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― 地下2階 ―
[緊張した面持ちで見つめ返してくれるシェリー。
本性や幻滅といった単語を聞けば、首を振ってみせた]
私にも舞台の上では見せぬ本性はある。
それは主しか知らぬことだし、主以外に見せるつもりもない。
君の本性が何だとしても、私が知らないのならそんなものは無い。
ご主人を想い、私を慕ってくれる君のままでいてくれればいい。
絶対に変わらないものを抱いていれば、何も恐れることはない。
吸血鬼であることも、狩人に狙われることも……私の美しさと同じように、君の想いの前では些細なことでしかない。
[どこかで訳の分からない言動とか変人とか天然狂人とか言われているのかもしれないが、吸血鬼になっても自我が崩壊しなかったのはこの自信あってこそ。
腕を伸ばしてシェリーの肩を抱き寄せて。
そこで少し動きが止まる。]
[躊躇の理由は、彼女の夫への想いを踏みにじるかもしれないという、僅かな迷い。
しかしそれは僅かな足止め以上の抑止力にはならず]
……ご主人への想いを聞いた上で求めることに罪悪感はある。
だがすまないね、もう私も吸血衝動を抑えることができないんだ。
その初めての相手は……ずっと私を見て応援してくれていた君以外に考えられない。
――君が欲しい。
[壁を背に座ったまま、シェリーを膝の上に乗せて抱き締める。
吸血鬼としての膂力は用いていないから、シェリーの怪力なら逃れることはできるはずで。
シェリーの抵抗が震え程度に収まればゆっくりと襟元を開け、首筋をはだけさせて]
今まで応援してくれたお礼の、ファンサービスの一環と思って楽にしてくれればいい。
裏切りでもなんでもないんだから……。
[清楚な肌にそっと牙を立てた。
美しい自分を基準に、できるだけ身体を傷つけないように気を遣って。]
……あぁ、これが君の味なんだね。
君が私を満ち浸していくのが分かる、あのときの花束を思い出すよ――私を応援して支えてくれる人がいると。
[牙で食い破った肌から滲み出す血を丁寧に舐め吸い取って。
抱き締めていること、舌先が彼女の首筋の肌を滑っていること以外は何もせず。
自分の血流は一箇所に集まっているし、吸血に伴いそういう衝動も実際に起こっている。
けれど、夫への想いが自分にとっての美しさに匹敵するのなら、それを穢したくはなかった――主が、自分の美しさを尊重して愛でてくれたように]
ご馳走様。
素晴らしい美味だったよ。
――君を選んでよかった。
[吸血によって命を満たすと牙を離し、血が収まるまで舌と唇で掬いとって。
もう大丈夫とみれば、はだけた襟元を直してやって。
視線を合わせて、じっと見つめた]
気分はどう?
私の美しさはよく見えるかい?
[もう、微笑んでいることも伝わってくれるだろうか**]
ー 地下二階:小部屋 ー
[身体的にも精神的にも、余程披露していたのか、泥のように眠っていた。
ふわり、身体が浮く様な感覚とともに、男の声が聞こえた様な気もするが、意識ははっきりと覚醒せぬまま。]
……
[薄く目を開くと、其処は闇に包まれている。
みんな何処へ行ったのだろうと、暗闇に目が馴染むと身体を起こしてあたりを見回す。]
[佇んでいたのは、見知らぬ男。]
…っ、誰!?
[慌てて立ち上がると、剣に手をかけた。
噛まれた首筋が、熱く疼く。
首筋のみならず、身体中が熱い。]
ノスフェラトゥ…?
[柘榴石にも似た瞳を、細めた。**]
[リアンの死角となる側で抜いたフリントロックは
そのまま リアンの方へと向いた。胸部の前で交差する形となった腕。ちら とリアンを一瞥して 引き金を引く。
照準を合わせない一撃の直後
反動に痺れる腕を引きおろし>>121鉄槌を盾にし後退する姿へ駆ける。
銃での一撃 間合いを詰める行動
それは先のエルクと戦った際にも見せた動き。
今
違ったのは]
奇遇だね 僕も知ってる
僕が何持ってるのかと 君が何 もってるのか
でも その顔の理由は 知らない
[エルクとの距離があるままに、
―― 床に散らばる 小石・欠片を蹴り上げること]
[薬品臭のする顔目がけて 小石を蹴り上げようと足をふるう]
[銃声と共に駆け出す男を右目で捉える。>>122]
あはッ!
遊ぼうかお兄さん!
[銃弾の方向へは目もくれず、こちらへと疾駆する男に集中する。
前回とは異なる待ちの姿勢。
タイミングを伺い、横殴りにしようと鎚に力を込めた。
男の予想外の動き。その足元から何かが飛ぶのを見て、慌てて顔を手で覆う。
その小石は庇う手をすり抜けるように、白く濁った左目へと飛び込んだ。]
うあ……ッ!
[右目だけで物を見るのには慣れず、まして距離感を掴む術はない。
痛みに思い切り顔を背けた。男が視界から消える。
全力で旋回。
鈍く重い風切り音を響かせる。**]
[つぶてがどこまで入ったのか、それは知らない。
けれど男はまた走り出して]
[濁る音を聞いた]
[横ざまに振られた鉄槌は支点、胸部へ突っ込まれる。
自身の体なれば その音は妙にけたたましく鼓膜を、脳を震わせた。
体に食い込む鉄の塊は、肋骨をへこませ――]
―― !
[獣じみた悲鳴が上がった 一瞬の後、鮮血が口端から垂れる。
内臓の持つどす黒い赤でなく、鮮やかなまでの赤
それは肺に折れた肋骨が刺さったことを示す]
[あつい あつい][溢れる血までが熱い のに]
[一向に心臓の熱は減らず 前にも増して 熱がある]
[よろめいた、横にそれた体を押してなおも足を進めようと]
[薬品臭のする、爛れた顔。それより少し上、前髪を掴もうと
腕が伸びた]
[ぐ と伸びた腕は白髪を掴んで引き寄せる]
[近寄れば薬品臭の酷い、焼けただれた肌と
白濁した瞳。
目玉 粘つく粘膜に張り付いた小石をさらに押し込むように
血に塗れた舌は 押し付けられる。]
まぁ っずう
[本当は味など全く分からないけれど
吐き捨てるように、痙攣気味の、赤い唇で笑う。]
[その攻防をリアンがどこまで見ていたのか
何を考えていたのかは男には知る由もない。
けれど、あるいは ――仲間であることの証明にでもなりえたか。]
[前髪を引っ掴んだまま更に強く引いて
自身は反対に前へ出る。
そのままエルクはリアンの方へぶっ飛ばして
逃げ出そうと、思って。]
[口からさらに溢れた鮮血の、理由は――なんだったか。
攻撃を受けようがなんだろうが、この場から脱出する道を選んだ男は反撃もしない。
無事にこの場から逃げれたとして 断続的に吐き出す赤は しばらくの道しるべにもなりえよう**]
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