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>>246 ゼオルグ
…嬉しいでありんす。
あちきは主を好いたこと、後悔はしていやせん。
[「愛している」と囁かれれば驚きながらも微笑み返し]
不器用と言っていんしたが…
早速言ってくれたじゃありんせんでありんすか。
[嬉しそうに男の瞳を見つめた。]
あちきも愛していんす。
ずっと傍に置いてくんなまし。
>>247 クロガネ
……お目出度い席だというのに、ご心配をおかけしてしまったようで申し訳ございません。
愛の形は人それぞれ……。
私はテオ様とラキア様が互いを愛し合っているのならばこんなに素敵なことはないと思っていたのですが、どうやらテオ様にもラキア様にも不快な思いをさせてしまったようです。
今日はミレディに受け入れていただいて、少々舞い上がっていたようですね……。
[…は反省の色を浮かべながら溜息を吐いた]
>>249 ソニア
あちきのことは気にしないでくんなまし。
主の方が心配でありんす。
あの二人は素直じゃありんせんところがありんすぇ。
でありんすからあぁ見えても実は照れているのかもしれんせん。
それにあちきの方がひどいことをしてしまいんした。
[そう告げて思い浮かべるのは想いを寄せて来た人の顔。]
あちきはこの店が好きでありんすぇ。
メリンダと一緒にこの店をずっと続けてくんなまし。
>>251 クロガネ
……はい。
これからもミレディと二人で、店を護って行きたいと思います。
護りに関してはご安心を。
一個中隊ほどであれば撃退できる自信がございますので。
[…は良く分からない理屈で胸を張った]
ですからどうぞ、クロガネ様も料理長代理──ゼオルグ様と末永くお幸せに。
[…は少しだけ寂しそうに微笑んだ]
>>252 ソニア
主は本当にすごいのでありんすぇ。
あちきは主の経歴が気になりやす。
…ありがとなんし。
[彼女の表情が気になった。
だからそれ以上の言葉が出て来ず、黙ってしまった。]
>>253 ゼルオグ
ありがとなんし。
先程の言葉…充分に嬉しいでありんす。
共に歩みやしょう。
あちきはずっと主のお傍に…
食事もあちきが一生懸命作りんす。
犬がいるのでありんすか?
[泣けてきたと言われれば、両手で頬を包み込み唇を重ねた。
しばらく経った後に顔を離し]
大丈夫でありんすか?
[心配そうに尋ねたのだった。]
さて、祝福すべき夜に部外者が居座るのも無粋というものです。
私はそろそろ部屋に退かせていただきます。
[…はスカートの裾を摘むと、丁寧に礼をした]
それではご両人、よき夜を。
また日の昇るころにお会いしましょう。**
[唇が重なり、男の答えを聞いた後に女は静かにこう言った。]
あちきもそろそろ寝るとしんしょう。
……主はあちきの家に来やす?
[大胆な言葉だった。でも気がついたら口で言っていた。
女は男の返事を聞いて、喫茶店を後にするのだった**]
犬は大丈夫でありんす。
むしろ好きでありんすぇ。
[名前の言葉の先を聞く前に唇で塞いでしまった。
その先の言葉を聞こうと]
名前はなんでありんす?
[幸せな笑みを浮かべて、瞳を見つめるのあった。**]
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