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次の日の朝、用務員 栗栖 源一郎 が無残な姿で発見された。
翌朝、栗栖源一郎(38)の死体が高等部教室棟の裏で発見された。
・・・・・・筈だった。
しかし、学園内はどこ吹く風、彼が居なくなったことにまるで”気が付かない”かのように、今日も変わらぬ学園生活が始まっていった。
現在の生存者は、杏里 メイフィールド、ダーナ メイフィールド、神父 荏嶺聡一郎、バーサーカー アステリオス、御厨 学、アサシン 鈴鹿御前、クリストファー ラヴロック、一由 智、キャスター、アーチャー 源為朝、菊見 桂、アヴェンジャー マルグリット、白水 立海、縮 貫、ランサー 服部半蔵、セイバー オルランド、宍戸 颯、ライダー ツタンカーメン、志久真 唯 の 19 名。
― →火曜朝・拠点 ―
いやぁ、参った参った。
あのセンセ、ボクと相性わるいわぁ。
[からからと笑いながら、
顎鬚を撫でつける]
正面切ってやったら勝たれへんし、
金華猫使っても押し切れへんかったらジリ貧や。
とっておき使うのはまだ勘弁してほしいし、
どないしたもんかねぇ、コレ。
[穂先が霧を貫くよりも。
歪な穂先が女の頬を掠めるよりも。
煮え滾る死の気配に反応し、湧き立ったのは ―― 血潮。
穂先ではなく、巻き穿つ風ごと、刀を下段から斬り上げた。
――弾くは叶わず、押し留めるにも足りず、
押されるがままに押され、姿勢を崩されるがままに崩し
放たれた槍を、捌いた。
低くした身の上を槍が旋風に似た圧力を残す。
髪が数枚、舞った。]
[一も二も無く、女は御厨学の腕を引っつかんだ。
離脱の判断まで数秒もかからない。
加減なく地を蹴り、壁を十文字に裂いて、脱出した。]
[槍を弾いた刀。それを握っていた手。感覚が可笑しい。
取りこぼした刀は地に落ちる前に、衣となって肩にかかった。]
速さは互角、されど一斬の重みは奴が上
得物の丈は ―― 嗚呼、長い、なんとも長いことよ
[霧を裂く速度。掠めた頬の傷の程度。
八尺か、七尺か――目測は速やかに。歪の正体は後回し。]
次の機が今より心躍るというもの
嗚呼、―― いずれまた殺し合おうぞ、槍の者
[御厨学を背に乗せて、とにかく遠くへ。
――御厨学の邸宅へついたのは、いつの頃だったか
女に空の色を確かめる間隙など、ありはしなかった。]
─火曜朝/自宅─
情報を、整理しましょう。
[今朝は緑茶。
駅からは少し距離のある自宅で、立海はノートを手にとった。
知る限りのマスター、サーヴァントの情報を並べていく。
宍戸。御厨。縮。志久真。杏里。そして自分。
陽太。昨夜の女性。西金。石宮。少女。猫。そして太郎……ランサー。
縮の傍にはまだサーヴァントがいて、猫と少女の主はわからない。]
変身能力。
もしくは、縮さんの傍にいたのは、少女か、猫。
妥当に考えるならば、こうですね。
[とん、とペン先でノートをつついた。
猫だけ文字でなく絵である。]
−逆行 月曜夜:中央/教会前−
…何ん、
[くい、と袖口を引っ張られ一由を見下ろすと
視界に飛び込む輝きがあった。
青っぽいような、緑のような、同じような色をどこかでたしか、
思い出そうとしてヴェトロ・ディ・ムラーノのビーズに
差し込んだ光の色だと頭の端で古い記憶がよみがえる]
(引き摺られる───)
[色に、彩に]
──、
[引き摺られ、抉られる]
[頭の中を覗かれて、塗り替えられるような錯覚]
[青碧の光は深層に、鍵をかけていた記憶へもたどり着く。
かち、と鍵の空くような、秒針の響く音のような。
泣いている黒い服の女の姿だった。
そちらに行こうとして自分の腕が掴まれる。
抗う事の出来ない強い力だった。
睨みつけるように見下ろしてくる男に、尋ねる。
どうして自分だけが行かなくてはならないのか。
何故、──とは一緒にいられないのか。
金色の髪の美しい女を振り返る。
ムラーノの赤に似た綺麗な目の人だった。
手を伸ばす。
届かない。
届かない───
届かない、けど]
Io non dimentico,──
[かちん、と左側から伝わる音が響いて震える。
また鍵の掛かるような音。
もしかしたら、左側から伝わる時計の音。
自分の中で掘り起こされ、書きかえられようとしている何かを
最後の一手の前で何かがひっくり返した。
丁度、ただ一枚で全ての盤面を白から黒に取り返すが如く。
零れ落ちる言葉は、記憶の中の声に対する答え]
──Non deve essere dimenticato.
[絶対に、忘れたりしない]
[足から力が抜けかけてふらついたのをどうにか堪えた
頭の奥をまるで布団針ででも突付かれたかのような
何かに射抜かれたかのようなじくりとした痛み]
…。
一由。
自分、何、しよった。
[痛みに呻くような顔の半分を左手が覆う。
絶対に忘れないとは決めている。
けれど、自分の中で鍵を賭けてある記憶のはずだ。
そう簡単に引っ張り出して過去を思うことがないように]
−逆行 月曜夜:中央/教会前−
―――、先輩を守る、おまじない。
[唇の前に人差し指を立てて見せる。
それから、おや、と素朴に首を傾げて見せた。
瞳の色はなお、緩やかな揺らぎを見せながら青緑である。]
でも、おかしいな。
……普通の人は、抵抗も出来ないはずなんだけど。
困ったなぁ。
[――秘匿のためには、
へたをすると命を奪わねばならないのだが。]
―昨夜―
[どうやら、見逃してはもらえるらしい。
人が良いというべきか、それとも他に考えている事があるのか。
いずれにせよ、こちらには選択肢はないのだ]
ま、すまんな。いずれ近いうちに会う事もあろう。
[目の前の魔術師の少年に端的に告げ、足早に歩き去った。
志久間家の門をくぐるまでの間、気配はないか念のために辺りを確認して。唯を自室のベッドに寝かせた後、不用心なのは重々承知で、魔力回復を待つため、自分もその夜ばかりは、しばしの休みを取る事にした]
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