情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[トランクを傍らに一人立ち、目を閉じて精神を集中する。
魔素の糸を伸ばし、遠い遠い西の地にある、自らの身体から分かれたものを探り当てる。
共鳴を頼りに探し当て、その中心に輝くものをつかんで引き寄せる。
力を込めて近く近く引き寄せると、自分とそれの間の空間がひしゃげてつながった]
……行くぞ!
[目を開くと真っ暗な空間。指を弾いて魔素の明かりを作り出すと、真新しい木目も美しい地下室の壁が浮かび上がった]
ほう、これは注文通り……と言うよりもかなり立派なものだな。
これは……新大陸で産出されるというモクジュ材……か?
支度金もろくに渡していなかったのにここまでとは……開拓村の物価とは、一体どうなっているのだか。
鍵は……と、これか。
[鍵を拾い上げ、設置されたマーカーに隠蔽の魔法をかけると地下室の外へ。家の中を点検し満足すると、家を出て村の中心に向かった。勿論施錠は怠り無い]
放置されて過疎化した村だと言うからどんな掘っ立て小屋でも気にしないつもりではいたが、立派なものじゃないか。
補修もきちんとされているようだし……ジェスロに会ったらよくよくねぎらってやらんとな。
[その前に村長に挨拶だろうか。ジェスロに会えれば取次ぎを頼めるかな、等と考えつつ歩いていった**]
― いつか タウン・ナリヤ ―
今日を逃すわけにはいきません。
絶対捕まえますよ。
[ターゲットを挟んで反対側に包囲網をしくのは自警団。魔法により伝わる音が、互いの情報を伝え合う。
指揮を任された青年は、拳を握って耳を澄ませた。
冒険者が陽であれば自警団は陰、長いこと同じ依頼をこなしていた仲間である。互いに得意なことを出し合い依頼をこなす、そんな仲間だ]
ゴーです。
[冒険者側の行動が第二段階へ。
ぶるりと身震いして、短い声援を送る。
向こうの先頭はウィルだ――ずっと頼りにしていた相手をそう呼べるようになったのも、こうして共に同じ依頼をこなすようになって少しだけ訪れた意識の変化による]
[――気づかれたか。と微かに漏れた音に、息を吐く、めいっぱい、緊張しないように]
行きますよ。
[握ったままの拳を振る。
自警団、冒険者の様に個々の技量に飛び抜けているわけでもなければ、技術に幅があるわけでもないけれど]
この町を誰より知り尽くしているのは僕らですからね。
[青年は笑う]
― タウン・ナリヤのある一日 ―
[何故、喋らないのか・喋れないのか。
その事には触れずに、中央広場でエドワーズとは別れた。
何時か伝える時も来るかもしれないが、今はその時ではなく。]
[歩き出して、ふと、物足りなさを感じて足下を見る]
……あれ、あの子は?
[自分が連れてきたはずの猫。
すっかり子猫を卒業して木の上からも身軽に降りられるようになった――そのくせに、着地する先は目掛けたように青年の顔だったりするのだが]
自警団の一員だものね。
[あの子も、と。
きっと犯人を追っているに違いない、自分の得意な方法で]
負けませんよ〜
[まっすぐ前を見て、青年は駆けだした**]
[エドワーズと別れた後、
樹海から帰還した日に納品出来なかった場所を回りに行く。
薬の調合などは、簡単なものならヘロイーズには出来るけれども、喩えば難病の治療薬に使われる植物の調合は無理だ。
それこそ、ヌァヴェル達の出番になるだろう。
採取等が専門の冒険者。将来的にはどうなるか分からないけれど、今のヘロイーズの肩書きはそれだった。]
[ヘロイーズは自室でほっと一息つく。
父は、宙船の調査で家には居ない。
連絡を取らない限り、帰って来る事はないだろう。
ベッドの上に三角座りし、クッションを抱きかかえて、
横を向いて写真立ての写真を見る。
ヘロイーズと、父と、母。そしてポコの写真。
それに、仄かに微笑む。]
[自室には、
採取の合間に見つけたものや、珍しいものが飾られている。
北の荒野で見つけた硝子とも樹脂ともつかぬ蜘蛛の巣の欠片。
少し変わった形をした樹の枝、何時か拾った種達、
その中には黒い綿毛もあって、瓶に収められている。
その日の大気中の魔素量で色を変える鳥の羽もあるけれど、
きっと、一番珍しいものは、宙船の中枢の部品の一つだろう。
だけれども、それはヘロイーズの一番大切なものではない。]
[さあ、もう少ししたらお客を迎えなくては。]
[ここはタウン・ナリヤ。
冒険と冒険の合間の町でもあり、
事件は起こっても冒険の場所とは違う、
憩いの場所でもあるのだから。]
― タウン・ナリヤ のヘロイーズの家 ―
[扉をノック。
有りもしないネクタイを直す、仕草]
あ、あの――
[最初の一音が裏返って、顔が熱くなる]
お招き頂きまして、ありがとうございます。
[ぺこり、頭を下げる。
ほのかに香る、お茶の葉の香り。
出迎えられる、いつもは逆の立場の自警団員、少しだけこそばゆくて頬を掻いた]
あ、これ、良ければ。
[買ったばかりの飴細工を渡しながら。
そのうち見せて貰う、ぼうけん! 先で採取した品々。
問いかける青年は、今はまだ、町で依頼を出す側の者**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新