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…………目の前で。
[その1文節を言えば、きっと伝わるだろう表情を浮かべる。哀しみなのか、困惑なのか。――でも、力だけはかろうじて残ったまま]
……――アーニャは…
ずっと、一人で対抗しようとしていたんだと考えている。
…止めたんだけどな…
[やや、視線を下げて]
……独りでなんて、―――
[長く息を吐いた。]
……僕がもう少し、早ければ……――
………っ、そんな………。
[ヒューゴの言葉を聞いて、表情を見て、息を呑んだ。
それでも、こんな状況でも崩れない彼に、強いな、と。
組んだ両手に力をこめて、逃避しようとする意識を繋ぎ止めた]
………アーニャちゃん、1人で………。
そんなの…、なんで………。
………全然、気付いてなかった………。
[旅館にきてから、ほとんど顔をあわせていない友人を思い出す。
どこかにデートにでも出かけているのだと思っていた。
けれど、それは、違っていたのだろう。
きっと彼女は皆の、同好会のメンバーのために………]
………僕が…
[狼狽えるサリィの肩に、軽く触れ。
彼女が狼狽えると、自分も思わず奥歯を噛み締めた]
――最初から隠していたんだろう。
――……変な所で、頑固なんだから…
[少し愚痴になってしまったか。
暫く双眸を閉じた後]
……――でも、死んでない。
ちが、…ヒューゴ君のせいじゃ………
[僕が、と聞けば首を左右に振った]
………、え………?
[死んでない、と半ば断言するように言われて。
呆然とヒューゴを見上げた]
[見上げたサリィを、しっかり見つめた]
―――勘だ。
……僕の勘が当たるの、知っているだろう?
[彼女を励ますようにか、すこし軽い調子で]
…―戻るための方法に対する知識は、
彼女が一番知っている。
――一体どんな世界なのか、そもそも動けるのか。
それは解らないが――
[....自分がいければ。という言葉は言葉にしなかった]
僕は、信じてる。
………そう、ですね。
ヒューゴ君の勘、当たりますもんね。
[目元をぐっと袖で拭うと、こくりと頷いた]
きっと、皆さん、戻ってきますよね。
私も、信じます。
[少し無理矢理ではあったが、にこりと笑みを浮かべた]
[無理に笑顔を作っているのは、察することはできる。
でもその希望を、無駄にはしたくない]
――ああ。
………ランスもいるからな。
[それはきっと彼女にとって救いだろう]
――そろそろ寝る。
「ナイト」は僕には興味が無いらしいから、
今日はもう出ないだろう…
[ぽつ、と付け足した]
………、はい。
[頷くまでに一瞬の間があった。
自分にとってランスが救いならば、目の前の彼にとっての救いは………]
………あ、はい、おやすみなさい。
[付け足された言葉にちょっと不思議そうな顔をして。
けれど、問いかけることはなく、そう言った]
[部屋までたどり着くと、ドアを閉じて。そのドアにもたれかかった。
ず、と下に落ちる。]
―――……。
[昔のことだった。兵法に長ける人が言ったっけ。]
「ひゅーごちゃん、喧嘩も、闘いもね。
結局は、憎み、怒ったほうが負けなの。
火事場の馬鹿力なんて言葉もあるけれどあれはお話の中でだけ。
怒りは隙を生むし、怒りからは有益さは生まれない。
冷静であればあるほど、相手にたいして優位になるわ。
指示する立場では特にね。――誰よりも、敵を愛しなさい。
普通ならすごく難しいけど、あんたはびっくりするほど
怒ったりしないから、難しくないと思う。
惑わされずに、判断しなさい。
いつも相手より未来を見なさい。
絶望するには、闘いは短いわ。」]
[ヒューゴを見送ると、ふらりと歩き出した。
特に行き先も決めずに歩きだしたのだけれど、
ふと気が付くと【海辺-9】に辿りついていて]
………っ、………。
[しばらくは1人でその近辺を彷徨うだろう]
[今日はやけに眠くて、部屋でごろごろうとうとしていた。
『昨日、朝帰りだったからだろ』と指摘されると否定出来ない。
午睡を愉しみ食を貪った後。
『その瞬間』、露天風呂に居た。
キン。
頭の中に何かが響いて、虚ろな瞳は虚空を見上げる。
またふたつ、大切な記憶が抜け落ちていった]
[温まった躯へ纏う浴衣は何時もと変わらず肌蹴気味で。
それを気にする事なく、露天風呂を後にする。
廊下を歩いていたその時、タオルと一緒に何かを落とし、それを拾い上げた]
―――…、…これ、……。
[そう、モノ自体は自分で作ったストラップだった。
透明の四角い板の中には、四葉のクローバー。
この四葉のクローバーは、誰かに『お守りがわり』だと、そう言われて受け取ったものだった]
…誰に、…貰ったんだっけ…
[矢張り、思い出せなかった。
だからきっと、オカルト同好会メンバーの一人に貰ったのだろうな、と。
思考は冷静な判断を下す。
『サリィに、渡さなければ―――…』
不思議とそう思った。
売店に出向き、何時ものおばちゃんに軽く手を振り、フルーツ牛乳と一緒にプリンを買った。
売店前にあるベンチで、プリンを食べた]
…豆腐のプリンじゃ、ないんだな。
[美味しいのに、何故か味気なかった。
その理由には、気づけなかった**]
[ふらふらと歩いているうちに、ぐちゃぐちゃだった思考は少しずつ戻ってきた。
アーニャが1人で動いていたことに気付けなかったこと、
レネを部屋まで送らなかったこと、後悔はたくさんあったけど]
………でも、戻ってくるって、信じてるから。
だから、謝るのは………皆が戻った、その時だよね。
[うん、と自分に頷いて。
夜風に晒されて冷えた身体に、どれだけ外にいたんだと苦笑い。
来たときよりはしっかりした足取りで、旅館へと戻っていった**]
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