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[受け入れると答え、更に寄り添う彼女に、目を伏せるように細めた]
ああ、……判った。
[この一年で彼女が見てきた世界の経緯。パイロットになった経緯。その動機、志、覚悟。……新しい友達もできたんじゃないだろうか、なんてこと。
自ずから尋ねようと思ったことはいくつもある。
けれど、そのいずれも、ここでは言葉にできない。
まだ続く苦しみで、自分のことを吐き出すことで精一杯で]
[そして、自分の内側のパーツを抑えるのにも、精一杯だった]
俺は、……怪獣の来た、あの日の後に。
機械の、悪魔の身体に、された。
俺は、もう人間じゃ、ないんだ。
[悪魔の翼を、ばさり、大きく広げて。そして身体を少し離した]
……とりあえず、今はそれだけ、だ。
詳しいことは、後で、話したい。今は、少し、拙い。
[少なくとも、両手に凶器を持っている今の状態では、何をしでかすか判らない]
シティ……詩論シティの、少し外れ。
『ソフィア・パーク』――古代遺跡か何かの公園、あったよな。
そこに、後で来てほしい。
[言い終わった後、顔を、背けた**]
─陣桜シティ近空 〜人同士の戦い─
[より速く。
実際に飛行しながら、飛行に最適な形を「学習」する……。「持ち運べる武具」であれという、己に与えられた3つの至上目的を、メイドは実戦し、空飛ぶ「トランク」は、飛び立った時からも更に姿を変えていた。
……もちろん、生身の乗務員の安全性なんか、完全無視で]
「……!!」
[そこで見つけたのは、己たちが後にしてきたシームルグ。
すでに、艦長ルッカに戦力がほぼないことは分かっている。「戦闘テスト相手」としての価値はない。
が]
「強襲します。……ご主人様、何呑気に寝てるんですか」
寝てないよ……ただ死にかけてるだけだよ……!
「どうでもいいので、早く準備して下さい」
奇跡も、魔法も、
愛も、希望も、あるんだよ。
[入坂結理人の胸に顔を伏せ呟いた時、フランの顔はどんな表情を浮かべていたのか。両手を兄の胸に当てていたけれど、妹を前に悪魔の翼を広げ、身体を離されれば自然に手は離れた。
……少しだけ、直径3mのコックピット内では羽を伸ばすのは大変そうだなんて事は思ってはいない筈だった。きっと。必ず。]
分かった、おにいちゃん。
きっと、来てね。
あっ、そうだ……えっと、これ。
わたしは一度アカデミー本部に帰るから。
必ず、行きたいけど……もし、また宇宙怪獣達の第二波が来たら。
[少しだけ表情が曇る。]
これで、連絡取り合おう?
わたしから、後で連絡するから。
[取り出したのはフランの銀の懐中時計。フランに与えられたアカデミーの物で、様々な機能が付いている。通信機能もその一つだ。
フランは、新たにアカデミーから拝借するから、兄はフランの懐中時計を使って連絡を取り合おうと持ちかけた。入坂結理人が別に通信機があるというなら、銀の懐中時計はフランが持ったままになる。]
おにいちゃんが、機械の身体でも、悪魔の身体になったとしても。
おにいちゃんは、フランのおにいちゃん。
家族だから。
おにいちゃん、忘れないで。
[通常状態の装甲でも、抱えるサイズだった銃は、改造により人間にとっては大砲サイズになっている。
青年は、既存のどのタイプの戦闘機でもない、異形の飛行機の床に伏せ、部分装纏で強化した腕で、それを押さえていた]
ジュリエットさん、配置完了。
ターゲットロックオン。
カウント開始して。
「3.9・3.8・3.7……」
まさかのコマ単位?!
[メイドのカウントが、0.0を数えた瞬間……。
飛行機から、シームルグへ向けて、砲撃の光が走った!]
――さぁ、て、と。
外に出たはいいけど、なんにも――。ん?
[首をかしげて艦内を見る。内部で何か物音がしたような気がしたのだ。
異質な感じ、に思えたが。中に戻って確認しにいこうとして]
フェイト、ちょっと向こうの方で何か物音しなかった?
[そう、近くでみつけたフェイトへと首をかしげ、たずねる。]
また後で、ね。 わたしの、たった一人の、…おにいちゃん。
[開かれたコックピットから入坂結理人が飛翔するのを見送った後、フランはグノーシスを操縦しアカデミー本部へ向かった。**]
―陣桜シティ近空―
[予感、という程のものではない。
言うなればちょっとした興味で、少年は甲板へと歩み出ていた]
…………?
[何かが光ったような――気がした]
えっ?
う、うわぁぁぁぁ!?
[攻撃を受けている。そう気付いた瞬間、叫んでいた。
しかし、逃げ場はないし、逃げる訳にもいかない。
少年は、格納スペースへと走る。
両手のリングは、片時も外した事はない]
いくぞ……
["起動"の信号を発して、彼の愛機を目覚めさせる]
メガマリオン!!
[起動音と微かな振動、そして動きだす体高20mの巨体。
その右手にパイルバンカーを構えた、鋼鉄のマリオネットがそこにはあった]
ん……。
ジュリエットさん、待って。
様子が変だ。抗戦の動きがあるね。
……コンテナ落下での絨毯攻撃は、飛行機の大群を攻撃するのには向いても、1機を撃ち落とすのには向かない……。
シームルグに、狙い撃ちの装備はなかったように思ったけど。
……変更した方がいいかもね。
「食事」対象じゃなくて、「攻撃」対象に。
「ジンロボを積んでいると思いますか?」
ジュリエットさん、戦いたがってたもんね。
積んでいなければ、もう少し先に進んで、陣桜シティへ行こう。そこなら、……彼女がいる。
リベンジできるよ。
「では、まずはシームルグを」
ジュリエットさんの思うがままに。
[シームルグへ砲撃したその飛行機を見ていたものがあれば、驚愕したかもしれない。
飛行しながら、それは変形し、5m級の人型……ジンロボにしては小型すぎ、パワードスーツにしては大きすぎる、既存の物ではない何かになったのだから。
それは、飛行の速度そのままに、シームルグの艦上へ着地した。
この衝撃を殺すのは、相当な操縦技術がなければ、難しいだろう]
[飛行機だと、空飛ぶ物体を見た少年は思っていた。
しかし、こちらへと向かって来たそれは、なんと変形を果たしたのだ]
えっ……? 人? ロボット?
[5m級の人型に、目を見開いた。
一瞬手が止まったのは、人かもしれないと思ったからだ。
それでも――相手は、敵だった]
な、何する気だよ……っ!
[そのまま突っ込むかと思いきや、信じられない制動でそれは着地した。
焦りを隠すかのように、メガマリオンを人型に向けて走らせる。
低姿勢の、タックルの構えだった]
[輸送船を壊す気はなかった。
現在、メイドが積んでいるのは、本来は飛行機に搭載するようなものではないパーツを、改造・変形して作り上げた自作機関がほとんど。
実際に飛行機として使われている機関を、吸収するつもりだった。
が……]
……?
あれは……こないだ見た>>0:232巨大メカマリオン。
ふーん、艦長、あのままアレを拾ったんだね。
[メカマリオンを、ただ巨大にしただけなら、どこかに操縦者がいるはず、と再生したメインカメラで周囲を確認する。
が、マリオンのタックルの構えを見て、腰を沈め、膝をたわめた]
中に人が入ってるか、ないかの違いを、見せてあげるよ。
20mもの巨大ロボで、飛行中の輸送艦の上を走る……無茶をするもんだ。
[自分が、5mの機甲で空中着地をしたことは横に置いて、相手の動作を見つめる。
ぎりぎりまでを耐え……接触の直前に右方向へ抜けた。
相手を艦上から突き落とそうという狙いだ]
[相手は動きを止めている――ように見えた。
理由はわからないが好都合と、そのまま突っ込ませようとする。
だが]
あ……しまった!!
[単純に引き付けられていたのだと、相手の動きで知れる。
右側に擦り抜けられて、メガマリオンはつんのめるような姿勢]
まずい、立て直さないと……!
[敢えて思いっ切り上半身を曲げさせると、半ば床にぶつけるようにして、生身の人間なら確実に失敗の受け身を取らせた。
足元まで走る衝撃に、やり過ぎれば艦の方が持たないと悟る]
すばしっこいな……!
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