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[顔を上げた彼女の頬は、濡れていたかもしれない。
失敗した、とばかり口を塞いでみせるのは
此方の記憶が不確かかもしれないと、その不安を募らせているのだろうと、勝手に悟り]
……俺だけの、ヒロイン。
…覚えてるよ、…ちゃんと。
[おずおずと此方を窺うその瞳に、微笑んだ。
気持ちを告げたあの時と同じことばで彼女を呼んで、そして、]
[強く、抱き締めようと]
[「誰だっけ?」と言われるのを覚悟していた。
けれど、彼が口にしたのは。
忘れるわけがない、あの時の言葉で]
………、っ………!
……ランスさん…、ごめんなさいっ………。
[抱き締められると、そっと自分からも彼の背に手をまわす。
枯れるほど泣いたと思っていたのに、涙がとまらなかった]
……星が多い…
[皆思い思いに過ごしているようだ。
ふと、足を伸ばして海岸まで来てみた。
あの世界とは違う、深く暗い闇。
――そして瞬く星]
……まぶしすぎる気もするけどね。
[サリィの濡れた白い頬が、桜色に染まる。
理由が解らず瞳を瞬かせつつ、指の背で涙の雫を拭っていった]
…効果、あったな。
…これ見たらこう、ドミノ倒しみたいにバタバタっと全員分、思い出せてさ…
そういえば、……
[鶴の中に、何かメッセージがあったらしき事を思い出し。
彼女が撫ぜた鶴を引っくり返し、中の文章を確認してみる]
―――…、……いいの? …か?
[疑問系になってしまった自分が、情けない。
少し、耳朶が赤くなっているかもしれずに]
………本当に、良かった………。
[あくまでも保険の保険のつもりだったけれど。
折り鶴は立派に働いてくれていたようで、心の底から安堵した]
……ぇ、と………。
ランスさんが、よろしかったら、です、けど………。
一緒に、温泉でのんびりしたいなって…ずっと、思ってたから………。
………はしたない、って思います………?
[疑問系の言葉が返ってきて、少し不安になり。
赤くなった顔でランスを見上げた]
[辺りには雪がちらつき、サリィ躯は指先まで冷えている。
おまけに、当の本人からGOが出ている。
ここでたじろぐ必要は、全く無い訳で]
…俺も、……サリィと一緒に入りたい。
…はしたないなんて、…全然無い、よ。
……ただ、その…、
[鶴を再び丁寧に折り畳んで仕舞い込み、彼女の指先を温めるようにそっと口付けつつ、視線だけを持ち上げて]
―――…のんびり出来る自信が、ちょっと…、無い。
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