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よっし、おかえりっ!
[そのまま腕広げてまつも、飛び込んでこなくて物足りなげに。
そして、視線を少し残骸に向けて]
えーと、報告。
多分、”呪い”が終わった、と思う。
…わかった。
[テルオ少年の言葉を、呟きを、聞いて。そっと、目を瞑る。その言葉の意味を、すべて理解したとはとても言えない。けれど、テルオ少年の涙の理由は、分かる。
その目を開いて。涙が滲んで赤くなった瞳を隠そうともせずに、テルオ少年につかつかと歩み寄る]
泣いてもいいわ。
もう、ほっとけとも言わない。
だから。
[ぼふっと、互いの顔を隠すように、抱き寄せる]
だから、ちょっとだけ肩、貸して。
[互いの涙の意味は、違うかもしれない。けれど、泣きたかったし、泣いてほしかった、のだろうか。結局、少女には分からないままだったけれど。
分からないままに、少女は静かに、涙を流していた]
…消えたの?あの性悪呪い。
[新種の怨念ゴーレムか何かの様な残骸を見ながら、
エリーをとりあえず抱きしめる。
呪いが無いなら、少なくともエリーが消える心配は無くなったんだから。]
じゃ、パーティにはソレのお祝いも追加しなきゃね。
…まぁ、あまり大勢じゃ祝えないと思うけど。
んー。多分としか言えないかな。
少なくとも、元の意志は、あーなってる。
[と、灰色の残骸を指差して。
力を抜いて身を預けながら。
まぁ、”呪い”みたいなものと説明したけど”呪い”だったか同かもわかんないんだよねぇ、なんて今更言えず。
詠唱が変わったから、多分多少変わってるとは思うけれど]
むしろ地球守ったーだけでいいと思うよ?うん。
あの怨念ゴーレムっぽいの、
呪いの元だったんだ…
………まあ、アタシとしてはエリーが消えないならソレで良いんだけどね。
[抱きしめたエリーを撫でながら、くすりと笑う。
自分には無い、本当の温もり。
ソレが消えずに済んで良かったとしみじみ思って]
ま、全部まとめて祝っちゃえばいいじゃない。
良い事は、幾つまとめても良い事なんだし。
[大雑把に、そんな事を言いきった]
[歩み寄る音が聞こえた。
つい緊張して強張らせた体が、ぼふっと抱き寄せられて]
えっ?
[それは一瞬、泣いていた事を忘れてしまうくらいの衝撃だった。
横目で恐る恐る明朱佳の様子を伺う。
けれどこちらから顔を見る事は出来ず、彼女と触れ合う首筋と肩だけが、静かな涙を感じていた]
……はい。
ちょっとと言わず……いくらでも。
[こちらから顔を埋めるのは、意味が違ってしまいそうだから、やめた。
ただ、明朱佳を抱き止めたままで、空を見上げる。
引っ込んだ涙が再び滲んで来たとしても、きっと、そのままで居るだろう**]
呪いっていうか、盟約の元っていうか。
説明ややこしいしそれでいっか。
ま、私もそれが一番、かな?……ゆっくり考えられるし。
[あ。でも、と空を見上げる。
まだ後始末が残っていた、と]
あー。祝う前にもう一仕事。
”孔”閉じないと。
……できれば、馬鹿でかい方も。
……ん。ありがと。
[呟くように、そうとだけ告げて。しばらく、一言も発さないまま、時が流れる。
やがて、流れる涙も止まるころ。抱き寄せたときと同じくらい唐突に、少女は体を離した。
その顔は涙で濡れて、瞳も真っ赤に腫れぼったくなっていたけれど。
その顔には、もう、笑みが戻ってきていた]
ありがと、テルオ君。おかげですっきりできたわ。
あたしが思うにね、…さっき、テルオ君から、理由聞いといてなんなんだけど、ね。
あたしが思うに、あたしのは嬉し涙だったんじゃないかなって思うの。
ううん、そうじゃなくても、そうと決めたわ。
だって、宇宙怪獣も倒した。みんな無事に帰ってこれた、あたしも、陣桜市に帰ってこれた。
これで嬉しくなかったら嘘だもの。
だからってわけじゃないけど。
[体を離したときに、肩に添えたままの手をそのままに。少女は微笑む]
テルオ君の涙も、今は嬉し涙じゃないかもしれないけど。
嬉し涙だって、思えるようにしない?
あたしは、そのいなくなったって人のこと、よくは知らないけど。
絶対帰るって約束して、その約束をテルオ君は果たしたんだもの。
それが嬉しくなかったら、約束した甲斐がないじゃない。
違う?
[確かめる問いを投げかけるころには、少女の笑みは、にやりとした不敵なものへ]
だから、まずは。
[手を解き、顔を艦橋から出て外へと向かう通路へと向ける]
帰ってきた喜びを力いっぱい噛み締めるわよっ!
[エリーがコンテナシェルターを宴会場にしていることまでは知らないまでも、陣桜市には『祝』う『日』の宣言を出している。適当に陣桜市に出歩くだけでも、お祭りムードは味わえるだろうと判断して。
少女はテルオ少年を先導するように、歩いていく**]
[2人の距離が縮まる前に天使は背を向ける。
“フラン”がフランのまま、青年と向き合っていたから]
(フランのままで居てくれたら良いなって思ったのは、やっぱ
あの兄貴に俺と同じような事にゃなって欲しくないからな。
まあ、随分と身勝手な願いだとは思うし、あいつのやる事はとてもじゃねえが俺には理解出来ねえ。)
[自分の時は目の前で姉が死ぬ所を見てしまったし、もう居ないんだという自覚に至るのは結構早かった。
しかし、やはり後になればなる程その喪われたものの大きさはいや増しに増して苦しんだ事も思い出す]
じっくり、あちこち回ったりしながら考えようよ。
宇宙怪獣の大元もなんとかしたし、
基本やや平和になると思うから…
[釣られて空を見れば、そこには帰って来るときにエリーが開けた穴。
まだ残っていたソレを見て、不思議そうに首をかしげた。]
…あの穴って、基本なんか呑み込んだら消えなかったっけ?
ユージィンの時とかアタシの時とか。
[残っている理由は知らないけれど、石か何か投げ込んだら消えないだろうかなどと適当な事を思っていたり。]
(――――ちょっとばかしあの兄貴が羨ましいとか)
[今はその両の腕で“妹”を抱き締めているのだろう、青年に]
(思わねーよ、思わねー)
[自分の姉は、姿形を変え会話もままならないがすぐ傍に居る。
少々自分への能力補正には納得が行かないが、このハニエルと共にある限りは離れ離れになる事もないのだから]
(あいつのやって来た事は、言う通り俺には全然これっぽっちも欠片も毛筋ほども理解出来ねえ。
今何を思ってああやってるのかすら、俺には解らんが)
良かったな、逢えて。
(どんな形であれ、あの兄貴は今救われてる。
それを祝うくらいは、してもいいだろ)
[一言だけ、声にして背中越しに送る。
残念な、愛を司る天使の残念な祝福の言葉だった。**]
とりあえず、今日はゆっくりやすもっか。
……疲れて、ちょっと、眠い……。
平和になったんだから、少しくらい寝ても大丈夫だろーし……
[ただ、孔の方を見上げれば、それだけはやっとこー、と小さな白い杖をかざして]
あー……私のは違うかな?
開けたら閉じない限りあけっぱなのよ。
これで私のとルッカのでワームホールつくってルッカに詩論に言ってもらって色々云々かんぬん予定だったけども。
[だから、閉じるねー。とねん込めてみて。
ゆっくりと小さくなっていく。]
わたし……。
[それが偽りだとしても。
フランの身体に回される両腕。]
ゼツボウ
希望は、あっても……
[それが家族ごっこだとしても。
兄の身体に伸ばされる細っそりとしたフランの両腕。]
傍に…居るよ。
[それが相容れない種同士だとしても。
寄り添う合う偽りの身体同士は―――今だけは兄妹のまま、で。]
ただいま。 [そして] おかえり。
[詩論シティの頭上では”孔”が閉じ始めて――いた。それは恰も、全ての脅威が消え去ったと*錯覚させるように。*]
[かりそめの乗組員が降りて行った艦内は静かだ。
陣桜シティの修理工たちも、まずはダイシチョーの整備にかかりっきりだろう。
ユグドラシル級の大質量とはいえ、ダイシチョーに比べれば小さな別シティ紋の戦艦など、後回しに違いない]
……ジュリエットさん。
この後どこに行く?
[ひとまずは着替え、調理室の携帯食料を食べて、一息ついてから、青年はメイドに尋ねた]
「どこにも参りません」
[いつもの一拍遅れた笑顔で、メイドは答えた]
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