情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―タウン・ナリヤ外周にて―
[己が呼ばずとも官憲は自ずからやってくる。
外部から入ってくる荷馬車の存在を見てのことだった]
あぁ、検問か……というには何やら騒がしいが。
一体どうした?
[その答えを聞く前に、荷を積んだ馬車とその主は官憲の面々の捕捉を受ける。
木箱を抱えて同行していたロッテも、無関係とは判断されなかったようだった。ついさっき町の外に出て行った姿は目撃されていたから、初めから同行していた護衛ではないとは認められたのだが]
取り調べとあらば、協力しない訳にはいくまい。
丁度不穏な話を聞いて、其方に通報しようとしていたところだったしな。
……オノン殿に先に行ってもらって良かったな。
[少なくとも己が買い付けたグラスは、非合法の取引の対象となるような代物ではないとは判断していたのだが、結局かの商人が見せてくれなかった荷のこととなれば――]
んん?兄ちゃん事件が気になるんがぃ?
気になるこどっつったら、そぉなぁ…
もう一台、荷馬車がえれェ速さで通っでったがらよ。
今思えばありゃぁ事件を知らせに行っでたんじゃねェがなぁ?
[首をかしげかしげ、記憶を辿るようにしてその荷馬車の外装をポツリポツリ口にする。ある程度街に馴染んだものなら、荷馬車の主に心当たりもあるだろうか?]
―それから、官憲の詰め所にて―
――成程。
つまるところ、僕が遭遇した「隊商とはぐれて命辛々やってきた荷馬車」とは。
「荷物検査」の対象となるものの運び屋だった疑いが、ということでいいのかい。
[確認するように呟き、官憲の一人に向き合う。
自分が抱えていた木箱の中身は――ついでに、ロッテ自身の荷物検査も――シロとのことだった。
オノンに渡した木箱のグラスも同じ種類のものだったから、おそらくは問題ないものだろう]
魔素を多く含有した本体……。
その辺りの勘は僕は働かない筈だったんだが。
とんだお手柄、とでも言えば良いのかね。
……そう言えば、件の荷馬車に向かった時、別の車が通っていったのも聞こえたが。
あれも何か関係が――、
しかし、久々の「荷物検査」は中々応えたよ。
確かに僕は、他の人間よりは色々と隠し持ちやすい身体ではあるからな。
[凝視しない赤い両目は、何の音も立てない。
代わりに、テーブルの下で組んだ脚が、ほんの微かに硬質な音を立てる。
その「音」の訳を直接問われなければ、特に自ずから答えるわけでもない。先程のオノン>>52の反応を垣間見た時も、またそうだった。
つまるところ――少女の姿をしたこの冒険者は、身体そのものが機巧の産物。
といっても部品を頻繁に入れ替える訳でもなく、何より「ロッテ」としての中核に当たる部分の属性は変わらないものだったから、本人確認自体は然程ややこしいものでもない]
どこぞの誰かのように、特定のものに触れるだけで書類の紙束が待っている者に比べれば、大したことはないのかもしれないが。
……って、彼も此処に来ているのかい?
お?いいのがぃ?
[差し出されたコインに相好を崩しつつ、ふと手を止めてそのコインを眺める]
したら兄ちゃん?
この街で草やら木やらの種を譲っでぐれそーな人でも知らねェがぃ?
情報料はこいつで。
[にこやかに差し出したのは、たった今受け取ったばかりのコイン]
折角だし、行けるなら労いにでも行ってみようか。
書類地獄の労いに、ね。
しかし、僕も証人のひとりになってしまった、ということか。
まだ酒場には戻れそうにないな……。
[機巧の少女は、今暫くは詰め所に留まって*いる*]
――官憲詰め所――
こん、にちはー。
[ばたばたと慌しく駆け回る人の邪魔にならぬよう、そっと声をかける。包みを抱えた彼女の姿を見れば、言わずとも用件は伝わったのだろう。いくつかの署名を求められただけで、奥へ入る許可は貰えた]
今日は皆さん忙しいんですね。
[経理へと案内をされながら、気になっていたことを聞いてみる。慌しくはあるが、薬草がいますぐ必要ではない様子に幾分安心していた。そして顔馴染みになった官憲から>>45の話を聞かされる]
……?
つまり…入ってくる荷物のチェックが、厳しくなって、る?
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
……なにこれ
[ジェスロは残り1枚となった書類を手に、困惑の貼りついた顔で官憲に問う。
その書類…書類というよりは何故か一枚だけやたら面積が大きいその紙のことを問われると、官憲は「枚数を削減した結果だ」と、答えた]
書く量変わってねーじゃん…
[がくりと項垂れつつもしっかりを手を動かし……数十分ほどかけて最後の難関を済ませた。
ヌァヴェルとロッテが来たのはどのタイミングだったか。書類との戦闘中であれば右手と視線は書面にとりかかりながら、言葉と左手で挨拶をしただろう]
したらありがたく…
[押し戻されたコインを懐にしまいこみ]
お〜、お願げぇ出来だら助がるなぁ。
したらご主人さんや、お冷一杯と、オレにもパン包んでおぐれ〜
[告げて、出てきたお冷を一気に呷り、パンを受け取る]
んじゃ、これ、御代。
さっきの報酬はまだ後でもらうがら、とっどいでな?
[にっこりとちゃっかりと念を押し、改めて青年に向き直る]
したらお願げぇさしてもらうがらよ
よろしぐな…え〜っと…兄ちゃん、名前は?
オレはオノンってンだ。
オノン・タンブルウィード!
[自己紹介とともに、右手を差し出す]
おう。
オレはウィル……ウィリアム・ストークスだ。
よろしくな。
[差し出された右手をこちらの右手で握る]
んじゃ、そいつは官憲の詰所に行ってるはずだから、そっちに向かおう。
案内するから着いて来てくれ。
[と、オノンを促して酒場を出る。
扉を開けて、空気の匂いが変わった所で、一回指を鳴らす。
服についた煙草の匂いが、一瞬にして消えた]
[彼女が採ってくる薬草には町から出たところに自生しているものもある。それを採りにいけないとなると死活問題になりかねなく――]
……。
[よほど困った顔をしていたのだろう。荷物のチェックをするだけで、通れることは通れると説明されながら笑われた]
そ、っか。よかった。
[ただ危険な人物がいるかもしれない、くれぐれも注意するようにと念を押された。さほど身を守る技術を身に着けている訳ではないのだからと。]
はい。あんまり遠くへは、いかないようにしますから。
[そんな会話をかわしていると、やけに大きな紙と格闘しているジェスロの姿がみえた]
こんにちはー?
[声をかけてみるが、どうやら目の前の書類に釘付けのようだ。右手をこちらに向けてあげてみせるのに小さく頭を下げるが、多分それは相手の視界の外だろう]
…あれは、やっぱり?
[代わりに案内してくれている官憲に聞いてみると、やはりというかいつものごとく、頷いてみせる]
―― タウン・ナリヤ外周 官憲の詰め所
[やっとの事で強敵を倒し、やりきった顔で息を吐く。落ち着いたところで来客の顔を確認すると]
よっ!ヴェルさんはいつもの配達?
あー、ついでに俺の分!また傷薬買いにいくから、とっといてもらっていい?
[と、改めて軽く挨拶をする。魔素含有物の摂取制限にひっかかるとして、魔法による治療も緊急時以外は受けないようにしてるため、よく薬のお世話になっていた。煙草は吸わないが、薬を求めてヴェルの店にはそれなりに顔を出している]
ロッテは珍しいな、こっちにくるの
[本当は珍しくないのかもしれないが、ジェスロの中では酒場で遭遇する人…と刷り込まれているため、そんな言葉が口をつく。
機巧という体を持つらしいが……説明されている途中で「ああ、特異体質の一種なんだな」とジェスロなりに結論付けていたりする。大きな枠としては間違ってはいないのかもしれない]
[官憲と話している間に、最後の一枚を終わらせたらしいジェスロがこちらに向き直るのに、小さく笑みを返す]
こんにちは。いつも大変そう、ですね。
[傷薬をと言われると、一応薬屋じゃないんですけどねーといつもの反論を軽く口に乗せるが、彼の体質を考えると仕方がないものとも思っている]
傷薬だけで大丈夫?他はちゃんと、足りてます?貴方が強いのは知ってますけど、あんまり無理しちゃダメですよ。
[相手の口調が砕けたものだからか、対する彼女の声も普段よりも幾分滑らかだ]
ロッテさんも、こんにちは。ここでお会いするの、珍しい、ですね。
[ジェスロの声に気付いたのか、ロッテにも小さく頭を下げてみせた]
うーん、そこまで遠い訳じゃないけど……。
って、乗り物持ってるのか?
[オノンの大盾の事は知らなかったので、驚いた顔できょろきょろと周囲を見回す。
と、そこに後ろから声を掛けられ。
ああ、と振り返る]
今のは、煙草の匂いを消したんだ。
風の魔素を操ってね。
まあ、こういった小技くらいしか、オレには使えないんだが。
[街中であるし、まだ匂いなどで目立つことを気にする段階ではないが、用心のためである]
ま、乗せてくれるっていうんならお言葉に甘えさせてもらうよ。
[と、オノンの申し出には答えた]
うん、人ひとりふたりなら乗れるがら任せで
[ぱしぱしと大盾を叩いて笑顔で示し、乗って乗ってと手招きする]
はぁ〜器用なごどできるんだぃねぇ〜?
風の魔素はオレも使っでっけど、そっだらこど考えねがったわ〜
[根っから用心などとは無縁なオノンは、心の底から感心と賞賛の目をウィルに向ける]
したら動いてる内はあんまし返事でぎねぇけど、ちゃんと聞こえでっがらよ
そこ右〜、とか、そこ左〜、とか、まっすぐ〜、とか、教えとぐれな?
[確認するように告げて、返事を確かめて]
f〜♪
[浮遊の音色を奏でれば、ウィルとオノンを載せた大盾がふわりと宙に浮く**]
盾……? これに乗るのか。
[言われるがままに盾の上へ。
高い所や足場の悪い所は慣れている方だが、浮遊するものは初めてだ]
おう。わかった。
[オノンの確認に頷き、彼女の奏でる音色を耳にする。
それからはこちらも案内に徹した**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新