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―→『めしや』から、自警団の詰め所へ―
[丁度午前中に割り当てられた仕事を、他に手伝いを申し出ていた町娘と交替する形で、ロッテは店を出た。まず向かうことにしたのは詰め所へと。
ひとつは先日の樹海の異変に関する件。
ひとつは「異変」をほのめかすような話を聞いた、北の割れ谷の件。
そしてひとつは――昨夜見つけて拾った「不審箱」の件だった]
やぁ。今日も少し―――――おや。
ウィルの御仁に、エドワーズ殿かい?
[二人の後から詰め所に入り、ひらりと手を振る]
―中央広場―
こん、にちはー…遅くなって、すいません。
依頼の、薬草を届けにきたんですが…
[83株分の薬草を届けに昨日広場でアブラハムが露天を開いていたところへ向かう。老人は、そこにいただろうか?それともヘロイーズと共に虎退治にいってしまったのだろうか。いなければ、腰が低くおどおどとした冒険者の青年にたどたどしい口調で依頼の品を持ってきたと伝えた]
ここ、アブラハムさんの露天、です、よね…?
[アブラハムがいれば、青年は助けを求めるようにアブラハムを呼んでくれるかもしれない]
[声を掛けられて、資料に熱中している様子の男からそちらへ振り向く]
ああ、ロッテか。
[こちらも手を挙げて挨拶を返した]
水晶の件は、お疲れ様だったな。
自警団に用事ということは、何か依頼でも受けに来たのか?
[そう声を掛けつつ、エドワーズという名は記憶に留めておいた]
― 朝・中央広場 ―
「この二つの依頼を受けてくれたのかね?」
[笑顔で頷く。]
『ポコがお手伝いを受けたがったのですが』
[メモ帳にそこまで書いて、エルバンがいる方へ視線を送る。
エルバンとジェスロが先に依頼を受けたことを視線で暗に示したようだ。
薬草と火薬草、
2つの袋を手渡す前に、先に火薬草の検分を促した。
報酬の袋はまだ手に取ってはおらず、ヌゥヴェルの仲間かという問いには、アブラハムを見る。]
―中央広場→?―
[広場で老人とは話せたのか、>>16のメモは受け取れたかどうか。広場から店に戻ろうと足早に歩いていたが]
………。
[昨夜エドワーズと話した会話>>28を思い出す]
…。
[途中、くるりと方向を変えた]
作るものは、凄いんだけどな、お兄ちゃん…
[自分が作れないものを作る、その技術は凄いと本当に思う。興味のままに突拍子のないものを作るので、役に立つか立たないかの差が激しい。もしかしたら危険なところに行くのに役にたつものを、作っているかもしれないと考える]
― みちばた ―
……?
[ふと立ち止まる。
きょろきょろとあたりを見回す]
あれ、今……猫の声が。
[それも子猫。
少し昔の記憶とよく似た声だ]
―自警団詰め所―
[ウィルと知り合いでないか否か知らないままついエドワーズの名前をここで零してしまった訳だが、自己紹介は当人の口から行うのが良いだろう、というのがロッテの認識である。
特に聞かれることも無かったので、資料とにらめっこしていた(ように見えていた)彼のことは一先ず置いておいた]
ありがとう。一先ず捕捉と証拠押収は終えられたよ。
その件については、後は官憲の仕事といったところだが。
……まぁ、あれからまた幾つかあって、まずは話をといったところだ。
既に聞いているやもしれぬが、昨日南の樹海で少々異変が起こったことと。
あとは……北の割れ谷で何があったかの仔細を聞こうとな。
[で、どうなのだ?というような色を帯びた赤い目を、一度詰め所駐在の人間に向けて]
[ヘロイーズが...を見ている途中、ポコ>>39の質問に答える]
ラクダ…いや、今回は馬に乗って来た。一応、ラクダに乗ってる事はあるがの。
ああ、沢山の町に行ったことがあるのじゃ。
まず………で、次に………に、ここに来る直前はソコナ村に行ったんじゃな?
少し失礼…
[良く考えた結果…これはヌァヴェルからの伝言かも知れんと思い…]
別の質問じゃが、ヌァヴェルからの伝言と渡し物かね?
少し、混乱してる感じなので…。
[答えを知り次第、「すまぬ…一時は渡さない事にした…。代わりに伝言を届けた料金じゃ。次の依頼じゃ。」と危険種狩猟計画を頼もうとするだろう。]
― 朝・中央広場 ―
[ヘロイーズは、採取等が専門の冒険者のため、
薫り煙草屋のヌゥヴェルのところへも、勿論足を運んでいる。
アブラハムを見たまま、こくんと頷いた。そして、]
『ごめんなさい。
狩猟や討伐の依頼はあまり受けていません。
採取ならいつでも!』
[虎型危険種狩猟計画の依頼、レッドタイガーの狩猟を続けて話されるが、笑顔とメモと力こぶのポーズでそう受け流した。]
―??―
[ごちゃごちゃとビーカーやフラスコ、訳の分からない生き物?なのかなんなのか分からないものが雑然と置かれた部屋にため息をつく。自分が前に部屋の片付けにきてからそうは経っていないと思うのだが。
ヴェルが訪れたためだろうか、やたらと上機嫌な目の前の男が最近作った薬の説明を事細かに説明してくれる。どんなものを作ったのかと聞いたのはたしかにヴェルなのだが、このまま一日でも話していそうな勢いだ]
あの、ね、お兄ちゃん…今ちょっと、時間ないから、手短に…
[そう言ってみるけれど、兄の耳には右から左のようだ]
あの、ね!あの、北の割れ谷で、困ってる人が、いる、の。私は、そこへ、行ってこようと、思うの。できたら、お兄ちゃんにもちゃんと賛成して、送り出してほしいって、思うの…
[半ば覚悟して、ショック療法のようにそう切り出した。果たして兄はこちらを見たが――]
南の樹海?
そういえば、自警団の誰かがそんな話をしていた気もするが。
[大雑把な話は聞いたが、正確な所はわからないという口振り]
北の割れ谷というと、巨大クラブローパーの件か。
[自警団の誰かが説明するならそれを補足する形で、クラブローパーや巨大化刻印の件を話す]
クラブローパーの討伐は勿論、刻印の件の犯人なんかも調べないといけないという訳だ。
[ヘロイーズは依頼を断った事を聞いた>>44]
そうか…残念じゃな…。別に無理にやらせる訳じゃないのう。
[...が振り向くと片グラスの男がいなくなっていた。後でエルバンに聞いてみようと思った。
もう昼だろうか…。考えてたらヌァヴェル>>35がやって来たのだった]
― 朝・中央広場 ―
「ヌァヴェルからの伝言と渡し物かね?」
[アブラハムから更に尋ねられると、
慌ててふるふるふると頭と両手を振った。
もしかして、ヌゥヴェルが先に依頼を受けていた?
兎も角も、酒場の掲示板を見て依頼を受けに来たこと、
ヌゥヴェルとは別であること、をしっかりと説明する。]
[アブラハムは、最終的には、薬草調薬方法のメモを如何しただろうか?
ともあれ、納品した依頼分の報酬は受け取れば、改めて異国の商人が開いた露店の商品を、しげしげと見ようとするだろう。]
― 朝・中央広場 ―
わっ!
ソコナ村!
だったらだったらー、
アブラさん、あのね。
ソコナ村の木彫り細工ありませんか。
探してる人がいるのだー。
[真面目話には、ちょっと邪魔かもしれない。]
やっぱり〜
[2.3歩歩いては立ち止まる。
繰り返してたどり着いたのは、降りられなくなって困った猫 オン ナリヤツリー の前]
なんで君はそうやって降りられないのに登っちゃうの〜
[気の前で頭を抱えた]
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