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居候 リディヤ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
キリル は 9にんからうしろゆびさされたみたい。
キリル は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
森の魔女 アリョール がどこかにいっちゃったみたい。
雑貨屋 ヴァレリー はあいのために 森の魔女 アリョール のあとをおっかけちゃった。
もんだいはかいけつするどころか、よけいにひがいがひろがったみたい?
きらり、きらり
夜空に星が流れる。
川は再び凍りつき、廻る水車は動きを止める。
門が開くと同時――――色とりどりの光は天へと消えていった。
あ”―――〜〜〜
[夢と、うつつと、幻の狭間
そこでまったくロマンちっくではない呻きをあげた]
……夢から覚めるのは、魔法とは違うわよね。
目覚まし時計だわ。
[ポツリとつぶやいて]
-さっきまでのこと-
[ただ、祈り。
精霊のせいなのかどうかはともかく
魔法がきいたのかは、ママにはナイショだよ!]
>>172
二人の合作なのね。
どーりで、執着してるわけだ。
いや、詳しくは知らないけど?
[肘をついてオルガンは、不協和音を奏でる。
反対の手でちびメーフィエを一人指先でつついたら
ふわっと消えたので、びっくりして。
バレてやしないかとキョロキョロした]
[>>165
何か言おうとして。
…やめて、…また唇を薄く開く]
いるわよ。
「目覚まし時計」がね。
いつかいってたわよね。
不思議な世界が終わったとしても
残っているものがあるといいって。
それを告げる鐘―
[目を伏せた。そのころ、傑作は出来上がったろうか?
魔法がきいているとかそういうのは、
きっと照れくさくてたぬきねいりで通す]
言ったっけ――?
[ヴァレリーの「食べたいと言っていた」のセリフ。
料理については、そんなふうに嘯いて。
だっていつ、どこで?]
鶏料理、作れんの?
[意地悪に笑った]
― ホール ―
[イライダが訪れたのは、いつのことだったろうか。]
……あ。
[少年の傍をきらきらと燐いていた赤い光が、
すう、とどこかへ飛んでいく。
――向かい側に座るかれの赤い光も、同じだったろうか?]
そろそろ起きる時間、――でしょうかね?
[ゆるく首を傾げて。
席を立つ
少年の姿は、黒い狼に。]
[カチューシャに心配されて、微笑む]
大丈夫。この雪だるまをあげたかった子に会えなくなっただけ。
[その微笑みに寂しさが滲む…とオレンジの欠片がサラサラと砂のように地面にこぼれ落ちる]
…?
[なすすべなくその砂を見ているしかなかった]
……おねえちゃん、遅いなー
目当ての果物が、見つからないのかな
[キーラの帰りが遅い事に気が付いたのは
スコーンの焼き上がりが、近くなった頃]
……………………?
[ぽろり ひとしずくだけ 涙が落ちる]
[調理中だからと、ポケットの中へ入れていた
みどりいろの石が
砂くらいのおおきさの
もっともっと、ちいさな粒になって
やがて消えていったこと
少女はまだ、気付いていなかった**]
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