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あたしは、今のうちに各部署の状況報告で設けときたい床だけど…
[何しろ、首都に向けて出発した時点からあれこれと急いだことが多かった。首都の襲撃の後始末を手伝ってもいいが、ダイシチョーを連れて、となればいい顔をしない人間も少なからずいるだろう。大方の宇宙怪獣が殲滅され、緊急性がなくなった以上、ヘタな手出しは避けておくに越したことはないと判断しておく。
そこへ、通信が入った]
もしもし、あたし。…機関室?
なに、急に。さっきの通信機が何か…
あー…機関部の方のトラブルね。了解。人員をそっちに回すわ。
通信機の解析は予定通りに終わってる?そ、ならいいわ。
追加人員には不慣れな人間もいるでしょうから、陣頭指揮はあたしが執るわ。状況をまとめといて頂戴。
[慌てず、手馴れた調子で指示を出して、通信を切る]
…そういうことになったみたい。
ルッカの通信機の方はもう解析済んだから大丈夫よ。
まずは戻りましょうか。
[コンテナシェルターの確認を終えたあたりで、そう声をかけた。違和感に気がついたのは、そのときだっただろうか]
― 詩論シティ・”クジラ”戦終了後 ―
[その日、虚空《ソラ》が割れて宇宙怪獣の群れが現れ、更に巨大な超弩級宇宙怪獣”クジラ”が襲来した。そして今、クジラはある男に倒され、宇宙怪獣の群れは紫の雨に穿たれ殲滅、詩論シティは僅かな落ち着きを取り戻す。]
【でももし―――、
フェイトくんが本当に知りたいなら、
教えてあげるよ。】
[マゼンタの光喪い、予備エネルギーに切り替わったグノーシス。
グノーシスは、上空から破壊された詩論シティへとフェイトに背を向け飛び去っていったが、去る間際、フェイトの頭にフランのそんな声が届いた。]
【ソフィア・パークで待ってる。】
[そしてグノーシスは消えた。]
あはは、そう言われると、意識しちゃってむず痒いけど、気合も入ります。
任せて下さい!
[言葉にして言われると、照れくさそうに、頬が少し赤くなる。
自分で、守るんだ、そう思えば――気合も入る。]
えぇっと……?
[沈黙に小さく首をかしげ、平然とした表情でなんでもないかのように、振る舞う。なんとなく、不安にさせている気がしたから。]
ああ、そうか。
”孔”を開く場所で変わるのか、それとも”孔”は開くたびに繋がる場所が変わるのか、それもまだ特定できてない、しね。
それなら、先に降りてそれも確認したほうがいい、かな?
まぁ、探す段階で無理はやめておくよ。
宇宙怪獣の方は……逃がすと、まずいし、ね。
[それぞれに、了解、と頷いて。
若干思考整理。必然以上の被害は、出せないから。]
―――本当に、知りたい…?
[その声がフランのものである事に気付くのはまたそれから数秒の後の事だが、直前に告げられた絶対の別れはひとまず回避されそうな気配に、天使は安堵した]
解った、ソフィア・パークだな。
女子を待たせるのは主義じゃねーんで、さっさと行くな。
その前に、お前の兄貴を多分安全な所に連れてって来るわ。
[届かないだろうに、首だけをグノーシスへと向けて約束を返し、その場を後にした。
――向かった先は、シルヴァクロック・アカデミー]
[改造人間 イルの身体は、人形のように微動だにしない。
脳機能の停止は免れるように体内のパーツが作動しているものの、少なくとも傍目には全く動き出す様相は見られない。
ただ"天使"の腕の中で夢を見る子供のような姿で、其処にあった]
― ソフィア・パーク ―
[虚空《ソラ》には、”孔”
今、そこから新たな宇宙怪獣が現れる様子はない。
裏宇宙では、激戦が繰り広げられているのだろうか。
此方からでは、知る事は出来ないが―――…。]
―――――
[ちらちらと、詩論シティの街の灯りが遠く瞬く。
もう、随分と暗くなっているようだ。
『元ソフィア・パーク』と呼ばれるに相応しい廃墟となった公園。]
―アカデミーへ向かう空で―
[青年がただの人間ではない事は、コウモリのような翼や先程の“クジラ”への攻撃や…落下していく彼を支えた時の重みでなんとなくは解っていたが。
飛行による突風から彼を護るように抱きかかえて空を行く]
――…こちらHaniel、応答しくさりやがれ。
[もう、陣桜市にいる時から何度試みたか解らない呼びかけを、ヘッドセットをしっかりと身に着けて繰り返す。
腕の中の青年が“クジラ”へ大きな打撃を与えた際に、耳元で鳴る砂嵐が若干軽減されたような気がしたのを思い出し、完全に沈黙した今ならと試みた。]
あー、っと。そっちは行ってらっしゃい。
あ、っとそうだ、通信機……って、解析速っ!?
どれだけ速いと、って、……?
[機関部の不具合に通信機の解析の終了。
解析速度には驚いたけれど、受け取ったらそのまま外にでて、とそんな思考を纏めていた最中に、思わぬ一言。]
え?えーと……変わらないと思ってたんだけれど……?
[視線を杖へと向け、土ゴーレムを召喚したときも長さが同じくらいじゃないとアレは出来なかった筈、と思い返す。
だから、気のせいだろうけれど、と軽い気持ちで床に同時に突こうと両腕を下ろした。
………左腕に抵抗がない。]
……え?なんで?…………少なくとも、炎の壁の時はこんなのじゃなかったはず……だけど。
[あれからの杖の感覚を思い出そうと目を閉じて記憶を探り始め。
…………原因が思い浮かばない。
悩みだして、思考の迷路に迷いこむ。]
「ザザ、ザーーーーーー……ちら……ル…クロック…」
[今までジャミングの影響で砂嵐以外聞こえなかった通信に、ようやく声が混ざり始めた]
……!
おい、こちらHaniel!
そっちはシルヴァクロック通信担当か!?
やい、フラット!!
完全に通じてるかどうかは怪しいが、なんとか聞こえてるなら良い!今からそっちに怪我人一人搬送すっから、メンテルームの窓外して待ってろ!
いいな、メンテルームの窓を外してお前待機してろ!!
窓を、外しておくんだぞ!!
[格納庫やらを通り抜けるのも面倒だと、直接メンテナンスルームへと運ぶつもりのようで、徐々に回復し行く通信へ何度も同じ注文を付けて飛んで行った。
しばらく行けば、見えて来る。
ある部屋の窓が外されたアカデミーの姿が]
(いなく、ならない)
(いこう、って
いっしょに、かえろう、って
フラン と おれ、とで)
(たったひとりの、いもうと、)
[眠れる青年の表情は、相変わらず、微動だにしない]
―シルヴァクロックアカデミーの窓―
よし、よくやった。
恩にきるぜ…こいつ、ちょっと此処で匿っててもらえね?
いや、怪我人っちゃ怪我人なんだけどよ、多分医務室に連れてってもなんもなんねーと思う。
[戻って来たと思えば治療の意味が無い青年を置いて行くと言う天使を、怪しむ眼で見る同僚の気持ちは尤もだった。
ならば、とおそらく現時点で納得させる事が出来る言葉を置く]
こいつ、フランの兄貴なんだよ。
俺もよくわかんねーけど、なんかずっと離れ離れになってたみたいでさ。
そんでやっと逢えたってのに……。
今度はフランがどっか行っちまった。
俺は今からあいつを捜しに行ってくるから、この兄貴を頼む。
後、これ。
ホントはテルオから返させてやりたかったんだけどなあ…何処ほっつき歩いてんだよ、全く。
フランにも聞けなかったし、見つけたらエンゼルキックもんだぜこれ。
[軽口を叩きつつ、腰に括りつけたままだった青年の壊れたレーザーガンを下ろしてその傍に置いた]
整備班の手の空いてる奴は居ないと思うが、それでもなんとかしてこいつを修理しろ。
…説教は帰ってちゃんと聞くから!!
今はもう行かせてくれよ、頼む!!
じゃないと……ホントにあいつ、帰って来ねえかも知れね。
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