分って。
嬉しすぎますよ、それ。
いくらでも付き合うんで、
存分に補充してください。
オレも詳しくはないんで、
ニコルさんにお勧めのとこ
教えてもらいました。
また2人で散歩行きましょ。
さて、クイズ。
ここはどこでしょう?
―――─END―――――
[くすくすと笑いながら先輩へのメールを作成。
周囲の景色を写真に撮って添付すると、そのまま送信]
………オカルト研究会の旅行って感じやなぁ。
[結構な人数がネス湖に集結しているようで。
そんなにネッシー見たいんかいな、と完全に自分棚上げの感想を呟いた]
[グループの行動がひと段落して、部屋で落ち着いている。羽柴からの連絡を受ければ]
んー?海?湖?
なんにしてもなんか幻想的というか…?
うーむ。
To: 羽柴
From: 自分
Sub: (無題)
――――――――――
じゃあ今から羽柴分補
充しにいこっかな。
まあどこかわかんない
んだけど…><
でも絶対探し出す!
から待ってて?
―――─END―――――
[せっかくだし他のまだ話していない人とも話してみたい、と思い立って、すぐに部屋を出てみる]
とはいえ、いきなり1対1で初対面は結構あれだな……
誰か知ってる人、居たらいいんだけど。
[とぼやいてると、褐色でイヤホンを指す同年齢くらいの男子を見かける]
全く知らない人見つけっちゃったー
でもあれ……?
[日本人なんじゃないの?と疑問を持てば俄然話しやすく感じ、近づいて話しかけてみる]
ね。
ここ、探してるんだけど、知らない?
[外へ出てみたものの、当然誰に話しかけるわけでもなく、話しかけられるわけでもなく。ただこうしていれば、「コミュニケーションを取る努力はした」と言えるような気がして、1人音楽鑑賞に興じている]
…あ?
[そんな時いきなり場所を尋ねられる。相手は面識のない女。しかも自分と目線が同じくらいというのがいらだちを与えるのと、イヤホンを付けているというのもあって、語気の強い返事になる]
……ネス湖だろ。それぐらい勉強しとけよ。
ネス湖?
ああ、ネッシーの!へー実在したんだ。
[ネス湖自体が架空の存在だと思っていたらしく、非常に頭の悪そうな返事になる]
しかし、詳しいね。日本人だよね?
で、さ。ネス湖にはどうやって行くの?
っていうか、暇なら一緒に行かない?
するわけねーだろ馬鹿なのか。
[実在するんだ!はネッシーのことだと思い込んで話がややこしくなる]
日本人。みりゃわかるだろうが。
最悪話してる言葉でわかんだろうが、いちいち聞くんじゃねえ。
[暇は暇だが、めんどくさい。しかし、ある程度は人とかかわった方が単位的にもいいように感じる、このジレンマ]
……準備してくる、5分待て。
[なんだかんだで教員の言ったことに従う形になっていることに腹が立ったが、仕方なく受け入れる。ルファの容姿も嫌いではなかったし]
[アーリックを待っている間、受信したメールに返信する]
To: 羽柴
From: 自分
Sub: 突き止めたぞ!
――――――――――
ふふ、早くも場所わか
っちゃった。
これから向かうから!
ネッシー探しててね。
―――─END―――――
しかしなんだかんだいい人そうで良かった。
[言葉はきついものがあるけれど、興味があって参加してるわけだから基本はそうだよなー、などと盛大に勘違いをしている]
あ、来た。
忘れてたけど、私、藤田千秋。ルファってよんでよ。
[準備と言ってもせいぜい服装を若干カジュアルにする程度のことで、5分すらかからずに戻ってくる]
さっさと行くぞ。時間結構かかるんだからぐだぐだすんな。
……名前は、有村陸。
つーか、藤田千秋でルファってなんだよ。意味、わかんねーし。
[ところでルファという響きをどこかで聞いたことがあるような気がしながら、バスへと乗り込む]
有村、ね。よろしく。
[こちらもこちらでフルネームがなぜか、あの例の気の抜けた声で再生されるなあ、なんて思いながら]
あ、なんでルファっていうかはさ、とりあえずなんも考えずにそう呼んでよ。説明、めんどくさいからさ。
で、これからどれくらいかかるの?
え、もうはいわかったん!?
イギリス詳しない言うてはったんに…そないネッシー見たかったんかな?
[盛大に誤解している。
それでももうすぐ先輩と会えるので心弾んでいて]
To: 千秋先輩
From: 羽柴
Sub: おお!
――――――――――
さすが先輩!
こっち、結構人おって
賑やかですよ。
了解!
ネッシーの写真一緒に
撮りましょうね
―――─END―――――
理由がねえなら藤田でいい。
[ファーストネームでは呼ばない。このあたりに自分が日本人であるというこだわりを見せる]
5(5)時間くらいじゃないのか。
道の込み具合にもよるだろうし。
しかしなんだってネス湖なんだよ、だるいな。
ええー5時間もかかるの?
もっと早い行き方がいい。
[羽柴からのメールを見ればわがままを言う。それだけ早く羽柴分を補給したい、とか考えていたり]
なんでと言われるとまあ。
……彼氏、が、待ってる、…から?
[自分で言っていてなぜかとても恥ずかしくなる。あまりそういうことを他人に言ったこともなかったからかも知れない]
ああ?
んなこと言ったって俺が運転するわけじゃねーんだ、知るかよ。
[さらに一人でにもじもじとのろけられたことにいら立ちは加速していって]
しかも男が理由かよ!F*CK!
[ルファを見て日本女はやっぱりちょろいとか邪なことを考えていた分、裏切られた感は強く。]
…平日だ、もうちょい早く着くだろ。
寝る。
[そういってイヤホンを装着、寝る体制に入った]
[なんだか常にイライラしてる人だなあ、と呆然とする]
ツンデレ、なのかな?
違うだろうな。なんかイズミに似てるかも。いや似てないかな?
[とか考えつつ。ネッシーは本当にいるのかも結局よくわからないな、とかも考えているといつの間にか寝ていて、ネス湖に到着する]
有村、着いたよ。
私、会ってくるから。わざわざありがとね。
[そういってあっさり別れると、羽柴にネス湖に到着した旨のメールを送信する]
[寝るといいつつ、結局一睡もせずにネス湖に到着する。ルファに話しかけられて、彼氏に会ってくると、非常にあっさりと言われれば]
は?
俺ここで何すりゃいいんだよ。
[振り回された、やっぱり日本女は……と感じた]
……ち。
[せっかくだからいろいろ鑑賞してもいいのかもしれない、そう思うとぶらぶらとしているだろう。誰かに会うかもしれない**]
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