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黒板のほうをみると何か書かれている。
『俺の魂を揺さぶる音楽を聞かせてみせろっ!』
どうやらその誰かに認められないとここから出られないらしい。
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しかし、困った。
私は音楽の心得など全くないし、
ここにある楽器のようなものの使い方さえも危うい。
さて、どうしたものか…。
だが、以前立ち寄ったとある村で、楽師が言っていた。
『音楽は心だ』と。
技術や巧拙など関係ない、己の魂をありったけぶつければ、
それは素晴らしい音楽になるのだと。
私は、すう、はぁ。と一つ大きく深呼吸をして、
手近にあった、片手で持てるくらいの大きさの楽器を手に取った。
●
散策を再開しようにも、鍵をかけられてしまったしな・・・・・・脱出しよう。
今ここにあるのは
椅子の脚・シラスの髪の毛・トイレットペーパー
さて、どうしたものか。
●
椅子の足でドアを叩いてみたが、びくともせず、シラスの髪の毛で鍵を開けれるわけでもなく、トイレットペーパーは何の役にも立たない。
やはり自分にはこれしかない、と懐から拳銃を取り出し、ドアの鍵をぶち壊して、無事、「お菓子の部屋」から脱出する事ができた。
無事に部屋から出る事ができ、暫く散策を続けていると、また奇妙な扉を見つけた。
今度の扉には何も書かれてはいない。
部屋の中に入るべきか…さて、どうしよう。
●
迷っていても仕方がない、私は部屋に入ることにした。
私が部屋に入った瞬間、ガチャリとドアの鍵がかかる音がした。
部屋にはまた例の看板があり、そこには「拳銃禁止、力技禁止、頭を使いましょう」と書かれていた。
今、ここにあるのは、椅子の脚・シラスの髪の毛、トイレットペーパー、<双子な狼のほうの 幽さん>の人形。
さて、どうしよう。
●
部屋をよくみると壁が新しい部分がある
私がそこを調べてみるとガラガラと壁が崩れ落ちた
「ここは…」
どうやら武器庫らしい
銃器から爆薬、ロケットランチャーまで揃っている
「表向きは孤児院……だが裏の顔はこういう事か」
なるほど、子供がいる所ならばこのような物騒な物も簡単に世間の目から隠すことができる
地下組織にはもってこいの施設である
とりあえず拳銃の弾倉を補充すると、ついでにAK-47アサルトライフルを持っていくことにした
何かほかに役に立つ物はないだろうか…
●
物色した結果、幽さん人形とサバイバルナイフも1つ持っていくことにした。この禍々しい人形はどこかで使う気がする。バイオハザード的に
爆薬はさすがにこの狭い場所では使いづらいので渋々諦めることに
そしてこの張り紙
「拳銃禁止、力技禁止、頭を使いましょう」
どうやら拳銃は使えないようだ」
「となるとこれしかないな…食らえ!」
私はアサルトライフルをドアに向かって全弾発射する
ガガガガガガッ
フルオートの凄まじい破壊力によりドアがハチの巣になってドアごと吹っ飛んだ。ヒュー!
空になった弾倉をその場に打ち捨てると意気揚々と散策を開始した
●
歩いていたら、突如、タライが落ちてきた。
私は寸前の所で幽さん人形を盾にして、ダメージを負わずにすんだ。
タライの裏に何やら書かれている。
「貴方にはもう謎解き要素は期待しません」
よくわからないが、もうややこしい謎解きは無いようだ、やったね。
●
「・・・・・・今度はこの部屋か」
扉には「?」一文字
いや、下に張り紙がしてある。
「拳銃を使うべからず。ライフルを使うべからず。ロケット弾等々使うべからず。良識的に行動するように」
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遠い昔…私が子供だったころ触れたことのある楽器。
この楽器の名は…たんばりんだったかな。
たしかリズムよく叩いたり、振ったりするものだったはず。
…
迷っていても仕方がないとりあえずやってみるか。
私はすう、はぁ。ともう一度深呼吸をして、
…パンッ!!
と力強く1回叩いてみた。
…
…
周りに変化は……特に、ない。
●
もう私に恐れるものは無い。
こんな時の為にこれを持ってきたんだ。
私は幽さん人形で力の限り、扉を叩きまくり、扉をぶち壊した。
幽さん人形は頭から出血しているが、絆創膏でも貼っておけば良いだろう。
私はさらに奥へと進んで行った。
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進んだ先にはさらに扉があった。
ドアノブの上に4桁のダイアル錠が取り付けられている。
そして、ちょうど目線の高さに例のごとく紙が張ってあった。
『天文台 = 445
重力 = 92
銀河 = 148
宇宙船 = ? 』
銃器の類いは使うなとのお達し、
幽さん人形は先の破壊活動で気の毒な有様なので使わないでおくことにする。
恐らく、?の部分に当てはまる数字が鍵になっているのだろう。
さて・・・、どう解いたものだろうか。
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しばらくすると何処からともなく声が響く
「うーん、まだまだだな・・・。やりなおし!
ああ、それからあんまり酷いとお仕置きだかんね。」
天井にスポットライトが当たる。
そこにはなんと・・・たらいである。
またしても・・・たらいである。
どうすればいいんだ・・・、と頭を抱える。
●
私を馬鹿にしているのか。
私は手に持っていた幽さん人形に聞いてみた。
「おい、答えを教えろ」
・・・。
人形からは返事は無い。
役に立たない人形だ。
仕方が無いので、自分で考えることにした。
●
しばし黙考した後、
文字を見つめていたところで閃いた。
「画数、か。」
ダイアル錠を「6811」にセットすると、カチリと音がした!
他愛も無い。
私も力技だけじゃないんだぞってところを少しは見せられただろうか。誰に…?
上機嫌で扉を開くと、上からタライが降ってきた。…
「ちえーっ、絶対解けないと思ったのに。」
どこからか子供の声がした。
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こうなったらヤケだ。思いっきりやってやろう。
シャカシャカシャカシャカ
パンパンパン!
「ヘイ!カモン!」
私は手首のスナップを最大限に利用してタンバリンを叩いた。
音楽はロックだ。魂で奏でれば伝わるはず。
・・・
『くすくす。ださいねー。それ、かっこいいとでもおもってるの?
まあ、面白かったからいいよ。合格にしてあげる。
でも、たらいは落とさせてもらうね。』
そのとき、壁がゴゴゴと音を立てて崩れ、隠し扉が姿を現した。
だが、同時にたらいが頭上に落ちてきたため、私はその扉の先へ進むことなく意識を失った。
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私の意識が戻るのには、それなりに時間がかかった。
起き上がると頭がいたい。くらくらする。
…
私はなんで気絶していたんだっけ。
そうだ、…もう何度目か分からないタライが落ちてきたんだ。
もしかしてすべての扉にタライが仕掛けてあるのかもしれない。
次の扉からは頭上にも用心しないといけないな。
ぼー。とそんなことを考えてふと扉の方を見ると…
だんだん……ゆっくりと閉まっていっていた。
いけない!急がなければ!
私は慌てて鞄と、何故かたんばりんを持って扉へ向かって走った。
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スライディングしながら閉まりかける扉に滑り込む。
ちりり、と肘や膝に熱い痛みを感じたが、この程度、なんてことはない。
――…バッタン。
隠し扉は、丁度滑り込んだ私の後ろで閉ざされた。
扉が閉じてしまえば、一筋の光も差し込まない暗闇が広がっていた。
部屋なのか、通路なのか、広いのか、狭いのか。
それすらもわからない。
いや、
もしかしたら、すぐ目の前に何か居る可能性すらあるかもしれない。
私は、おそるおそる手を宙に漂わせた。
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