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そう…
[呟いて、瞑目する。問うたのは自分だ。相槌を打つことこそあっても、口を挟むことはなかった]
…ばかね。
先に言っといたじゃない。腹の探りあいはなしよ。
[緊張した様子のエリーに対し、不服げに漏らした。
それで、少女が放っていた威圧感は消えただろう。それで足りなければ、でこピンのひとつでもくれてやる]
疑問点は大きく分けて二つよ。
ひとつ。“契約”とやらの書き換えはどうやるわけ?
後付の“制約”が契約として成立する以上、書き換えができないことはないはずよ。
契約が言葉どおりの契約であるなら、契約の相手、さもなきゃ保証人がいるんじゃないかしら。場所でも人でも物でもいいわ。何か、心当たりはないの?
……っつーか…
いち為政者として言わせてもらうわ。
エリーが盟約の一部とやらにされちゃ溜まんないから、あんたは耳塞いでなさい。政治用語の“オフレコ”ってやつよ。
いい?
[告げて、しっかりと耳をふさぐのを確認して。エリーがふさがないなら、少女が自分の手を伸ばしてでもその耳をふさぐ。それから、口を開いた。エリーに聞き取られないよう、意味を聞き取ることさえ困難なほどの早口で]
制約付け加えたやつ、一体いつの時代のどこの馬鹿よ。
世界を手に入れる?ふんっ。どーやるってのよ。
政策指針は?財源の確保は?そもそも、どーやって統治権を一元化して維持するつもりってのよ。
一人の有能な人間がすべてを統治する時代なんて過去の遺物よ。川辺に広がった村の集まり見て、『わー、これが世界なんだー』なんて言ってた時代、人類はとっくの昔に卒業してんの。
そんなもん、制約に加えようとする方が馬鹿ね。石器時代に脳みそ凝り固まってる年代モノの石頭ね。こんなあからさまに不備のある契約は反故になってしかるべきよ。
[一息にそこまで言い終えて、いいわよ、とエリーに手振りで告げる]
いいわ。分かった。やってやろうじゃない。
エリー、あんたは世界を守ることだけ考えてなさい。
世界の指導者でも何でも、あたしが押し上げてやるわよ。
でも、その前に、馬鹿な契約作ったどっかの馬鹿だけはとっちめてやんなきゃ気がすまないわ。
案内できるんなら案内してほしいの。
それが、聞きたいことの一つ目ね。
二つ目。
“孔”についてね。
要は、『あっち』と『こっち』を繋ぐことができるってことよね?
けど、あんたはルッカへの通信で、確かに『戻れない』って言った。
こっちとあっちを繋ぐってことは、あっちからこっちへ繋ぐこともできるはずでしょう?
それが不可能だとしたら、あんたはどうやってそれを知ったの?
それから…
…ああ、質問は三つだったわね。最後の質問よ。
[言葉を切って、一呼吸の間を置いた。一瞬の思案]
て、めぇぇぇ………俺の貴重な脳細胞が今数万死んだぞ…
これでパワードスーツに乗れなくなったら訴えてやるから覚えてろ!!?
[ぷくりと浮かんだ涙を乱暴に拭い、殴られそのまま差し出されたそのバインダーを訝しげに眺め]、手に取った]
……なんだ、これ。
[表紙には『Guardian Angel』と書かれたラベルが貼られ、
間にはいくつかの付箋が挟まっている。
その内の比較的新しいものにはHanielと書かれていて、男は無意識にそのページを開く]
―― 詩論シティ・アカデミーから少し離れた先で ――
[随分と長いフライトだったように感じたのは、ソフィア・パークからアカデミーまでの予想以上の距離のせいか、飛行速度のせいか、両方あってのことか。
さっきまで其処にあった体温を失くしてしまった右腕。
何時だって少女を突き落すことができて、アカデミーの建屋に砲火を放つことだってできて……けれど結局何も事を起こさなかった右腕]
………、…せいぜいお前も、な。
["お前もな"。
それは、本当に小さな声で、別れ際にフラン>>35に返した一言。
彼女との再会時の、その身体の熱さ――多分、普通じゃない熱さだと思った――がふと思い出されて。
その記憶もあって、ぽろっと零れた結理人の言葉]
― シルヴァクロック・アカデミー/第三開発施設 ―
[第三開発施設天井が開く。
地上に迫り出し現れた『グノーシス』の姿。
ジェラルミンの輝きを持つシールド装甲は、人類救済級ロボット兵器の身体を白騎士のように飾り立てる。
腕に備え付けられた反射型シールドを腕部格納箇所からスライドさせて展開させ、もう片方の腕からはエーテルから生まれたエピノイア・ブレードを構える。
全高17mと言えど、遠目からも姿は見つける事が出来るだろう。]
………地球の宇宙怪獣は倒す。
だから、あっちの宇宙怪獣は、任せたよ…テルオくん。
[フランは、ワンピースと帽子、サンダル姿のまま乗り込んでいる。
両腕には勿論、柔軟性グローブ>>1:82を嵌め、ジンロボバイザーがセットされている。]
『ウァテス・O・グノーシス』!!!発進!!!!
【オ雄嗚オオおおォぉォォ―――――!!!!】
[グノーシスは雄叫びを上げ、
余剰エーテルをエピノイア・リングとして放ちながら空へ舞う。
全天球モニタは詩論シティの様子を映し出し、同じくモニタに被さるように表示された薄いホログラム――CAC4は安定している。ジェネレーション更新が何度もされた。]
[その書類は全て手書きで書かれた、ハニエルの特記事項だった]
■Guardian Angel Type -Haniel-
Guardian Angel(以下GA)の旧型は全て単座型で設計されたが
Hanielに限り複座型である。
遠距離射撃を中心とした後方支援型GAで、搭乗者に代わり
照準等の調整を行う役割を持つシステムが必要であるからだ。
Hanielはパワードスーツ型に於いてそれを実現させた、
初のGAである。
同乗者:アリエル・ローグリアン
Type -Cherub-搭乗者
宇宙怪獣との防衛戦時に死亡、享年23歳
[其処まで読んで、男は青ざめた顔を教官へ向けた。
身体が、震え出す]
正直、話すだけでも割りときつかったんだけど、ね。
[ふぅ、と呼気を吐き、脱力する。緊張は何とかとくも。
まだ微妙に、緊張がおさまらない。
デコピンまともに受けて手の甲で額を押さえる。]
あたた…わかった、わかったから……
ああ、うん。書き換え、ね。
根本の『契約』……詠唱に纏ってる分はまず無理。
それに反しない範囲でしか追加や修正ができないみたいだから。
基本原則、と言って差し支えはないよ。
それに、私自身ではまだ、『制約』や『契約』を書き換えられない。
魔力の操作に長けるようになれば、盟約となった者たちが見せた夢……さっきの情報も夢で手に入れたものだけど、過去の契約者達は、盟約になった者達を夢の中で説得するか、魔力の操作で力づくで付け加えてたから、ね。
そういう意味で、契約の相手は――私が受け継いだ盟約の魔力……あと盟約となった人達そのもの。
もし、そして、力づくで負けた場合、盟約となった誰かの影響を受ける事になる。一度失敗してたまに高笑いしたくなる癖もついちゃったし、ね。
私が全力を扱いきれるようになれば、あるいは、”セカイ”を手に入れた上でなら根本の『契約』も書き換え出来るかもしれないけど、少なくとも今の私じゃできない、かな。
っと。え?あ、う、うん?
[よくわからないが、とりあえず、言われるままに小指で耳をふさぐ。
強く、強く耳に指をねじ込み、思わず半分目を閉じる。
実際、明朱佳が言うように、これらの盟約や契約は、過去、王や長といった主導者一人が民を纏め上げる時代に作られたものなのは間違ってはいない。
だからと言って――今この契約が変化するわけでは、ない。]
[身振りを確認し、とりあえず耳から指を抜く。
けほ、と少し咳き込んで。
力を入れすぎて、小指が赤くなっているが、それはとりあえず置いておいて。
言い忘れていた事を口に。]
で、さっき言った盟約となった人達は。
……諦めたり、契約に反してそうなってるんだよ。
……それは、悪人だったり、先の見えない『契約』履行に狂ったり。
半分怨念に近い状態……妄執の固まりみたいなのも結構いるみたいなんだよ。
そんな奴らが、しかも物理的には存在しない。そいつらをぶったたけるとは思えない、よ。
戻れない、だけど……。
”孔”をルッカが制御できない原因があって暴走した。
その原因は、宇宙怪獣にある、って言うような事をルッカは言ってた。
だから、……原因になっている宇宙怪獣を撃破すれば、向こうから帰ることは可能かもしれない。
ただ、こちらから特定の誰かを追って、とか裏宇宙の特定の場所に”孔”を開けることは出来ないと思う。
少なくとも、同じ場所に繋げるには……私が開いた物でなかった以上、何か取っ掛かりがなければ偶然の一致しかないと思う。
…………3つ目は、やってみないと、私の場合はわからないかな。
1つは、私がほとんど”孔”を扱ってこなかったからって言うのがあるんだけど、開けた場合も小規模で、怪獣の群れが漏れない程度にしか開けてなかったから、……縦になって飛び込めば、かな……?
[聞こえてくる返事は相変わらず無いまま]
……、……。
[一度開いた心のキズ、見なかったことにするかのように。また前を見据える]
[意味が解らないと首を横に振り、見たくないと思いながらも
見なければこの後どうにも動かせてもらえない。
結局は数秒の葛藤の後、視線をじりじりと最下段へと走らせた]
■Type -Haniel- ブラックボックスについて
Type -Cherub-搭乗者任命時の本人の希望により
Type -Haniel-をその弟フェイト・ローグリアンに合わせて調整を行う事とする。
死後、DNA情報をプログラム変換しアリエルデバイスとして圧縮した後設置し、魔力・射撃能力に補正を掛ける事に成功。
また、Type -Haniel-搭乗者如何で意思を持って反応を示す事象が確認されている。
[ここから後は、黒のインクで塗り潰された痕があるだけ]
居るんだったら、此処に来てみろよ、"天使"。
……お前も、早く此処に来い、"人類救済級"。
来いよ、早く、早く、戦う力を持った奴ら……!
[二丁の砲台を構えた"悪魔"は、遠くへ呼びかけるように一人囁き。
そして、真っ直ぐに、巨大な敵を目指す――!!]
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