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― 詩論シティ/シルヴァクロック・アカデミー ―
「フラン君、お疲れ様でした。グノーシスの事ですが…」
おにいちゃんが、居たの。
[フランの呟きが漏れる。
開発所からの技術者の声が聞こえていないかのようだった。]
おにいちゃんが、居たんだ…。
「フラン君のお兄さんが?
行方不明になっていたという、あの。」
うん……。
少し外すね。
ごめんなさい。
「待って!グノーシスは既存のジンロボと違い、魔力学、魔回路とセルラ・オートマタ・システムで発生させたエーテルを同CACで制御する仕組みです。操縦者の負担は軽減されていますが、フラン君のシンクロ率は幾らか知っているでしょう?万が一……」
……そこは大丈夫ですよーだ。
ごめんなさい、行かせて。
おにいちゃんに会う為に。
[コックピットを開き、ひらりとフランは外へ飛び出した。**]
うん、気のせいかもしれないけど――
[実際の話、物音はしていた。ただ、そこには、何もなかった。その後、床を転がりまわる羽目>>191になってしまったのだが。杖を握ったまま、小さくぶつぶつ呟いて、とりあえず起こしてもらおうとフェイトの手に腕を伸ばす]
あ、や、たいてーの詠唱がこれ……。
[一先ず、起き上がって体勢を整えるのが先決だろうし、フェイトに腕を支えてもらって立ち上がる。
壁に凭れて一呼吸。]
……これ、墜ちない?むしろ今は墜落に備えないと――フェイト、出るよ。
[辺りを見回し、外へ出直そうと足を向け、一先ずは外を目指す**]
ええい、やっぱり墜ちてるぅぅぅぅ!?
[なんとか壁を伝って外へと視線をむければ景色だけで落下してるのがわかる。
とりあえず着陸しようとしているっぽいけど、無事出来るかはちょっと判断できない。]
……こんな所でっ!
[だが、詠唱する時間がない。となると、杖を衝撃の瞬間に壁にぶつけて自分に来る衝撃を和らげる試みくらいしかできなさそうだ――、シートベルトのような発想は、出なかった。]
ルッカさん!
[機内放送越しにルッカの悲鳴>>199が聞こえる]
ごめんなさ――うわっ!
[叫び返している間に、大きく機体が揺れる。
確かに、戦闘に移るどころか墜落の危機だ。
このまま外にいたら、真っ先に自分が振り落とされるだろう]
わかった、まずはどうにか、着陸しないとね……。
あいつを叩きのめすのは、それからだ!
[メガマリオンを安全な位置まで移動させつつ、自身も機内へと駆け戻る。
しかし、敵は今もどこかからこちらを伺っているのだろうか?
そう思うと気が気ではなかった]
―陣桜市・ダイシチョー左腕部突端―
とは言ったものの…
…まずいわね。
[ダイシチョーの左腕部の先、指先にあたる部分で、腕組みをした少女の機体が仁王立ちでシームルグを見つめる。コクピットで同じく腕組みをした少女の視線の先で、シームルグから次々とグレイスパロウの機体が投棄されていく。
目視の難しい視界の先で飛ぶ偽装輸送艇が飛行パーツを欲していることや、グレイスパロウが“彼女の”お気に召すかどうかなんて少女のあずかり知るところではなかったが―――]
…あのままだと落ちるわ。
[予定通りであるならば、問題なくたどり着けるはずだった。けれど、折りしも間の悪いことに、突如として吹き始めた生暖かい浜風が、向かい風となってシームルグへ吹き付けていた]
…ったく、この陰湿さ、『お客さん』の嫌がらせ?
ダイシチョーを動かす…いえ、間に合わないわね…
[少女の目算にして、シームルグが辿り着くには30m…否、50mほど航続距離が足りない。とはいえ、ここでダイシチョーを動かしては、シームルグとの相対速度によってさらに被害が大きくなることも考えられた。
少女に残された手段は―――]
ルッカ、フェイト、エリー、聞こえてる?
あたしのジンロボはそっちに乗ってるわよね?
操縦系統は死んでるけど、内蔵武装は未だ生きてるはずよ。
外部からの手動でワイヤーアンカーをこっちに飛ばして頂戴。
こっちから引っ張って距離を稼ぐわ!
テルオ君にもそう伝えてもらえる?
メガマリオンで姿勢維持ができればワイヤーアンカーもこっちに届きやすいはずよ。
[テルオ少年が先刻まで交戦していたことなど知らず、そう伝言を頼んだ]
エリーは魔法で向かい風だけでも何とかできない?
魔法のことはさっぱりだからその辺は臨機応変に、としか言えないんだけどね…。
[非常に、非常に残念な事に。もし反応できて操作できる位置にいたとしても。
エリーではワイヤーアンカーを扱うような事は、出来なかった。
ついでに、一度詠唱を諦めたせいで新しく、魔法を使う時間も、なかったのだ――そんなわけで、ルッカの操縦とフェイト・テルオに運命は託される事になる]
明朱佳さんのジンロボを……?
[機内の誰かしらから、明朱佳の通信を伝え聞く]
わかった、メガマリオンで支えるんだね!
[機内をメガマリオンが目視出来る位置まで移動して、待機姿勢のメガマリオンを再び起動する]
…………?
[いつもと何ら変わらぬその動作に、違和感があった。
機体が揺れているせいもあるだろうが――]
……気にしてる場合じゃないや。
エリー! フェイトさん!
動けるなら、ワイヤーアンカーをお願い!!
[と、機内の面々にも呼び掛ける。さすがにメガマリオンの手で、その作業は出来なかった]
─陣桜シティ近空 〜遠い場所─
[今は、メイドのパーツとして飛行機に組み込まれている盗んだラジオ>>1:31から、 「孔」への突入計画>>202の報道が流れている]
人同士で戦うなんて不届きだ>>0:92……なんて適当な事を言ったこともあったけど……つまり今ものすごく僕、不届き者だなあ。
……でもいいんだ。
宇宙怪獣とは、皆が戦ってるけど……ジュリエットさんには僕しかいないんだもの。
「別にそんなことはありませんが」
あ、そうだよね!!!
……orz
やるしかないのよっ!
やんなさいっ!
[通信機越しの相手を思いっきり叱咤する。事実、他に方法は思いついていなかった。腕組みをしたまま、ワイヤーアンカーを待つ]
ああもう、頭痛いってのに…
ええい、向かい風なら、寧ろ扱いやすいわっ!
[後部ハッチを閉じて機首を上げ、凧のように風を掴んで飛ぼうとするが…
砲撃で開いた穴や裂かれた傷は、風を捕まえる邪魔をする。
距離は稼げたが着地には届きそうに無く、
ワイヤーが届かねば水面に叩きつけられる事になるだろう。]
[ちなみに。明朱佳から受け取った通信機は今もテルオに貸したままのため、話が伝わっていない。]
いや、その、撃墜の為のだったから。
ええい、外に出ながらじゃないと間に合わないわよ!
無理やり追い風作る手もあるけど、加減がわからないから余計に着陸できなくなるかも……とりあえずフェイトはこっち気にせず行って来い!
[風をどうにかするには、少なくとも自分では、風に直接影響を受ける場所でなければ、ならない。
外へと足を進めるだけ進めながら、ぶつぶつ小さくあーでもないこーでもないと呟き]
[明朱佳の叱咤を受けて、両手の指に強く力を籠め、ジンロボのワイヤーアンカーを着陸地点に向ける]
フェイトさん、こっちはいつでも!
[メガマリオンの微調整のために意識を集中させつつ、その時を待つ]
ん? あれ?
ちょっと様子がおかしいな。
……やりすぎたかな?
[言葉責めに、悶えつつ喜んでいたが、ふと遠くのシームルグを見て、首をかしげる]
かろうじて無事不時着できる……程度にしたつもりだったんだけどな……。
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