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[もう会わないだろうと思っていた擬人がいた。
それと、話にのみ聞いていた神父らしき人物。
二人の会話は風にさらわれ、聞こえない。
自分がひどく場違いな気がした。**]
[ちらちらと視界を掠める、空から降り続ける白い雪。舞うように空を漂い、砂浜の上に落ちて ゆく。
機人は意味深な言葉に眉を顰めた。まだ、とはどのようなつもりなのか。そう問いただそうとして、昨夜遭った男の声がして、止める。]
貴方は昨夜の……。どうして此処に?
……ええ。
[当然男が此処に来た理由を知らない。まさか浜辺で出くわすと思わず、真っ先に浜辺に来た理由を訊ねる。
無事だったのかと言う呟きに不思議に思いながらも頷く。
その後直ぐに男の側に若い青年の姿を見つけて、挨拶代わりに一礼する**]
―街の中心部―
[弱い者たちは、言葉通り身を寄せあって生きている。
枯れ木のように萎れた者も、奔流のように言葉を溢れさせる者も、同じように、緩やかな時を過す]
あっ、ほら。
我慢は禁物なんだよ。
こんなおかしなお日和なんだから……。
[背を擦り、言葉を交わし。
今までの自分は気楽すぎた、と思った。この中の幾人が、こんなふうに日々変わりゆく世界を生きていけるだろう?]
んー?
大丈夫。生まれた時からずっといるんだもの。
この辺りは、ずいぶんマシだし。
これまでだって何とかやってこれたんだから。
[あちこち行き交って、物や人とのやり取り。
時折、懐の端末に情報が転送されていないかを気にしながら、飛び回る。
白い息が、泡のように空へ消えてゆく]
……魚みたい。
[馬鹿みたいな呟きも、一緒に溶けていった**]
ターン・オーバー。
[ 形の良い唇が起動言語を囁いた。秘め事を紡ぐように、寒気という張りつめた弦を指先で撫でて震わせるように。]
[ それは変身と呼ぶに相応しい変貌。瞬きする間に、人工亜空間に貯蔵された物質が生成プログラムに添って形あるものとしてこの世界に現れた。
一瞬、それは鋼の蝶の翅めいた物を思わせた。最終的には、一対の隙間の空いた翼としてするすると伸び、辺りの空間を覆った。浜辺に舞う雪が、スラスターの上に舞い降りては、暫くしてゆるりと融ける。]
それではご機嫌よう。
[にっこり]
[ 赫眼を開き、浜辺に居る幾人かにぺこりと頭を下げ、スラスターから蒼白い粒子を零しながら、遠き海上へと飛び発った。*]
[神父が一礼したのを見て、慌てて礼を返す。
擬人は常と変わらぬ様子で佇んでいる。
傍らの男がどちらかに用事があったのか、と尋ねようとしたとき。
空間がふわりと輝いた。]
[灰色の空に、青白い光が瞬く。
目を灼くようなそれは、しかし厳しいものではない。
顔を覆いかけた腕を下ろす。
銀の翼が伸びきる。
フラットに注ぐはずの雪が、少しだけ遮られて。
微笑んだ擬人は視界から消えた。]
――浜辺――
[擬人と神父。
彼らの間でどのような会話がなされているのかさほど興味の無い男、
空から浜辺に視線を戻して、神父>>107に向かって片手を上げる]
面倒を見に来た………っつーところやな。
[風にさらわれない程度の大声をあげて、一歩進めば、
先程まで立っていた場所にうっすらと足跡が残る]
つーか、そっちの擬人とお取り込み中じゃなかったんかい。
[話は終わったのか。
まあそうだとしても、至福の喫煙時間の間に見える景色が変わるだけの話。
煙草をくわえた後、しばらくは火をつけずに周囲を傍観していた]
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