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[半分意識を手放したまま、空の薬棚へとぶつかった。
みしり、と鈍い音が硬い木の棚と己の脇腹の間で響く。]
――ッ……ぐゥ……あッ!
[しばらく脇腹を抑えて床に転がり、苦悶の声を漏らした。
口に広がる鉄の味を吐き出す。薄い紅色に染まる色を見ること無く、苦痛に震えながらも鉄鎚へと這い寄った。]
……あぐッ……ま、マム……。
[倒れたままその柄に手を伸ばし、縋るように上体を起こした。]
あっ、あっ…ああああああっっ!!!!
[男が牙を抜いたとき、絶頂に達した。]
はぁ…はぁ…
[整わぬ息。紅潮した顔。男が丁寧に襟を戻してくれる。――君を選んでよかった。]
私も…フル様にされて…光栄でした。
[そう伝えると絶頂から来る心地よい疲れで、浅い眠りについた。夫がいなくなってから、一番安らかな顔で眠っているようだった]
―B2 通路内・B3への階段に向かって―
[舌に得た、透明な液体を味わう余裕もなく壁に手をかけ、胴体を引き摺るように歩く。どれぐらい離れたのか。さほどではない――ような感覚だが振り返る気もなかった。]
[壁に寄りかかりながら ずるずると頽れた。]
[震える手が弾の補充を始める。
行いつつも悲鳴を上げたエルクが、彼が持っていた柘榴石を思い浮かべた。
熱に溶かされた翡翠は、輪郭さえもにじませて哂う]
どうほう……はらか ら? はは、ふざ ける な
死んでるんじゃ ないか
同胞に助けられもせず 死んで 死 んでる
同胞喰らい さえも いた
[吸血鬼の仲間意識などどこにあるのだ と。自身も協力しなかったくせに、
酸素を求める淡水魚のような唇で皮肉気に「化け物め」と吐き出した]
[けれど どこか安心したようにも 翡翠を細める]
[荒い呼吸、熱が吐息に紛れて外気に流れる。
熱い血液も体外へ溢れるのだが、 あつい]
[あつい]
[あつい ]
[あつい]
[あつい]
[あいつ]
[翡翠はゆるく、瞬きをする]
[化け物に、してやろう。同じところまで引きずりおろして、笑うのだ。
ざまあみろ と吐き捨てて 笑ってやるのだ。]
[汚い] [きたない]
[ハ と零れる熱は、嘲笑交じり]
[視線は投げられたエルクを一瞬だけ追って、
すぐに部屋を出て行こうとするカークへ]
マ、テ … … … 不会便宜イ尓 …
[ただでは済まさない。
呟いて、去る背中を睨み付ける。
脇腹を押さえる左手ははずせない。
右手をついて、立ち上がろうと力を入れる。
堪えきれない呻き声をあげながら、
ゆっくり、ゆっくり。
壁に手をつくようにして、立ち上がる]
エル、ク。
生きて、イル、な。
[鉄槌に縋って身体を起こすエルクに、途切れ途切れの声をかける]
― B2迷路内 ―
[確かな手がかりなど何もない。
闇雲に動き惑っても仕方がない。
それでも急く心――
「冷静になれ、この馬鹿が」
誰かに喝くらい、入れて欲しい]
……っは
[冷静になれ。――呼吸を数える。
目指すところ。シェリーがいなくなったあそこ、それにカークが消えた地下3階。
曲がり角を曲がるたび近く、遠くなるナバールのランタンの灯。
彼が同じ方向を目指すなら、どこかで追いつくこともあろうか]
―B1、水場、情報を交換する―
[>>92女の持っていた心臓は、彼女が殺したものではないとジェフが告げる。
奪い取った、とするならば。女は同胞が殺されるのを見ていたのだろうか。
>>3:102男にアシュレイは心細いと言ったと聞いた。
ただ女は怯えていただけなのかもしれない。
もっと早く抱きしめてやれれば――追憶は胸の奥にしまう。
今も、女は彼の傍で彷徨っているのだろうか]
[>>103目覚めたナバールに武器を与えていいかと聞かれれば、黙って頷く。
敵になるかもしれない――それは噛まれた、という他の者とて同じこと。
それでも信じるしかない。
信じることを忘れて勝てる戦いなどないのだと思うのは、傍に信じる者がいるからだろうか]
―B2F―
[地下の迷宮を歩く"足音が微かに響く"
途中、ジェフが追い付いて、そちらを振り返った]
……
[壮年の表情が明かりに照らされる]
[震える手で鉄鎚を立たせ、それに登るようにして立ち上がった。
苦痛に喘ぎながら肩で大きく息をし、足の震えによろめいた。]
へへ、ボクはもう死ん……でいるから……大丈……あぅッ。
[リアンの言葉に笑顔で答えるも、すぐに息が詰まる。>>165
大きく声の方へと振り返った。左目はもうなく、右でしか見えないからだ。]
お姉ちゃんは……じっとしてれば死なな――ッいんじゃないかな……それ。
へへ……それとも……。
[転びそうになりながら鉄鎚を引き摺り、漸く壁へと辿り着く。
それに背中を預けてから大きく息を吐いた。]
お姉ちゃん……もしかして、ボクと、遊ぶ?
カーク、お兄ちゃんみたい……に?
[口に血の味が広がり、吐き出した。]
[振り向くフードの男。
照らされた表情は、内心を隠し落ち着いたものとして相手に映るのだろう]
…アテはあるか?
[自分にはないも同然、と伝える語調の方には濃い焦りが滲む]
― 地下2階 ―
主も……私と同じことを思ったのかな。
[眠りに落ちたシェリーの身体を抱き寄せたまま、しばらく髪を梳いてやって。
愛情というものが分からない自分が、朧気なりとも個人と向き合ったのは、始祖とこのシェリーであって。
自分を愛でてくれた時の始祖も、今の自分と同じような気持ちの動きがあったのだろうか――そうであれば光栄であり、誇りであり、端的に言って嬉しい]
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