人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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渡り鳥 グレイヘン

 ――ぐれいへんなんかが。

 だれも、あいしてない。
 だれにも、あいされない。

 そんな、まいごで、ぼっちの、ただのとりが。

 だれかを。
 すくえるはずなんて。
 なかったのに。

[空の上で、何度も何度も目をこする。
 視界が霞んで見えなくなって。
 風の声も聞こえなくて。
 何処を飛んでいるのかすら、わからない]

( 83 ) 2013/02/10(日) 23:37:24

お花畑の ハル道化師 リヴリアちゃんにレンゲの花冠、作ってあげなくちゃあ。と何事もなかったように笑う。

( A7 ) 2013/02/10(日) 23:37:27 飴

渡り鳥 グレイヘン道化師 リヴリアの、あの時僅かに揺れた声を思い出して。何度か、涙を拭う。

( A8 ) 2013/02/10(日) 23:39:38 飴

【赤】 道化師 ダハール

 ああ、さようなら。
 ……目覚めた少女達と
 沢山話せよ。
 こちらに連れてきた、君の役目だ

[夢の世界で、グレートヒェンの言葉に笑った。
 理解できている?
 物語のような単純な心理じゃないんだ。
 自分のうちにあるのは、
 一つの想いだけじゃない。

 事実彼女はずっと誤解していた。
 単に、俺が姉を望むだけだと。]
[謝罪もしない、ただカーテンを閉める。
 喧嘩?と、言われた声に
 グレートヒェンが声を返したのを聞いて
 そのまま、片手は静かに姉の手を握ったまま。
 そっとその髪を撫でて。頬を伝い
 
 ……首に手を伸ばして……引いた。]

( *26 ) 2013/02/10(日) 23:43:00

お花畑の ハル

[そうして、少女はまたレンゲを摘み始める。
 いつもぽかぽかのお日様が、雲に隠れてしまったのには、気づかない振りをして。
 いつもより髪を揺らす風が、ずいぶん冷たいことには、気づかない振りをして]

 桜の花びらで首飾りを作るのもいいねえ。
 誰が似合うかなあ……。

[ふわふわの、わたがしのような女の子の姿が、一瞬脳裏を過ぎって、すぐに消えてしまった。
 そんな子は、知らない。

 消えてしまった。
 忘れてしまった。

 覚えていなければ、もう会えないことを寂しいと思うことはないのだから]

( 84 ) 2013/02/10(日) 23:45:52

道化師 ダハール

― 常春の花畑 まだ、桜の木はあるだろうか ―
[たどり着いた常春……花の様子、
 今はどうだろうと
 領域の端植物を確認する。

 ハルはこの世界から枯れたものを排除しているか否か
 それは、いま、俺の目に映るだろうか?]

( 85 ) 2013/02/10(日) 23:46:25

お花畑の ハル

[桜の木の下で、レンゲを摘む。
 心なしか、お花の元気がないのは、お日様が雲に隠れたから。いや、今日はいい天気のはずなのだから、そんなことは気のせいだ。
 かすかな違和感を誤魔化し、誤魔化し、少女はせっせとレンゲを摘む。

 お花畑は、一見大して変わっていないように見える。
 しかし、お花畑は広い。
 よく見れば、くったりと元気のない花々を見つけることができるだろう。
 普通のお花畑では当たり前のこと。
 けれどここではありえないこと]

( 86 ) 2013/02/10(日) 23:52:28

道化師 リヴリア

─ 崩れゆく ハルの園 ─

[一歩足を踏み入れれば、私でもわかる
そこは確実に崩れゆく春の花園>>84
差し込まなくなった陽光 冷たい風。
私は彼女の元を目指していく。
変わりゆくセカイの中でそれに抗うように変わらぬ彼女の姿があった。
私は彼女を見つけると歩み寄って]

 ……

[そこにその姿を留めて>>85一瞬だけ足は止まるけれど、再び歩き出す。
ハルが気付けば、岬の住処から持ってきたランチバスケットを掲げてみせる]

( 87 ) 2013/02/10(日) 23:53:17

渡り鳥 グレイヘン

→ どこかのもりのいりぐち ―

[飛ぶ事に疲れて降りた先には、まだ緑があった]

 ――……。

[白い翼。
 手を伸ばす。

 ぷちり。

 羽毛がぱらぱら、足許を埋めていく]

 こんなはねなんか、もういらない。
 もうおそらなんか、とびたくない。
 もう、おそらなんか――……。

( 88 ) 2013/02/10(日) 23:56:24

渡り鳥 グレイヘン

[くしゃりと、顔を歪めた。
 まだ、本当は飛ばなければいけない。
 まだ、帰りたいと思っている者がいて。
 それを送り届けるまでは。
 この翼は、必要なのだ]

 う……――。

[頬を転がって落ちていった涙の粒が、
 ぱたぱたと散らばった羽毛を叩く。

 翼を握り締めたまま。
 蹲った――**]

( 89 ) 2013/02/10(日) 23:58:56

道化師 ダハール

[現実世界の花畑だ。生きた造花ではない。]


[観察をして思ったのはそんなこと。
 元気のない花。これから種子になる花も
 出てくるのだろうか?

 髪が揺れた、冷たい風に。
 花冷え。そんな言葉を思い出して。

けれど、ハルはいつもどおり。
 レンゲを一生懸命摘んでいる。
 あの時の花冠は完成したのだろうか?
 枯れてしまった事は今はしらず]

 ハール、それは誰の花冠ようだい?

[そういって俺は声をかける]

( 90 ) 2013/02/11(月) 00:00:33

道化師 ダハール、声をかけたところで道化師に気づく、肩をすくめた。

( A9 ) 2013/02/11(月) 00:01:16

お花畑の ハル

[花冠に十分なレンゲの花を摘むと、桜の木にもたれて座り込む。
 早速編み始めようと数本手にした時、少女は人影に気づいた]

 リヴリアちゃんの花冠、編もうとしてたとこだよう。

[にこにこと、いつもと変わらない笑顔でダハールに返事して、リヴリアには手を振ってみせる。
 ダハールは編みかけの花冠を見ていた。その返事に、違和感を覚えるかもしれない]

 リヴリアちゃんは、なに持ってるのー?

[もしや桜の首飾り用に針と糸なんて持ってないかなあ、なんて、少女は自分に都合のいいことを考える。
 ほら、あの時だってリボンが飛んできて……。飛んできて……?
 いや、そんなことは一度もなかったはず。
 少女は小さく首を横に振った]

( 91 ) 2013/02/11(月) 00:05:17

道化師 ダハール


 リヴリアの……?
 二つ目……?

[この前、途中まで編んでいたあれは
 どこへ行ってしまったのだろう?
重ねづけでも欲求するのだろうか?
 と、仮面の奥瞬く。

 ああ……そうだ、もう、これはいらない。
 俺はそう思って仮面を取った。
 もう、結論は出した。
 夢物語の住人ではないから、
 矛盾をはらんだ感情も、そのままに。]

 そっちは、食事?

[仮面を取ったまま、青い瞳で姿を認め
 にっこりと笑う。
 加害者で、被害者で、共犯者で、愛すべき姉を]

( 92 ) 2013/02/11(月) 00:12:30

道化師 リヴリア

 やあハルの子。
 ああ、ボクのために作ってくれるのかい?
 花冠を。嬉しいねぇ。素敵だねぇ。
 キミが作ってくれた冠なら、ボクにさぞかし似合うだろうね。

[振り返す手に嗤って応えて彼女に歩み寄る]

 おひさまの子のしゅうかくだよ。
 ほら、元気だったんだろう? しゅうかく
 それがこんなに美味しそうなハムになったんだ。
 シンにはお礼を言わないとね。

 向こうで、おひさまの子とソラの子と……
 ああ、そうそうローザと食べようと思ったのだけどね。
 そこの食いしん坊は先に食べちゃったからね。
 全部食べられちゃう前にハルにもお裾分けを持ってきたのだよ。

( 93 ) 2013/02/11(月) 00:16:55

お花畑の ハル

 ふたつ……?

[ダハールの言葉に、少女は不思議そうに瞬く。
 "なかったこと"にされてしまった花冠のことは、もうすっかり覚えていないのだった]

 ううん。リヴリアちゃんに作るのは、多分これが初めてだよう?
 あれえ? ハル、前に作ってあげたっけえ?
 忘れちゃったのかなあ。

[のんきにそんなことを言って、ダハールが仮面を外すのには目を瞠った]

 わあ。

[声を上げて、まじまじと見つめて]

 うん。やっぱりダハールちゃんには、ムラサキツユクサがいいと思うなあ。
 目の色に合うと思うよう。

[そんな感想を漏らす]

( 94 ) 2013/02/11(月) 00:18:45

道化師 リヴリア

 ……ああ、ハルの子も収穫を楽しみにしていたからね。
 岬の住処から持ってきたのだよ。

[二つめという言葉にもひっかかったが、それ以上にその名をその口から出されたことに>>92一瞬固まる。
平静を装うのに苦労したのは、“岬”と海に縁のある言葉を紡ぐという綻びを生み出した]

( 95 ) 2013/02/11(月) 00:21:11

お花畑の ハル

[リヴリアに「嬉しい」と言われると、嬉しくなって少女は頬を赤くした]

 えへへ。頑張って作るから、楽しみにしててねえ。

[そんなことを言いながら、慣れた手つきで編み始める]

 わあ、ミズキちゃんのしゅうかく?
 ばんごはんには早すぎるけど、おやつにハムもいいかなあ。
 わあ、美味しそう。

[レンゲを編む手は休めずに、バスケットを覗き込むと、楽しげに歓声をあげて。
 それから、不思議そうに首を傾げた]

 シンちゃんと、ローザちゃん?
 それって、だあれ?
 ハルの知らない子だよねえ。
 またお花畑にも、来てくれるかなあ。

( 96 ) 2013/02/11(月) 00:24:20

星売り カスミ

………、

[困り果てた調子に、告げた願いが、
決して、無駄には、されなかったと、確かに思う。
握りしめた手が、冷えた手を何とか包み込もうと、動く]

だって、あの時「しなないで」って言ってくれたことが、
嬉しかった……嬉しかったんですよう……。

いてもいいんだ って、言ってくれてる気がしたんですよねえ。

[星になりたくて、羨望や執着や未練を自分の中から隠して、
それでも星になりきれなかった少女に、
星だとか関係なく、生きることを望む声をかけてくれた、そう思えたから]

( 97 ) 2013/02/11(月) 00:27:06

道化師 ダハール


 しょうがないだろ、あれだけ美味しそうなもの
 目の前に出されて食べずにいられようか?

 でも、言うとおり。
 ハル、絶品の食事だよ。
 早く食べないと俺が食べちゃうよ?

[姉の言葉に反語表現で答える。
 あれでも、出されたものだけで、
 お代わりを欲求しなかっただけで
 褒めてほしいものだと。
 育ち盛りの食欲は恐ろしいものなのだ。
 だから、ハルにそういいつつ笑った。]

( 98 ) 2013/02/11(月) 00:28:43


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45回 残25pt
道化師 ダハール
35回 残0pt
渡り鳥 グレイヘン
28回 残615pt
太陽の子 ミズキ
18回 残757pt 飴
お花畑の ハル
20回 残600pt
星売り カスミ
15回 残820pt 飴

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岬守 シン (3d)

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