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[アレクトーが気を失ったのを確認すると>>208]
――…愚かな
[手を離し、その場に倒れるままにする。
そのまま結界を解き、始祖は闇に溶けた…――]
生きるのは辛いものだ。
だが、抗って光が見えるのなら恐れるものはない。
[昔のように、どうにもならぬまま毎夜を過ごさされる日々とは違う。
今のように命を狙われこうして逃げ回ることになっても、勝利が見えないわけではない。
……脇腹は痛む、明確な負傷だ。
もともと頑健な肉体をしていたわけではなく、不死の身体になったわけでもない。
しばらく逃げ回れば、そのうちその足も鈍り、やがて壁にもたれかかり大きく肩で息をし始めるだろう。
近くの物陰に潜む人物(>>214)には、自分かシェリーのどちらかは気付くことはできたのだろうか]
[ 男は瞼を降ろした。
――『おれはその 冷酷さえも愛するし』
手のうちにあるグリップは、ずっと握っているはずなのに
こんなに冷たい。
手首だけで角度を変える。
――『冷酷だから いよいよ』
赤く染めあがった唇が、一度ゆるんでから、結ばれた。]
ほぉんと、
運命 ってのは 残酷で 冷酷だ。
[けた、と笑う隙間。唇を染めるようにまた血が溢れた。]
[引き延ばす様にその赤を指にすくいつつ]
[聞こえる足音の方へ翡翠を銃口を向ける]
っ?!
[息を殺し、過ぎるのを待っていたが。
気配がすぐ傍で止まって、驚いて声を漏らす。
―ぽたり。
また、傷口からたらりと血が滲み出て、足下を濡らす]
[ガシャ、という音と共に頭上から尖った槍状の杭が降って来て、勢いのまま低く前方に飛び込んだ]
…っち!
[全速力で失踪するには、この迷路は向いていない。
発動したトラップが降らせる槍を床を転がりながらすんでで躱す、躱す、躱す]
[再び立ち上がった時には、追っていた吸血鬼の気配は遠くなっていた]
――
……っ!?
[何か聞こえた。
ジェフにあれだけ追い回されれば、シェリーの生命と自分の美貌の危機を彷徨えば、過敏に反応するのも無理はない。
幸いにもジェフはどうやら撒けたらしい。
罠のおかげとは知らないし、自分が引っかからなかったのは幸運としか言いようが無い。
私の美貌を惜しんだ女神が運命に介入した、と口が滑るほど楽観的状況ではなかったが]
……誰かいるのか。
[暗闇に目を凝らす。
脇腹を抑えながら、ハルパーを片手にゆっくりと歩み寄る]
[>>222あの顔は見たことがあった。見たことがあって、それだけ]
[全てが恨めしい。死んでしまえばいい。]
[きたない あつい][燃やし尽くすんだ、そう、燃えればいい]
[全部 全部燃えて、死ねばいい]
[友人を見殺しにまで得た生は]
[罪悪感から逃れようと選んだ死は]
[中途半端に、「人」から外れた]
[これも運命だと言うのなら]
[――『冷酷だから いよいよ』 ]
[続きを引き受けるようと口を開いた。歪む口元は赤く染まっている。
それでも、大げさに、皮肉気に。
あるいは期待するように。中途半端な泣き笑いを浮かべた]
『お前が美しい』
[金属のぶつかる音、破裂音。]
……おい、あんた……生きてんのか
[だが、息があるなら銃器を相手に停止するのは判断の誤りで、
足を速めて近付いた
同時に封魔師の存在を思い出す]
[立ち上がろうとする彼の方へ>>144相棒が倒れかかり――冷えた体を抱き留める。
ジェフは気づいたのだろうか>>141その目は相棒へと向く。
吸血鬼を人に戻す尋常ではない技――それに代償がないはずがないと。
行くと男が言えば、"こういう"ことなのだと伝えるように、視線だけで告げる。
目の前から人が消える――また、失われる――それが分かっても行けないのだと。
すみません、と相棒が謝罪するに合わせ、彼もまた頭を下げる。
取り残されて、また、追う身になる]
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