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[立花が来たので他の売り子に冷やかされたがまんざらでもなかった。というか頬が緩みっぱなし]
来てくれてありがとう。差し入れも、さんきゅ。
[差し入れがどれだけたくさんあっても他の売り子に分けるのは勿体無いな、と思いつつ]
後でみんなで食べるよ。
[仕舞い込んでそのまま持ち帰って大切に食べるつもりだ]
おかえりなさいませ、ご主人様☆
[接客中は関西弁を封印した。イントネーションは完璧とは言えなかったが]
お飲物は
1.<<地味系男子 頼朝>>のラブ注入カフェオレ
2.珈琲
3.たっぷりケールの青汁
4.ただの水道水
5.あったかおしるこ
6.<<厚生委員 萩原朔>>のホットミルク
となっております、お好きなものをお選びくださいませ(にぱ)
私の写真は、えと、その…えへへ!
[照れながら笑って写真をカシャリ]
ようし、ご協力あざっしたー!
そういえば小鳥遊さん、もうちょっとしたらコンテストだっけ?
頑張ってね、きっと優勝できると思う。
[というか、男女両方優勝すると信じていた。
えへへ]
― 接客中 ―
ご主人さま――
疲れてますか?
ゆっくり休んでいてください。
お嬢さま――
……おなか空いてます?
はい、すぐ用意しますね。
そういうのはダメです、おとなしくしていてください。
[ご主人様と呼ぶのだけは聞いて憶えたけれど、メイド喫茶の接客については身につかなくて。
自然と出て来たのが、自分がもっとも長く馴染んできた親身な接し方――入院中の看護師たちの雰囲気だった。
ゴスロリメイド服をまとった白雪が、メイドとはほんのり異なる奉仕の精神で接するのは、もしかしたら新しい方向性とか価値観を生み出しているかもしれない]
えへへ…ありがとー。
頼朝のとお揃いだよー!
[褒め言葉に頬を染めて。喜ぶポイントかはともかく、何にせよ一緒なのは嬉しい]
うんっ。
さっきちょっと食べたら、美味しかったよ!
えと…あとで、部活で作ったクッキーも渡すね。
当番終わったら、一緒にまわろ!
[頼朝の代わりに宣伝の看板を抱き締めて言った]
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