情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
今日もどこかで戦う音がする。
その中に混じっていたのは、空のひび割れる音。
歪み、孔が開いた虚空から湧き出てきたのは、ひときわ巨大で異形な宇宙怪獣たちだった。
今日は、いつもとは違う一日になるのかもしれない。
なんかこん中に、ただの人が3人、おおかみが2人、エスパーが1人、ストーカーが1人、痣もちが1人、求婚者が1人、封印狂人が1人いるらしいで。
あれは…!?
蟲どもの巣穴に繋がっているならば、見過ごすわけにはいかんな…!
各機、援護しろ! 吶喊するぞッッ!!
ったくっ!?
逃げてる余裕も無いじゃないの、これじゃぁっ!
[影はあいにく『目に見える』。
それなら、撃って撃てない事は無いはずと砲門を動かしゴム弾を地面に叩き込む。
精密射撃が持ち味のこの機体。
人相手に誤射なんてやらかさない。
(誤射しても多少痛いだけだろうが)]
何これ? 怪獣?
[不定形な黒い影は、硬い外殻の怪獣ばかり想定していた少年からすると、予想外の敵だった。
メガマリオンで殴り付けてよいものかと、迷っている間にまたすっ転ぶ。
今度は靴紐が解けていた]
[壊れたパーツは取り変える。取り換えの利かない物は一覧にしてリストにする。歪みは正し、接合できる部分は溶接し、油を塗り、丁寧に収めるべき場所へ収めて行く。
そんな作業の中で、小声で行われている会話は、他の者にはよっぽどでなければ聞こえないだろう]
あのー、ジュリエットさん。
どうして僕の足で工具の掃除をするのかな?
[青年のメイドは有能だ。どのくらい有能かというと、高速でロボの修理をしている主人のサポートをしながら、部分装纏のため、生身のままの足で、ペンチやスパナをごりごりごりごり出来るくらい有能だ]
それはまぁ、その通りね。
あんたにも拒否権はあるわ。
次に会ったとき、問答無用で襲い掛かってくるとかじゃなければこの際なんだっていいわよ。
けど、とりあえずルッカにはきちんと話しときなさいね?
拾ったのはあの子なんだし。
[手を止めず、目を話さない背中に言葉を投げる]
ま、これであたしの用件は済んだわ。
修理の方、くれぐれもよろしくね。あたしは荷物の搬入の方に回るから。
うん、解ってる、解ってるよジュリエットさん。
ジュリエットさんは戦闘用だもんね。
修理なんて、やってられねーですよね。
痛い?! 痛いよ?!
ニッパーはダメ! いたたた、切れる! 切り取られちゃう!
あっ、やめないで、もっと!
―― 卯月付近 ――
[杖を構える白いふりふりの少女。影に弾丸を向ける少女。
一度此方を振り返った後、転んだ、テルオの姿。
――瓦礫の下の硬い地面を蹴って、瞬く間に、地から現れた影の前に立った]
って、……っ!
[地から出でた黒い影――一瞬、例のあれを思い出す。
口にするのも嫌な、オカルトな、あれ。
本当に《それ》が現れたのかまではまだはっきりとは掴めていなかったが]
[撃ち出されたゴム弾>>2で、影の一部が吹き飛ばされる]
わあっ!
[上がった土煙に、少年が思わず声を上げる。
自分を狙う事はないとわかっていても、戦場慣れしていない少年は反射的に顔をかばった]
ど、ど、どうしよう!
[卯月に乗れば逃げ切れるかもしれないが、ルッカやエリーまであの攻撃に巻き込まれるかもしれない。
あちらとこちらで視線を彷徨わせているうちに、影はゆっくりと元の形に戻っていった]
つ、捕まえろ! メガマリオン!
[意を決したように、メガマリオンの腕を動かし、影へと伸ばす。
しかしそこは不定形、押さえつけるだけではするりと逃げ出してしまうようだ]
[ち、っと舌打ちして杖を掲げ。]
あんま詠唱やりたくなかったんだけどなー…この状況だと。
そうもいってらんないか。
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
――我、世界を憂うものなり
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名において命ずる。陽の光よ、影を穿つ矢となれ!
[ながったるい詠唱を終え、杖の先端をあわせて、影を見据える。
その間に杖の先端に光が集う――]
ええい、もうちょい離れないと・・・!
[市長の声>>5は、一瞬だけ手を緩めた。
その約束は出来なかったので、聞こえなかったふりをした]
やっぱり、市長のシティには行けなさそうだね。
ジュリエットさんが危険だし、ジュリエットさんも危険かもしれないし。
……ジュリエットさん、モンキーレンチはやめようね。
あ、だめっ! 人体はそっちに曲がらな……いだだだだだ!! だめだめだめ! すごくいい!
[叩いてみるも、反応は無い]
[スキャニングしてみるも、怪しい影は無い]
[試しに放った《スコル》の《ハウリング》にも、反応は無い]
[出来る限りの事を試す。
物理衝撃、スキャン、音波による魔力衝撃、加熱……。
幾つか試した所で]
──もう駄目だ、アイツを頼るしか無えか。
[思い浮かぶのは既知の相手、自分よりも情報、事情通なヤツの事。
見せれば何かしらの情報は得られるだろう、と
通信を開いて、繋がった相手との暫しの会話は続き……]
──はあ!?
留守にして……構わん、何処にいる。
[直接赴くつもりで、所在地を訪ねた。
散々渋った後、聞くことが出来た街の名前は、『シティ詩論』
通信を切り、地図で街の場所を確認した後]
《行くぞ》
[右腕の魔力回路が光るとほぼ同時。
《相棒》は、自身の右腕に組付いた、一つの《パーツ》に姿を変えた。
移動中、何処かで交戦している様子が視えるのならば、様子を見に行くかもしれない]
あ、い、イル!?
[メガマリオンを動かそうとしたその時、影の前に立つ人影>>7に気が付いた。
ルッカとエリーが警戒していたその男、少年ははっきりと顔を覚えていた]
助けてくれるの!?
[イルの背中に声を掛ける。
そして反対側からは、少女の呪文のような言葉>>9が聞こえた。
指に神経を集中させつつ立ち上がり、じりじりと後退した。
戦うにしろ、逃げるにしろ、生身の少年が敵の近くに居るのは不都合だった]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新