1080 私立霧晴高等学校3rd-HeavensWorld-
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吹奏楽部 ルファ
…は？
え、それはつまり私に代わりに行けと、そういうことかな？
[怪訝そうに生徒会長を見る]
…元々はユーリが蒔いた種だから、迷惑を掛けたならその尻拭いをする義務はなくもないと言えるけど。
生徒会長 ヒューゴ
暇じゃなければ構わない。
ただ人数がな………
[んー、と天井を見上げた。新たに誰かを探すには、あまり時間がない。ルファにチラシを見せた]
―――ユーリの事情で迷惑ということはないが。
まあ、知り合いでこういうものが好きな人がいれば教えてくれないか。
部長に話す必要があるなら僕がする。
吹奏楽部 ルファ
そりゃあ暇と言えば暇だし、逆も然りだよ。
[一見意味不明だが、わかってくれるだろうと踏んで]
…。
[チラシを見る。なるほど興味は惹かれる]
んー。
困ってるなら行ってもいいかな、悪い話ではなさそうだし。というか普通に面白そうだ。
部長には…いいよ、あまり我が部に怖い印象持たせたくもないしね。
生徒会長 ヒューゴ
なるほど？
[しかし、頑なそうだった相手が面白そうと言えば、ほっとして]
…そうか、有難い。
詳しい話はまとめておこう。
…何か飲むか。緑茶と玄米茶と紅茶がある。
[コップを用意しつつ勧めた。部長の話には首をかしげた。
備品の話などで時々話すけれど、部活動ではそんなに怖いのか…と思った]
吹奏楽部 ルファ
うーん、じゃあ紅茶で。飛びきり甘いの。
[人の好意には甘えるのが吉だ]
しかし、聞いた通りの人間で面白いね、生徒会長。
[ユーリからどう聞いていたかは言わず]
生徒会長 ヒューゴ
[軽く頷くと、紅茶に角砂糖を2(5)個と一個いれて差し出した]
………え。
[何を聞いたのかと少し表情が曇り]
面白くはないと思うのだが…。
吹奏楽部 ルファ
んーもうちょっと甘くてもいいかなあ。
[一口啜る]
あーいや、会長自体が面白いというか。
ユーリが言ってた通りなのが面白い、と。
[ナチュラルに毒づいていることに気付いてない]
無愛想で気が利くってね。
[もしこのまま言ってることが正しいとしたら、何かが抜けてる、らしいけど]
生徒会長 ヒューゴ
もう少しか…
[ごっさりと角砂糖袋を、取れるように机の上におくと]
言ってたとおりなのが……？
…………。
[「無愛想」、そう言われて鏡を見た。眉間に皺が寄る。ほぼ初対面の人に言われては世話ない]
顔は練習中なんだ…。
………そういえば、君、
―――吹奏楽部の…
[だれだっけ、とばかりに見つめた。超いまさら]
吹奏楽部 ルファ
ん、ありがと。
[ぺりぺりと包装紙を剥がしてそのまま口に頬張る]
顔は練習中…やっぱり面白いね。
[けらけら笑っていると、あ、いけない、と言ったように慌てて]
まだ名前言ってなかったか。
私は藤田千秋(ふじたちあき)、ユーリと同じクラスね。
ルファって呼ばれてるのは…その…
[恥ずかしそうにして]
音階の「ラ、ファ」をしょっちゅう「ル、ファ」って間違えて言ってたら私自身がルファと呼ばれるようになったという…
生徒会長 ヒューゴ
……虫歯にならないか？
[角砂糖を食べ始めたのに面食らい、それから笑われたのにすこしだけ困った表情を浮かべるも]
……るふぁ。
―――面白い渾名だな…そう呼んでも構わないのか。
[それとも本名がいいかと首を傾げた後]
僕はほとんどヒューゴと呼ばれる。
……苗字と名前が続けて呼びにくいから。
吹奏楽部 ルファ
虫歯？なったことない。
だから甘いの好きなんじゃないかって思うけど。
[にか、と歯を見せてみる]
う、まあ別にもう慣れたからいいけどね。
[ちなみにその名を付けたのは他でもないユーリ]
ヒューゴ、ねえ。
私は別に会長でもいいと思うけど。
まあ親しみを込めてそう呼んであげるよ。
[なぜかちょっと上から目線]
生徒会長 ヒューゴ
…まったく？ すごいな。
[虫歯は子供の頃にうつされなければ一生ならないというけれど…と純粋に感嘆しつつ、「そう呼んであげる」といわれると苦笑した]
――……ではルファと呼ばせていただこう。
親しみを込めて。
…今日は皆こないな…紹介できると思っていたのだが。
…急くことはないか。
縁遠 イズミ
………ああ……
なにやってんのよ、あたし……
[何かを振りほどくかのように料理していたら、
いつぞやのレネかというほど大量にできた。]
………。
[胸にちくちくするものを感じつつ、生徒会室へ]
縁遠 イズミ
？
[知らない先輩がいた]
……食いしん坊があまりいませんね。
…無駄だったか――
[わずかに目を伏せ、あまり周囲に構わずに]
1.ちらし寿司
2.レンコンのきんぴら
3.ぶり大根
4.菜の花の白和
[を置く]
吹奏楽部 ルファ
すごい、のかな？
私は一族みんなそうだけど。
[親しみを込めて返しをされれば]
うん、よろしく、ヒューゴ。
ところでみんな、というのは大体どれくらいなの？
[そんなことを聞こうと思った矢先、誰かが入ってくるような音が]
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