812 凍れる水車と奇跡の夜
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…………珍しいものは特にない、か。
[どうやらここは物置らしいが、
建物自体が新しいせいか中はえらくこざっぱりとしていた]
一応、地下に繋がってる階段は見つけたけど…。
一人で行くのは、勇気がいるな。
[物置の奥にあった階段も、ひとまずはその先に進もうとしない。
良く言えば慎重だが、悪く言えば臆病な性格だった。
あとでキーラあたりにでも話せば面白がるだろうかと考えつつ]
あ……レイスさん、オリガ。
[物置から出てきた所で、
ちょうど二階に向かっているらしき様子の二人と出会う]
( 82 ) 2011/12/20(火) 23:48:41
え、と、……今日は。
[傍の少年>>76にも、頭を下げつつ。
目線が少年?と合うことは、無い。]
あ、えと、そう。……あの、あんたも、?
[と、問いかけ返しつつ。
傍らの黒狼には、わんわん、と謎の言葉をかけていた。]
( 83 ) 2011/12/20(火) 23:57:37
―少し前、魔女と。―
[返された言葉>>79に、眉を下げて子犬のような目を向けた。
が、”他の魔法”と言う言葉に、また目を輝かせ]
あの、じゃあ、あの、魔法、使えるんだ、な!
すごい、おれ、そんなのできないから、…
[魔女と言う主張は、普通に信じているらしい。]
それじゃあ、魔女、また。
[花でも飛びそうなオーラを纏いながら、オリガと共にキッチンへ。]
( 84 ) 2011/12/21(水) 00:04:32
― 現在・キッチン ―
[少年が名を問うならば、自分の名とオリガの名を伝えるつもり。
棚をごそごそと漁るまでもなく、気が付いたら、テーブルには目的のものが、あった。]
…これ、もらってく、けど、
[所謂、酒の瓶である。
キッチンに居た事から、彼も料理人の関係者だと思っているらしい。]
[なにやら黒狼の方を見て、目をきらきらさせたりへらへら笑ったりしながら、そっとその背を撫でる。]
…オリガも、撫でる?
[なにやら、いいことがあったらしい。]
( 85 ) 2011/12/21(水) 00:07:42
[不思議そうに紅いろを瞬いて、
男の手に若干怯えたように縮こまりながらも、
撫でられれば気持ち良さげに目を細める。]
( 86 ) 2011/12/21(水) 00:22:03
[何故か、ものすごく目をきらきらさせながら。
その黒狼の紅いいろを見つめて、へにゃ、と笑った。]
( 87 ) 2011/12/21(水) 00:31:41
そうなんだ…
[それだけをいい、もらっていくと言われて、こくりと頷いた。
レイスとオリガの名前を聞き]
僕はナタリー…
[と小さく微笑んで、黒狼を撫でていた]**
( 88 ) 2011/12/21(水) 00:31:47
ナタリー、…あの、…。
よろし、う、わあああ!
[ちょっと、挙動不審気に、目線をうろつかせつつ。
何かを踏んで、すっころんだ。1(10)]
( 89 ) 2011/12/21(水) 00:35:15
………。
[頭は打たなかったものの、二度目の転倒は、さすがに、…。
これでも、28歳の、はず、………。]
[靴の下敷きになったのは、砥石らしかった。
狼の傍に落ちた欠片には、まるで気付いていない。
鈍いというより、とってもどんくさい男だった。]
( 90 ) 2011/12/21(水) 00:37:53
―キッチン―
[レイスにつれられて中を覗けば、黒狼とナタリーの姿が。
初めて見るナタリーに、軽く頭を下げ……名乗ろうにも名乗れず、再びエプロンの前ポケットに手を入れ、そこにあったアスチルベの花を差し出した。
挨拶出来ぬ事をもどかしく思い、申し訳なさそうな表情を浮かべながら。
レイスが名前を伝えてくれたなら、ホッと安堵の表情を浮かべ、それにあわせ頷いてナタリーに微笑みかける事だろう]
( 91 ) 2011/12/21(水) 00:41:11
[レイスが黒狼を撫でているのを、目を細めて見守りながら。
自分も撫でるかと言われたら>>85、目を輝かせて。
少し慣れぬ手つきながら、そっと手を伸ばし、その背をさすった]
(……あたたかい…)
[我知らず、表情を綻ばせつつ。
黒狼の傍らには、そっとカンパニュラの花を置いた]
( 92 ) 2011/12/21(水) 00:41:25
[ちょっと不振な男に、
少女のような少年に、
花のように愛らしい女性に、
撫でられまくって狼はしあわせそうだ。
ぱたぱた尻尾を振っている。]
[傍らに花が置かれれば、すんと匂いを嗅いだ。
花のにおい、以上の区別はつかなかったけれど。]
( 93 ) 2011/12/21(水) 00:48:35
[なんだか黒狼の前で、わたわたと身振り手振り。
そのあとやたら笑ったり、目を輝かせたりしたのち、
名残惜しそうに手を離し、立ち上がる]
オリガ、部屋、行きたいんだ。
いっしょに、行こう、か。
[彼女が満足すれば、また手を引いて歩き出すつもり。]
( 94 ) 2011/12/21(水) 00:52:18
―回想―
[アリョールとレイスのやり取りを見て、自然と笑みがこぼれる。
大がかりな魔法は違っていても、そういった事が出来るというだけで、アリョールを見つめる視線がつい頼もしい物になってしまうようだった。
途中で感じた視線には、軽く目を瞬かせ。
少し申し訳なさそうに笑みを向けた]
―回想終了―
( 95 ) 2011/12/21(水) 00:57:48
― キッチン→物置近くの廊下 ―
[そういえば、自分の部屋は11だった。
地図で言えば、完全に左右上下正反対の場所である。]
………。
[でも、良さそうなブランデーも手に入ったし。
部屋を確認したら、きっと美味しい紅茶が飲める、はず。
うっかり5の部屋へ向かおうとしていたなんて、そんな事は。]
[そこで、物置から出てきた人影>>82に、少しだけ背を伸ばした。]
……あ、メーフィエ。
ここで、何を?
[特に、ものめずらしいものは、少ないのだが。
…ああ、地下には、あるかもしれない。
いわく付きの、凶悪なデザインのものが。]
( 96 ) 2011/12/21(水) 01:07:48
修復師 レイスは、きっと、道中すれ違ったものには、挨拶を。
( A13 ) 2011/12/21(水) 01:08:12
[ナタリーの名乗り>>88には、笑顔で頷いて。
その直後、レイスが転ぶのを見て再び心配そうに駆け寄り、そっと頭を撫でる。
そして、黒狼をひとしきり撫でた後、レイスの言葉>>94に頷いて、また共にキッチンを後にした]
( 97 ) 2011/12/21(水) 01:10:23
ここの中へ入ったことはなかったから…
何があるんだろうと思って、ちょっと探検を。
特に珍しい物はありませんでしたけどね。
[レイスの問いに苦笑しつつ返す。>>96
この答え方で、地下には行っていないことが伝わったかもしれない]
そういえば食事がまだだったので、
これから腹ごしらえしてこようかと思ってるんです。
レイスさんたちは、あれから新しい発見とかありました?
( 98 ) 2011/12/21(水) 01:18:44
[撫でていた手が離れれば、尻尾を振りながらも
名残惜しげに、くぅんと鳴いて。
狼はお座り状態で、いなくなる二人を見送った。]
[そうしたのち、ナタリーの顔を見上げる。
どうやら彼が動かないのであれば、
狼もここに留まるつもりらしい。]
( 99 ) 2011/12/21(水) 01:23:59
……地下は、あんまりお薦めしない。
[メーフィエの様子>>98から、どうやらまだ見ては居ないのだろうと。
もしかしたら、うっかり泣いてしまうかも…と、とても成人相手に考えるはずも無いことを、思っていた。]
えと、…新しい、発見、………。
[少し首を傾けつつ、はたと顔を上げる。]
………えと、……キッチン、行ってみると、いい。
えと、…喜ぶ、……と、思う。
[誰が?と言う主語が、抜けている。
レイスにとっては、目の前の彼も、そしてキッチンの“彼”も。
どちらも喜ぶような気がしているからでもあるが。]
( 100 ) 2011/12/21(水) 01:37:31
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