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― 雑貨屋(店外) ―
[この小さな村のこと、普段親しくない間柄でも住人の顔を見れば、ほとんどの相手はどこの誰なのか、お互いにわかるはずなのだが、
何気なく覗いた店内には、普段は見かけない男の姿が。
特に目的があるわけでもないのに、好奇心も手伝って、息を潜めて静かに店内へと足が向いた。]
[落とした石鹸を拾おうと屈めば、抱えた蝋燭の箱が更に腕から擦り抜け落ちる]
あ わ…、ぁ
[手早く落し物を拾っていると、不意に開いた扉から流れ込む生温い外気を感じた。緩慢な動作で首を捻り、新たな客人…あまり見慣れぬ男の面を見上げた。泣きそうな目で]
[自分の何気ない問いが、包帯の男に与えた効果は凄まじかったようだ。]
あ、あの、えっと、そ、そんな慌てなくても……
[むしろ、こちらが慌ててしまう。
何か自分は失礼なことでも言ってしまったのだろうか、そう不安になり始めたとき。
またもやいつ入ってきたものか、新しい客の姿が。
どこかで見た顔だ、と思った。そうそう、村役場の。
何やら言いたげな眼差しでこちらを見つめているのはなぜだろう?
考えを巡らせつつ、とりあえず元気よく叫ぶことにした。]
いらっしゃいませ!
な、なにかおととと、り、ひましょうか!
[どもった上に噛んだ。なんで自分までこんなことに。
お母さん、早く帰ってきてよ、内心そう叫びたくなってきた。**]
[大河内氏の顔への注視は、紅緒の声に揺らいだ。怖ずと立ち上がり、あァ、とか、ウゥ、とか子供じみた呻きを幾つか置き。レジカウンターに並ぶ商品から適当な飴玉を一つ摘み上げ]
ぇ、あ…っと これも
[買う…あげる。と。飴玉とその代金を並べて紅緒の傍へ。その動作の始終も余計に力んでしまい、ぎこちなかった]
[見慣れぬ包帯の男が、自分の方を見て動揺していると感じ、落とし物を拾う様子を見ながら]
大丈夫ですか?
[と、微笑みながら語りかけ、
こちらも動揺しているらしき雑貨屋の娘の問いかけに、特に目的も無く店に入ったことを思い出し、
一瞬迷った後に]
えっと、この店って文房具も扱ってたかな。
蛍光ペンを探してるんだけど。
[とっさの思いつきでその場をしのごうとする。]
[>>44行動の意味をなかなか理解できずにいたが、レジカウンターの上に置かれた飴玉と男の顔を交互に見て、]
えッ……これ私に?
……ありがとう。
[男なりの慰めなのだろうが、唐突すぎる行動に思わず吹き出しそうになる。]
[包帯男のおかげで気を取り直すことはできた。
さっきはなんだってあんなに慌ててしまったののだろう。
恥ずかしさを隠すため、よそ行き声を出して、大河内の問いに答える。]
すみません、蛍光ペンは置いていないンです。
普通の色マジックとかボールペンならあるんですけど……
うん、そうか。無いなら大丈夫だよ。
[紅緒の返答にその様に返す。
元々何故「蛍光ペン」と言う言葉が出てきたのかすら自分でもわからない程度だった。]
それじゃ、そっちの普通のボールペンをもらおう。
普段からよく使うけど、うっかり無くしてしまいがちだから、何本あっても多すぎることはないからね。
[不審に思われないよう、出来るだけ平静を装って、代わりの注文を告げた。**]
[>>47大河原氏の声の柔和さに敵意や嫌悪は感じられず。彼のその優男風の顔立ちから、良い人そうだとの印象を受けた事も加味され、一先ず安堵]
だ だい、大丈夫です…有難う。
[微笑みを向けてくれる面へ、ぎこちなくこちらも笑ってみせようと思ったが。表情筋を上手く扱えぬ顔面は、ひく、と左の口端が引き攣った程度だった]
>>48
…ぇ、あ…うん。
きみ、の、口は甘いものが たぶん、似合うから…―
[よく解らない理由を添えてみるも、やはりよく解らない。自分でもよく解らないのだから当然か。一歩後退し、蛍光ペンとボールペンを巡る紅緒嬢と大河原氏の遣り取りを暫し、眺めた]**
10人目、極道の妻 三森冴子 がやってきました。
[日傘の向こうの太陽に目を細める女。
純和風の着物に身を包んだ女は、
田舎の隅の小川に向かう。]
柴、先に行くんじゃないよ。
[柴(まつり)と呼ばれたドーベルマン。
女の手綱を引っ張るようなことは滅多にしないが
犬も暑さに参っているのだろう、小川へ急ぐような仕草を見せる]
やれやれ、早く涼みたいのは犬も人間様も同じだねぇ。
―― 小川 ――
[ドーベルマンの手綱を離すと好きに遊ばせる。
己も着物の裾をたくし上げ、小川に足を浸からせた。]
ふう……。
[ひんやりとした冷気が、足元から身体を包むような感覚。
頭寒足熱と言い、足を冷やすより頭を冷やした方が
より効果はあるのだが、流石に家の者に結わせた髪は乱せない]
夏は涼しいところを求めるのが動物の性。
かき氷でも食べたいねぇ……。
[暫し小川で涼んだ後、足を拭いて下駄を履けば]
びいどろもいいけれど、安っぽい味もいいさね
[と、学校の近くに出ている屋台に向かう。
学生が買い求める屋台だから安い。
柴が学生たちに、物珍しそうに見られている。]
レモン味のかき氷の一つ。
[注文すれば氷を削る音の後、黄色に彩られたかき氷が出てきた。
対価を支払って、ビニールスプーンで掬いながら
町をのんびりと歩く。
目的は特にないままで**]
葵ちゃん、表、よろしくね。
[客も次第に増えてきた。ホールを山野葵に任せて、椿はカウンタの内側へと向かう。
こうして忙しくしている間は、溜息をつく暇などない。その方が、寧ろ穏やか過ごせてているのだろう。氷を削り果物を切り分けている今が、きっと彼女にとって一番幸せな時間、なのだ。]
はあい、あんみつ、*お待ちどお様*。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
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