人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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渡り鳥 グレイヘン

[漂ってくる香りにゆるゆると瞼を開く。

 小鳥はみずみずしいものが好きだ。
 良い匂いだというのは判別はできるけれども。

 昨日は山は秋だった。
 今日は――ふるりと頭を振る。
 柔らかな春の陽射しが少し向こうに広がっている。

 目をこすり、気持ち良さそうな空気につられて。
 渡り鳥は花畑の隅っこで立ち止まった]

 はる。

( 25 ) 2013/02/06(水) 22:23:08

道化師 ダハール

― 陸の中腹 夜→ ―
[少女が夜を望めば夜に。
 世界は少女の意のままに変わる。
 その中で、道化師はゆるく頭を振った。]

 ………まぁ、いいか。

[適当な木陰に腰掛けて瞳を閉じる。
 仮面をつけたまま。
 端からはただ座しているようにみえるだろうけど]

( 26 ) 2013/02/06(水) 22:25:43

渡り鳥 グレイヘン

 ――……。

[微かな残り香は北風か。
 しかし何処までも花畑は春めいている。
 きっと寒風に花がしおれる事などないのだろうと思う。

 ちくりと何かが痛む。
 寒さから逃げて、逃げて、そして他所の季節を渡り歩く。
 自分の領域を持たず、他人の領域を侵す罪悪感。

 それでも春は甘く生き物を誘うのだ]

( 27 ) 2013/02/06(水) 22:27:01

星売り カスミ

― 水辺 ―

[あまり、穏やかな眠りとは言えなかった。

得体の知れない何かが、夢の中で少女を追い立てている。
掌から「星」の入った包み紙が零れ落ち、草の上に着地して湿った音を立てた]

……… っ、

[少女は「星」を拾わない。
空へ向けて僅かに右手が持ち上がる]

( 28 ) 2013/02/06(水) 22:28:39

【赤】 道化師 ダハール

 ん……

[シャルロッテ医師をはじめ
 介入者の声が聞こえる。
 ………目覚め、だ。
 ごく普通に、朝を迎えるように、
 現実の世界へと戻る。

 外見がどうとか、この世界の仕組みがどうとか。
 寝ぼけながら頭に手をやった。
 現実よりは幼いが
 現実でもそれほど性差が出ていない外見。]

 ……もう、お二人とも、
 ヴェルのことはご存知なんですね。

[聞こえていた話からそう判断して口にする。]

( *10 ) 2013/02/06(水) 22:29:58

無口 ローザ

[丘の上。
   ぱちり、と目を開く。

ただ、見ているだけではいけないのかも知れない。
立ち上がり、あたりを見渡した。]

( 29 ) 2013/02/06(水) 22:31:37

岬守 シン

−つぎのあさ−

[朝から、潮風に混じって小麦の焼ける匂い。
解体されたココナッツとパインの調理もすすんでいるらしい。
パイナップルの芯はジャムに。
実はパンに刻んでくわえたり、一部はパンを焼く酵母の種。
ココナッツも既にミルクと果肉に分けられていて]

…誰か、ちょっと食べに着てくれたらいいのに。

[出来上がるだろう食事の量に溜息一つ。
最早一人分の食事量ではなかった。
それでも手は動き、ココナツミルクに足すのは
残り少なくなってきた天草を幾らかばかり。
溜息一つとともに、焦げ付かないように鍋を揺すり
消えていけば火から下ろしてゆっくり冷ます]

( 30 ) 2013/02/06(水) 22:34:03

道化師 ダハール

― →朝 ―
[陸の中腹で朝を迎えれば背伸びひとつ。
 さて、いかようにすべきか、と
 昨日までの目的を 世界の外においてきたため思う。

 ……同じように、朝を持つらしき
 海岸線が広がるほう。
 人が、少女が活動する音が聞こえる。

 道化師は、ふらり、そちらへ向かう。
 なにせ、自分は
 自分の欲するままに世界を返られない。
 空腹を満たすすべも、空腹を知らない身体にすることも。
 星、ひとつかじった後
 >>22 何か焼けるにおいに惹かれてふらふら歩く]

( 31 ) 2013/02/06(水) 22:35:53

星売り カスミ

[と、弾かれたように身を起こし、]

………暗い。

[ぼんやりと光る右腕の星を見て、
星がいくつもいくつも瞬く頭上を見上げ、

それでも暗さには慣れず、辺りを見回して誰かが倒れている?ことには気付くも、]

だあれ? だいじょうぶ?

[その正体までは分からず。
おもむろに立ち上がると、目をこすりながら「誰か」に近付いた]

( 32 ) 2013/02/06(水) 22:38:29

【赤】 渡り鳥 グレイヘン

 ――起きたのね。

[夢の世界に正も誤もないが。
 曖昧な夢の紛れ人をちらと見やる]

 ヴェルは最近、不安定だって聞いたから。
 ヴェルの世界も、色が褪せているような気がしたから。

[それだけ、声に落とし膝に顔を埋める]

( *11 ) 2013/02/06(水) 22:41:04

お花畑の ハル

[その時、少女は運動をしていた。
 ずっとお昼寝をしているか、花冠を作っているかというわけではないのだ。
 広いお花畑を、走って、走って、時々スキップしてみたりして、疲れたらそのまま転がって]

 あれえ?

[ばたん! と倒れるその時に。
 視界の端に誰か見たような気がした。
 お花畑に倒れこんだまま、ころころ転がって、ぱちぱちと瞬き]

 グレイちゃん?
 どうしたのー?

( 33 ) 2013/02/06(水) 22:42:12

渡り鳥 グレイヘン

 ハル。

[うららかな季節と同じ名前の花守。
 舞い踊るように駆け回るのに合わせて花々が揺れる。
 優しい香りが陽光に絡まり眠りを誘う。

 いつものように渡り鳥は目をこすりながら]

 おはなばたけが、きもちよさそうだったから。
 ここはいつも、とても、あったかい。

[そして少しだけ、眩しい。
 目を細めるとより眠たげな表情に見えるか]

( 34 ) 2013/02/06(水) 22:48:10

【赤】 道化師 ダハール

 そう……ヴェルの事情は知らないけれど……
 何か、きっかけ、があったのかな……

[ハルと彼女の世界のように
 変化のきっかけどころか、不変の世界にいたら
 どう、きっかけは呼び込まれるのか?
 そんなことを思って、寝ぼけ眼、
 ぼんやりと答えてから
 声のほう、視線を向ける]

 …………具合、悪いの?
 無理しないでね。

( *12 ) 2013/02/06(水) 22:48:33

岬守 シン

[昨日の肉を薄く削ぎ、皿の上に。
刻んだココナツを焼けたばかりのパンで挟む。
出来上がったばかりのパインジャムも挟んで。
こうして出来上がっていく朝の食事]

…今日の検証も成功。

[そんなことを呟いて、外のテーブルへ向かう。
トレイには検証結果と呼んだ食事の皿と
飲み物の入ったカップ。
誰かが近づいてくるとも知らず、海を眺めて優雅な食事]

( 35 ) 2013/02/06(水) 22:49:33

太陽の子 ミズキ

― 少し前:海岸線の家で ―

[どうやらパイナップルはシンのお気に召したらしい。>>19
 安心してほっと息を吐きながら
 その言葉の端を拾って、冗談めかして頬を膨らませる]

 難しくない…… それは皮肉か?
 私にとっての料理とはとてつもなく難解なものだぞ。

[この場所に来て数ヶ月。色々なことを覚えたが、
 料理だけはどうしても駄目だった。
 センスが絶望的に欠落しているらしい]

 クランベリー……ふむ。
 分かった、捜してみるよ。 それじゃ。

[脳内にクランベリーの姿を思い描きながら、建物に背を向けた。
 赤くて円いころころを、樹からぷつりぷつりと摘んでいく。
 シンの思い浮かべたような畑の風景>>21
 まさか思い当たるべくもない*]

( 36 ) 2013/02/06(水) 22:49:54

道化師 ダハール

[潮の香り、次第に強くなる。風、髪がべたつく。
 (少女たちならば、髪がべたつくこともないだろうが)
 物理法則を無視した世界で、
 知る範囲の常識、物理法則を身に受けながら
 その一つ、空腹を抱えて、覗き込む。]

 ………いいにおいだね、シン
 それ、一人前?……じゃないよね。
 誰か、御呼ばれしているのかな。

[腹の虫が主張する。
 今、仮面の泣き顔は飢えたからに見せるだろうか?]

( 37 ) 2013/02/06(水) 22:52:18

道化師 リヴリア

[仮面の元には朝も夜も巡ってくる。
彼女の住処深い深い森の中を除けば、他人のセカイを等しく享受する。
季節の移ろいも昼夜の理も干渉はしないのだから、そこに春があれば春があり、秋があれば秋がある。
太陽があれば太陽を浴びて、星があるならば星を掴もうとするだろう。
就寝も食事も規則はない。微睡むセカイならば微睡む時もある。
食べるセカイがあるならば食べもする。
ただ全てを享受して廻るのだ。

そしてセカイを巡りながら一度は立ち寄るのが、例の丘。
今日も丘にそよぐ風に微かな鈴の音がしゃらりと響く]

( 38 ) 2013/02/06(水) 22:54:20

太陽の子 ミズキ

― 現在:黄昏の水辺 ―

[顔から前につんのめった。……痛い。]

 〜〜〜〜………。

[こうして情けなく転ぶのはいつ以来か―――
 伸ばした右手に輝く太陽を見ながら思う。
 身体についた草を払いながら身を起こそうとすれば、
 背後から聴こえる声>>32に、顔を顰めた]

 私だよ、『星売り』。
 なんったって君はこんな処で寝ているんだ……。

[倒れこむ寸前、輝いた星>>28は見間違いでは無かったか。
 よいしょ。と跳ね上がり草の上に座り込んで、
 不機嫌そうな表情で近寄ってくる姿を見上げる]

( 39 ) 2013/02/06(水) 22:56:52

お花畑の ハル

 そっかあ。

[グレイヘンの言葉に少女は嬉しそうに笑う。
 ここは少女の領域のお花畑……なんて、少女自身は認識していないけれど、大好きなお花畑を褒められるのは悪い気分じゃなかった]

 今日はとてもいい天気だもんねえ。
 ひなたぼっこのお昼寝日和だよう。

[7年前からずっと"今日"で、明日が来ることはないのだけれど。
 そんなことも、やっぱり少女は認識していないのだ]

( 40 ) 2013/02/06(水) 22:58:31

道化師 リヴリア

[もしそこに先客がいても>>29気にはしない
仮面が気にするのは一つだけなのだから。

今日もセカイを眺めて定める。
花のセカイか 海のセカイか
太陽のセカイか 星のセカイか

見渡し眺めて標を定める。
ここは多くのセカイが見える。
見えなくなるセカイもあるだろう。
見えてくるセカイもあるだろう。

それをただ仮面はじぃと眺める]

( 41 ) 2013/02/06(水) 22:58:52


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