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機甲修理工 ユージィン に 8人が投票した(らしい)。
主席候補生 フラン・A・入坂 に 1人が投票した(らしい)。
機甲修理工 ユージィン は村人達によってたかってぶち殺された。
人狼は食い損ねてお腹が空いているようだ。
しぶとい奴は改造人間 イル、泥棒 スコル、調達屋 ルッカ、魔法少女 エリー、市長少女 明朱佳、訓練生 フェイト、少年 メガタ・テルオ、主席候補生 フラン・A・入坂 の 8 人だと思っておこう。
[…門は、一気に拡大する。
機甲を纏った彼が、
ソレに気付かなかったか気が付いていて敢えて飲まれたか。
それは分からない。
確実なのは、門が開き、彼を飲み込んで消えたという事実だけ。]
…………っ
[青年の声>>2:252に、少年の動きが一瞬止まる。
機槍の先端は、メガマリオンの左腕に突き刺さっていた。
しかし少年には、痛みも衝撃も伝わって来ない。
それは、彼にとって、強みにもなりうる事だったが――少年は、メガマリオンに左腕を引かせた]
でもさ、それでも、メガマリオンが――
[そのまま左腕を上方に持ち上げる。
叩き付ける、天からの風]
みんなの命を背負ってるなら!
それは、お前より強くなれるって事だろ――!?
[メガマリオンの全エネルギーで持って、敵機を押えつけようと。
"追い風"を受けながら、左手を振り下ろす――]
[戦いの行方を見つめ続けていた。
左腕に槍を受け、メガマリオンが下がる。その反動を持って、「テルオ」が殴り返した、様に見えた。
その直後。視線は別のものに奪われる。
空にあるはずの”門”が、降りてきていて、”門”を目で追うと”奴”だけを、飲み込んだ。
……目を見開いたまま、声にならない音を口から漏らし。
微妙に口元がゆがむ。]
……あ?
[ぽかん、とした表情と、声。]
……え?
[そうしている間に、”門”は消えていた――]
[それは、メガマリオンの腕が機甲に触れようとした瞬間だろうか。
いつの間にか機甲の背後にあった『ソレ』は、突然大きく広がり…
一瞬にして機甲を闇が包み、そして縮んで行った。
遠くから見て居れば、闇の球体に機甲が呑まれたようにも見えるだろう。
…最も、『呑まれた』と言う部分は間違いではないのだが。]
[――左手の下に、敵機の姿はなかった。
否、どこにも、なかったのだ]
……え?
[自分の攻撃によるものではない。
正体不明の"何か"が、彼を飲み込んで行ったのだ]
う、嘘……。
[最初に零れた言葉はそれだった。
相手が敵であるのも忘れて、おろおろと、その姿を探すように、メガマリオンの方へと歩み寄る]
やられちゃった、のかよ?
["門"の正体を、少年は知らなかった。
ただ、メガマリオンの左掌が――その中央に開いた巨大な砲門が、まるで共鳴するかのように、低く唸りを上げていた]
―― 詩論シティ・"裏"電気街にて ――
[少しきょろきょろとした後、足を踏み入れた裏のその通り。
通りの店の名前を、建屋を、目印を確かめるようにちらりちらりと視線を向けながら、歩いていく。
そんな姿が、何人かの目にはこの界隈に不慣れと映っていたようで……。
時々、素敵な視線を感じたり、素敵な出会いも、あったらしい。
今のこの身体の自分、怖い筈はない。ない……。
そうするうちに、辿り着いたその建屋――《工房》。初めてきた場所。
外に立っていた人の姿を見た後]
……えっと、こんなとこ、に。
[良かった。ちゃんとスコルが居た。
そんな風に妙に安堵を覚えながら、足は《工房》の中へと向かう]
──通信──
[自信の無さそうな相手の声に、少し焦れて]
なあ、其処から──。
[尋ねれば、大体の予想は着く]
──よし、じゃあ……。
[伝えた後は、ただ、其処を目指して]
……っ。
[ぎりり。と、少女の奥歯が軋んだ。本来であるならば、目の前で行われるこの戦闘行為は少女の価値観から言って、無駄だ。
戦闘自体を目的とするような戦闘に意義を見出すことはできないし、そのためにいずれかが損害を受けるなどばかばかしい。それに、少女自身の感情としても、すでに無為な戦闘を幾度となく繰り返す修理工の青年に対して不満はあるし、できることならぶん殴ってやりたい気持ちもあった。
けれど、市長としての責務がそれをさせない。こらえることしかできなかった]
…何かしら、あれ。
[ふと、戦闘を油断なく見つめていた少女の視界に、何かが見えた気がした。
歪みのような、穴のような、何か。エリーの起こした風が、視界を揺すったのかとも思ったが―――]
……対空銃座。
警戒して。Cブロック中央より北に80、地表上空20mってとこ…いえ、まだ下がるわね。
対地砲火になるかもしれない。見逃しちゃ駄目よ。
[そんなことを言っている矢先だった。穴は拡大し、門となって、青年とメイドが一体となった機甲を飲み込んでいく]
対空!
撃ってっ!
[少女の叫びに一瞬遅れ、機銃の弾丸が火線となって門のあった空間を過ぎる。けれど、そのときにはすでに門は跡形もなく消えていた]
なによ、あれ…。
宇宙怪獣?怨念ゴーレム?…違うわね。
ああっもうっ、何するにしても材料が少なすぎよっ!
[苛立ちが声となって漏れる。その視線の先で、唸りを上げるものがあった]
『テルオ君、やめときなさい。 …その機体。腕か手のひらに何か仕込んでるの?武器がないからルッカを紹介してほしいって話だったわよね?』
[外部スピーカーからそう声をかける。もっとも、博士から説明を受けているとも考えにくいとは思いながらの質問であったのだが。
判断材料が乏しい今、無防備にテルオ少年を近づけるわけには行かないと、思えた]
[闇の球体――と、それは見えた。>>3
これまでにもニュース映像で、様々な怪獣の攻撃を見て来たけれど、それはそのどれとも似ていなかった。
もしかしたら、即死級の攻撃かもしれない。だが]
あいつ……逃げなかった……?
[戦闘時の反射速度を思えば、逃げ切れずとも反射的に逃げようとするくらいの時間はあったはずだ。
しかし、敵機は球体からは逃げ出さず――むしろ、それに呑み込まれるのを、受け入れているようにすら見えた]
……あ、
[と、明朱佳>>8に声を掛けられて足を止める。
顔を上げると、メガマリオンの左掌に、少年の知らない武器が存在していた]
なんだよ……なんでメガマリオンにこんなのがついてるんだよ!
[砲門はエネルギー充填を中断し、既に冷却モードに入っていた。
しかし、少年は自分の知らない武器の存在に恐れ慄いたように、一歩、二歩と下がる]
[――その踵に、何かがぶつかった。
振り返ってみれば、それは人の身で扱うには大きすぎる機槍。
黒い球体に呑み込まれていった青年が、所持していたはずのものだった]
[ピー―――――…]
んなっ……!?
なんだ、今の…
[確かに、振り下ろされたメガマリオンの左手の下には相手が居た、それは確か。
しかし今はその姿は何処にも無く、回避行動があったわけでも無い周囲の様子と、上空に在った黒い何かとが何か関わりがあるのだろうかと]
…何かに呑まれたような気がしたが。
しっかし、うるせーな…なんだよいきなり。
んだよ、本部の連絡スルーしたからか!?後でちゃんと連絡するって言ってんだろーがよ!
[この出来事の直後から鳴り出したハニエルの警戒音が止まらず、自分の頭を一発殴ってみて。
そうして怒鳴る内、次第に音は弱まって…消えた]
その辺は博士に聞いてみるしかないわね。
テルオ君、連絡つけて見てもらえる?
……音は……
[自らの乗機の出力を抑え、耳を澄ませて確かめる]
…止んだみたいね。
テルオ君はそこで待ってて。
[告げて自らの機体を動かし、メガマリオンへと近づけた。慎重に動かそうとしてみるが、特に変わった様子は見られない]
うちでバラさせてもらって…
…たぶん無理でしょうねぇ…
たぶんブラックボックスでおしまいだわ。
[解体して内部構造の確認、という手段もないではなかったが。陣桜市は、ダイシチョーの機関部を除き、特別な機械技術が発展しているわけではない。
最新の機械技術か何かとすれば、解明できるとは考えにくかった]
…………
[いつの間にか、風を止めていた。
ぽかん、としていた表情が、そのまま凍り付いたように動かない。]
あ、え?えーと……
[はっ、と首を振って、武器やら跡地やらを調べている様子を視認する。]
…………知らない武器がついていたとか、
…………なんか、解らない事だらけ、の状況?
一先ず、さ。気になることはあるだろうけど、休める人は休んだ方がいいと思うよ?
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