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管理AI リコリス は (管理AI)走り屋 メイ に投票した
(管理AI)探索者 シノン は 管理AI? フリードリヒ に投票した
管理AI? フリードリヒ は (管理AI)走り屋 メイ に投票した
(管理AI)走り屋 メイ は 管理AI リコリス に投票した
レジスタンス部隊長 メルクリウス は 管理AI? フリードリヒ に投票した
一般人 クロシェット は 管理AI? フリードリヒ に投票した
管理AI? フリードリヒ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、(管理AI)走り屋 メイ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、管理AI リコリス、(管理AI)探索者 シノン、レジスタンス部隊長 メルクリウス、一般人 クロシェットの4名。
― ソフィア基盤・中核の部屋 ―
[肩口からの傷は、淡く輝き、粒子が舞っている。]
私は・・・シノン。
C-seriesを始めとした旧式AI達の破棄の時に、
一つの約束を持ちかけられた。
しぃ、残ったしぃを破棄されないように、
守って欲しい、と・・・・・・。
私には、その約束は果たせないと断ったよ。
[涙が滲んでいるのは攻撃の余波か、熱を発しているからか、
それとも、叫びながら路に飛び込んでいった時からか。]
…しぃ?
[自分と似た、けれど聞き覚えのない名前。
…リコリスの涙をそっとぬぐいながら、
傷をいやそうと試みるが…果たして、癒す事は出来るのだろうか。]
…今でも好きっスよ。
でも…だからこそ、リコリスの願いは無視するっスけど。
[くすりと笑って、軽く…今度は、リコリスの口に口づけする。]
クロシェ達の側に付いた時から決めてたんス。
リコリスと、この街と心中する事。
だから、行けとか言われても行かないっスよ?
[問い返しには応えず。]
私には、権限がなかった。
技術者達が、管理AI達を破棄する事を止める権限は。
だから、約束は果たせないと言った。
だけどその代わりに、
この都市から出ると伝えたよ。
今まさに、破棄されようとしている旧式管理AIへ。
[シノンを生かす為に。]
…皆が…
[そこから先は言葉にならず、
リコリスにしがみついて泣きじゃくる。
泣いて、泣いて、ひとしきり泣いて…
細い腕でリコリスを抱きあげようとした。]
…行くときは、リコリスも一緒っス。
置いて行くのも、置いて行かれるのも嫌っスよ?アタシは…
だから、リコリス。
絶対に、生きるっス。皆で。
[地上でメイが消えた事には、まだ気が付いていない…]
[静かに口づけは受け入れた。]
・・・・・・。
私も好きだよ。
[その後の言葉で、泣きじゃくるシノンをそのままに。
黒衣に涙の跡が染み込んでゆく。リコリスは、路の先を見上げたまま、泣き終わるのを待つ。]
・・・。
[応えず、抱き上げられ半身が持ち上がる。
黒衣にも手にも輝くラインは奔るまま。]
・・・プレイヤーの仮想空間への接続システムは、
人間専用だ。私達が出る事は出来ないようになっている。
この都市から出るには、犠牲が必要だった。
私とフリードリヒはその一点で一致していた。
[張り続けた虚勢にも、やがて限界が訪れる]
――――……くっ。
[シャボン玉が、弾けるように。光の杖が、弾けて。光の粒子が舞い、杖が消えた。
がくん、と脱力感に襲われる]
まだ、ダメ、です。
シノンさんに……メイさんのこと、お願いされました。
[ふらりと体が揺れそうになるのを、懸命にこらえて。メイの方へ顔を向ける。
サイドカーの取り付けられた、バイク。そして、その隣りにいるはずの――――]
……メイ、さん?
・・・
[犠牲、と言う言葉に思い出す。
レジスタンスの拠点で騒いだ人達も、
昔何度か話しただけの人達も、
殆ど居なくなってしまった。]
…この世界は、人の夢なんスよね。
夢の中で死んだ人は、何処へ行くんスか?
夢から出るアタシ達は、どうなるんスか?
[リコリスを抱いたまま、歩きながら問いかける。
ゆっくり、ゆっくり、あの月へ。]
メイさん!?メイさん……!
[メイの姿は、忽然と消えうせていた。まるで初めから、存在していなかったとでもいうように]
どうして……なんでですか……!?
[わからなかった。AIのメイは、己にはわからない無茶をしていたのだろうか]
無茶しちゃダメって、言ったじゃないですか……!
メイさんも生きなきゃダメって、言ったじゃないですか……!
仮想の死を本物と思う者は、死ぬ。その先は知らない。
現在、繋げている場所は『モノリス』とは別の電子領域だ。
・・・・・・。
怖いか。
[ラインの奔る片手を前方へ向ける。
垂直の路は傾斜となり、急な箇所は階段が出来る。]
[世界が壊れる。崩壊、する]
―――――――……嗚呼、何となくわかったよ。
御前のエゴが。
[高らかに哂うフリードリヒ。
彼の願いは満たされた。…満たされたの、だろうか]
似ているからかな。
[初めて目の前の男が、AIではなく人間に見えた]
「ねえ、兄さん。僕もお日様の光を浴びれるって本当?」
「その世界では、みんなみたいに遊べるの?」
「劇場にも行ける?ああ、いや、やっぱり最初は公園が良いな」
「草はらで遊ぶんだ。花も植えるの」
「そうしたら、きっと沢山蝶が飛んでくるよ」
「絵本に載ってた青い蝶々と、お友達になるんだ!」
[笑う男の隙を付く様にナイフ片手に突進する。相手は避けたか、応戦したか。いずれにせよ、両者は手負い。致命打は互いに叩きこむことは出来ず――――]
そんなくだらない物の為に、御前は沢山壊した。
そんなくだらない物の為に、俺も覚悟を決めた。
大事なもののためだ。自分本位にだってなる。
―――…どうしても譲りあえないなら、喧嘩するしかねえな!!
[ざわざわと、辺りが騒がしくなってきた。
リコリスが呼びかける声>>3に応じて、
管理AI達が集まって来たのだ。
AI達の一部は、残ったプレイヤーを目ざとく見つけ、取り囲む。
彼らの多くにとって、プレイヤーは敵である。
彼らの多くにとって、プレイヤーは敵である。
それは最上級AIによる指令の残渣か。
それとも彼らに芽生えた自我なのだろうか]
[殺意に満ちたAIは、一斉に「プレイヤー」に襲いかかる!
その対象は、もはやこの場には二名しかいない。
視界の片隅、杖を失ったクロシェットの姿が見えた]
クロシェット!!!
[咄嗟に地を蹴って其方へ手を伸ばす。
隙だらけの男に、フリードリヒは追撃を加えたか、否か]
[いずれにせよ管理AIは群れとなり、
彼らに光る凶器の魔の手が届く―――――…]
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