人狼物語(瓜科国)


1079 【突発RP村】やがて、世界は闇に沈む【飛び入り歓迎】


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司祭 ドワイト

[恐る恐る此方を見つめるナデージュが、
何を考えているかは想像がつく]

…私の仕事だ。

私は好きでやっているのだから、
気にすることはないんだよ。

[穏やかにそう告げて。
年頃の女性にそうするのもどうかと僅か悩みつつも、
そっと触れる程度に彼女の頭を撫でた]

少し準備をしてくる。
ゆっくりしていってくれると良い。

[客人二人へそう告げて、自分のカップを持って立ち上がる]

( 56 ) 2013/03/06(水) 23:24:44

毒舌家 セルマ

[やがて、森が間近になる。
その中にひとつ、色彩。手紙狂いの姿だ。
軽く手を挙げて挨拶。]

なんだい、捨て猫の真似でもしてるのかい?

[悪戯っぽく笑う。
いつもの表情を作る。
それができる内は、そうしていたい。]

――そう、パース、この子なんだけどね――

[少女を認めてから疑問に思われるだろうことも考えて、先に話し始めた。]

( 57 ) 2013/03/06(水) 23:26:53

司祭 ドワイト

[壁に寄りかかる友人と擦れ違う折、じっと彼を見て]

ランス。

[零れた声は、
思っていたよりずっと心配そうなものになってしまった。
何かを言いかけて、問いかけて、躊躇って]

…お行儀が悪い。

羽も痛める。

[とん、と彼の肩へ一度手を置いて、そのまま部屋を後にする]

( 58 ) 2013/03/06(水) 23:30:13

毒舌家 セルマ

実直、ねえ。そりゃどうも。

[褒められることがあまりないため、気恥ずかしさもあいまってそっけなく肩をすくめてみせる。
手紙狂いはそんな心情も読み取っただろうか。]

…………ちょっと?
具合が悪いのかい?

[>>47黙り込んだ手紙狂いが>>55深刻な空気を放ったように見えて、顔色を変える。
手提げから水筒を出して勧めさえした。]

( 59 ) 2013/03/06(水) 23:30:42

小説家 エラリー、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2013/03/06(水) 23:32:32

手紙狂い パース

[は、と顔を挙げ、口に何かを含んでいるかのように悪戯学童のように笑みをつくる。
気恥ずかしさを滲ませていた彼女が、表情をくるりと変えて水筒を勧めてくる>>59が、それを断って]

ふふ、大丈夫だよ。
どこかが苦しい訳じゃないんだ。

この年になると、記憶を引っ張りだすのにも時間がかかってねえ。

[ぱちり、と片目をつむっておどけてみたり]

( 60 ) 2013/03/06(水) 23:36:10

がらくた屋さん スー

……。

[ナデージュに頭を撫でられるのは、これが初めてではないと朧に思う。>>40
彼女がまだ、がんばらなくても声を出せた頃のことだったか。

けれど、それだけ。
むしろスーの方から名前で呼んでもいいのか訊ねたことも忘れたまま、
機嫌よさげに足をぱたぱたと踏み鳴らした]

( 61 ) 2013/03/06(水) 23:38:11

がらくた屋さん スー

[やがてカモミールティーと、パンとスープが運ばれてくると]

…いただきます。

[挨拶だけはきちんとしてから、競う相手がいるかのように素早く食事に手を伸ばし、
腹を満たすことに勤しみ始めた。おおむね黙々と]

まいそう。
…また、はこぶんだ。

[周囲で展開される話題も朧に把握しつつ。

灰しかない裏庭と違い、灰に埋もれつつも墓石のある墓地。
酒場の主人も、あそこに運ばれるようだ。
おとなりの家の人達みたいに。料理屋さんのおくさんみたいに]

( 62 ) 2013/03/06(水) 23:39:25

歌い手 ナデージュ

[ドワイトさんに頭を撫でられるのは、どれくらいぶりのことでしょうか。
まだ教会で暮らしていた頃、何度か撫でて貰った記憶があるのですが。

立ち上がる背中を引きとめようと思ったのですが、その背中にかける言葉は思い浮かびませんでした。
言葉が浮かんだとしても、声は出ないのですが。

だからわたしは、ありがとうございます、と、心の中で呟くのです。
何度も、何度も、噛み締めるように。

そうしてまた、考えるのです。
わたしに何ができるのか。
残り僅かな時間を、わたしはどう生きるべきなのか。

そっと、左頬の包帯に触れます。

―――最近、灰化の進みが、早くなってきたように思いました。]

( 63 ) 2013/03/06(水) 23:40:05

灰色翼人 ランス

 明日の朝か。
 分かった。

[カップを傾けながら静かに応える。]


 ん?

[準備をすると、食堂を離れようとしたドワイトの視線が、こちらへ向く>>58

 …………。

[かけられた言葉は、なんとなく、友が本当に言いたかったこととは違うような気がした。]

 そうか?
 ……そうだな。

[視線だけで頷いて、壁から離れる。]

( 64 ) 2013/03/06(水) 23:43:39

がらくた屋さん スー

[思考は、歪んでいる。

死んだ人は墓地に運ばれるから、
墓地に運ばれていない両親は死んでいない、と。

どこかの国のどこかの街に、“おしごと”のために出かけていった両親。

東の村の結末も、北の街の惨状も、
他の場所の滅んだ経緯も耳にしていないかのように、

否、耳にしたとしても既に―――忘れて。

彼らが帰る日をひとり、待ち続けている]

( 65 ) 2013/03/06(水) 23:46:27

小説家 エラリー

[アルカの店で買い物をした。
"こんな"世の中になってから、流通は麻痺し、貨幣での交換は殆ど成り立たなくなってしまった。ある者は物々交換、またある者は労役、ある者は慈善家の真似事をして自分を満足させている。
そしてこの店は――かつて成り立っていた当たり前の再現を望んでいた。
幾ばくかの銀貨と引き換えに、僅かな食料を手にして、男は自室のあるアパートメントに足を向けた]

( 66 ) 2013/03/06(水) 23:50:27

手紙狂い パース

[息を吸って、吐いて。
歌うように、童謡を詠むように、言葉を紡いだ。]


   さあ、星《エステル》は 降る 降る


   灰色に落として 蒼穹を創ろう


……。

( 67 ) 2013/03/06(水) 23:50:45

手紙狂い パース

[目を閉じて、開いて。
ふ、と脱力したような笑みが漏れた。]

昔、ある「手紙狂い」が請け負った仕事がね。
そりゃーもう、不思議だったんだって。
まあ、私らみたいのに来るモノは、人に言えないモノの方が多いんだけど。

内容は、荷物を運ぶことと、口伝の“手紙”。

[首をふるふるとふるってから、ずれたキャスケットの位置を直す。
その仕草のせいで、表情は隠れただろうか。]

( 68 ) 2013/03/06(水) 23:52:21

手紙狂い パース

灰色翼人に会うがよろしかろう。
貴重な生き残りがいるからねえ。

……それと、魔法のことならポラリスかスーだねえ。
ただ、スーはもう危うい。何か情報が得られるかどうか……。

[本心としては、壊れかけの子はそっとしておきたいところだが。
この狭い村、少ない生き残りを巡れば、どうせたどり着いてしまうだろう。]

……ふふ、何の因果だろうねえ。

[今作る笑みは、苦いもの。
どうして苦いのか、もはや己にも分かるまい。]

( 69 ) 2013/03/06(水) 23:55:08

司祭 ドワイト

[一人になれば、足取りはやや覚束なくなる。
他人が見ていない分、気をはる必要がないからか。
自室へ戻る途中、窓から見えた灰の降る空。

先ほどの鳩の姿が重なって見える]

――――――…嗚呼。

[そして今日はパースが村に来て10周年だったと思い出す。
通信屋の姿を始めてみた時、
男はもう十分に大人だったが、
それでも思わず問うてしまったことがある。

『私宛の手紙は、届いているかい?』

少年兵をしていた頃の記憶は曖昧で、
それ以前の思い出はほとんどない。
生死を彷徨った折に、
其処までの命を置いてきたかのように]

( 70 ) 2013/03/06(水) 23:58:07

司祭 ドワイト

[…届くはずはないと分かっている。
家族や故郷の記憶はない。戦友はみんな死んだ。

名無しの手紙は届かない。
死者は手紙をよこさない]

( 71 ) 2013/03/06(水) 23:58:27

手紙狂い パース

ああ、それと。
エラリーにも会えばいいんじゃないか?

時に想像力というものは、関係のない部品をつなぐ糸になるだろうよ。
それに、彼の創作意欲も刺激されるだろうからね。

[馬のしっぽをしゃらしゃら揺らして、出せる情報をそろえて並べ、にこりと笑った。
それ以上は、今は何も言うつもりはないと言わんばかりに。]

( 72 ) 2013/03/06(水) 23:59:26

小説家 エラリー

[自室に戻ると、どんよりとした薄暗さと埃っぽい湿気た紙と、インクの匂いが迎えてくれる]

……


[無言のまま男は手に入れてきた食料を入り口近くに置き放ち、身体に見合わぬ机に置かれた中途を手にとった。
男の部屋は、閑散としている。必要以上に置かれているものが少ない。仕事に見合わぬ、書物の類も職の割に少ないかもしれない。
机と、灯りと、インクと、紙と。
保管用と思われる木箱が幾つか部屋の隅に転がっている。
その中でなぜか一つ、ドアの横に見合わぬ巨大な工具が、土のついたままに鎮座していた]

( 73 ) 2013/03/07(木) 00:10:11

手紙狂い パース

[森の入り口から中を覗こうとするが、灰によって異質な変貌を遂げているせいで、見通しはひどく悪い。

カインはさすがに準備を整えるのが早かった>>36。己はと言えば、ポケットの中に準備したものを確かめ、弓と矢筒を掛け直して。

セルマとエステルが奥深くまで行く気は無さそうかと勝手に解釈すれば、彼女たちにはそれ以上構わないことにする。]

さあて。

[かろうじて残るかつての道のかすかな名残を追って、森の中へ**]

( 74 ) 2013/03/07(木) 00:23:47


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