884 まよひがのおばけ達
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鵺 橘
[「本気か？」と問う蛇]
[主に直前の発言について]
わたしはいつも本気だ。
[どーん]
さっき蛇に頷いてたし理由も万全だな。
ということで、よろしく頼む。
[ぺこり**]
雲外鏡 死暮
[さて、200前目くらいのパンケーキを食べた頃だったか。謎の果実ジャムに妙な喉の渇きを覚え、皿と箸を膝の上に置いた。もう全ての鏡が輝きを取り戻し、春の陽射しが死暮を照らしていた]
まさに祭りよの。
何か音楽はないか？
[きょろきょろ、と周囲を見れば、妙な鳴き声を立てるホロホロ鳥、のようなものに、楽しさに浮かれたのか、ステップを踏むくだんがいた]
鎌鼬 藤紫
雲外鏡ー。
明るくなった。
[にこにこっ]
雲外鏡も
元気になったのか。
[縁台から見上げて。
桜の精も、
舞い始めるみたい]
うっう？
[他の精は、
笛やつつみ持ち
お囃子が始まる]
雲外鏡 死暮
む、む。
俺は元気なかったのか？
…かもなあ
[聞こえてきたお囃子に顔をあげる。手にはいつの間にか酒が満たされた盃が]
主様のおかげ、よの
[鏡は花々を、皆の笑顔を、笑い声と甘い香りすら映していた*]
釣瓶落とし さくら
[お皿をことり。手をぱちんと合わせれば]
ごちそうさまでした。なのです。
さくらも！よいしょ！
[首のマフラーをなびかせて藤紫のもとへ。
一緒になって踊り始めた]
座敷坊主 翡翠
………。
………
[積み重ねられた食べづらいパンケーキに四苦八苦。
隅っこから切り取って行くとバランスが悪くなって倒れるという当たり前の事に気づいて、上から攻めて見るも、やわらかい重ねられたパンケーキは想像以上に切りにくく]
………。
………あ、すいません。どうも…。
[死暮から苺をもらって、一時休戦]
座敷坊主 翡翠
あれ…？
[適当に取ったら蜂蜜だったよ。
まぁいっか。蜂蜜を少しだけ見つめて。パンケーキに塗りたくる]
………うん、おいしい…。
[どうしてだろ。今までで一番おいしく感じた]
付喪神 白雪
[無謀なまでに重ねられたパンケーキを半分ほど始末したあたりで、横から死暮の手が伸びてきた]
ふえ？あ、苺ー。
くれるの？ありがとう！
[嬉しそうに一掴み受け取る]
甘い！
[苺をお腹に収めると、ジャムの瓶の中から5(5)を取ってパンケーキの残りに塗りたくる]
んふふ、甘いものはおいしいねー。
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