情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 山入への林道 ―
[大川たちが山入に向かおうとすると]
「なんだこれは!!」
[山入へ向かう道は塞がれていた]
「くそう、重機を手配しろ!!」
[他のものは山を抜けて山入に入ろうと数人ずつのグループに別れて進んでいった]
[武器を所持し、殺すことに躊躇いのない"人形"に対し、殺さずに捕らえようとする者。
その差によって少なからず村側にも犠牲が出ていた。
医師が殺すなと言った所で、内心では納得のいっていない者もいる。
対策を授けた所で、実際に知り合いの姿を見れば動揺する。いくら想像していた所で、本当に見てしまうと衝撃は違う。
仲間だった人間が襲いかかってくるという現実を受け止める時間がかかる。
犠牲が出れば、ストレスに晒され続けている精神は耐え切れない。
統率の取れた兵士とは違う。
全てのことが医師の思惑通りに運ぶとは限らない]
[山入に向かう山中には野犬が放たれている。
ただでさえ何の整備もされていない林の中、進むのは容易ではない。
抜け道を知る者でなければ、山入まで到達するのには時間がかかるだろう。
屍鬼の中でも慣れている者しか抜け道を記憶し切れていない。分かりやすい目印があるわけでもない山中を先導されて一度降りた程度の新入りには把握できなかっただろう
重機で道を開けるにも時間はかかる。
廃屋を暴いて探す手間も考えれば、日暮れまでに山入全ての屍鬼を殲滅するには至らないだろう]
コック 須藤暁
―山入への道―
ほら、いいコだ。重機なんて動かすな。……それごと、落ちろ。
[暗がりへと引きずり込み、血を吸った男に言い聞かせる]
いいか?
[そうして、屍鬼達に言う]
一人で行動はするんじゃねぇよ。
3人で固まっていけば、奴らのグループも怖くぁない。
で、もっとこっちに引き寄せろ。屋敷から引き剥がすんだ。
……そうだな。
後は任せる。
旦那をこのままにしちゃあいけねぇ。
[けれど、悲しいかな、夜明けは近く。
高瀬達は夜明けとともに行動するだろう。
ならば今できる対抗策は1つしかない]
[神社の境内に、シートが敷かれ、仮眠所になっている。
わたしはそこで、自分の膝に顔を埋めている]
[神威さんはもう「死んで=殺されて」いる。
だから、神威さんを「殺す」ことは、正確には「殺人」ではない。それは「眠らせて」あげること
先生の言う事は解る。解るけども……]
(わたしは無力だ)
[わたしには、力も、智恵も、勇気も、行動力も、何もない。今必要とされる全てが、わたしにはない]
(どうしたらいいの)
― 山入への道 ―
[重機が運ばれてくるも、一番大きいユンボは何故か山に向かって走ってしまい落ちてしまった]
「なにしてんだ!!」
[大川が怒鳴る。残りは小さいユンボがあるだけ。]
「これじゃ時間かかってしょうがねぇ!!」
[辺りはようやく白み始め、夜明けが来たことを知らせる小鳥の囀りが聞こえる]
「仕方ねぇ、山越えするぞ!なるたけ明るい所を選んでいけよ」
[大川の合図のもと、一部の人間は徒歩で山入に向かうことにした]
[窓際から外を眺めていると、集団で屋敷の周辺を取り囲む人の影。呼び鈴を鳴らしたものの、返答が無いのを良いことに、門扉を力ずくでこじ開ける集団を冷ややかな目で見ていた]
(無粋な連中……
"招待"を受けてから家に入る屍鬼達の方が、余程紳士的ね)
[そう考えてる内に破壊される門扉。しかし自分はまだ動かない。
"人形始動の合図は、ギリギリまで待つ"
門扉を破った人影達は、玄関のドアをも破壊しただろうか――]
[玄関、若しくは他の部分か。屋敷の何処かを破壊されて奴らが侵入してきたなら、居間の入り口に向かって銃を構える。
誰か人影が見えたその瞬間に"発砲"するだろう。
それは即ち、"人形"達への命令。屋敷内に居る人間達を襲え、と。十分では無いが、人形達には銃やナイフなどの武器も持たせ潜ませて居る。
"人形"は、ざっと数えて20〜30体。村人よりも数は少ないが、きっと"人形"の顔見知りも居る事だろう。少しは村人達にダメージを与える事は出来るだろうか。
ほぼ動けない自分が出来る事は、二丁の猟銃をこの場で撃ち続ける事だけ。
その後の事は
自分にも分からない――]
─神社─
[名前を呼ばれて、わたしは顔を上げた]
……あ、神威さんのおばさん……。
[わたしは言葉に詰まった。
神威さんの伝言を伝えたかった。でも、「よろしく」って、どうよろしくしたらいいんだろう。
自分の事より、神威さんの将来のことをずっとずっと心配してたおばさん。何て伝えたらいいんだろう……]
あ、あの、か、神威さんに、わたし、会って、そして……。
[こんなにかんでちゃいけない。わたしは一呼吸をおいた]
神威さん、麓に降りて助けを呼んでくるグループに入ったみたいで、それで。
わたしが会ったのも、ちょっと帰ってきただけで。
またすぐに出かけてしまうから、もしかしたら、危険な道かもしれなくて、それで。
長くかかるかもしれないけど、大丈夫だからって……。
[詰まったこと、それ自体が肯定でしかなかった。
どうして気付いてしまったんだろう。
わたしの嘘が拙すぎたのか。どこかで神威さんを見た人が他にもいたのか。
それとも、神威さんが屍鬼化しているということは、どこかで血を吸われたということで……その前には「人形」になってしまっていたということで……おばさんには何かの予感があったのか]
おばさんは、神威さんが生きていると信じてくれてるだろうと……。
親不孝をしてしまったと……。
言ってました……。
[結局は、ただ、そう言えただけだった]
[先発隊が家の中に入っていく。
一発の銃声を合図に次々と銃声が響いた]
「うわぁぁぁ」
[見知った顔の者に一瞬躊躇した一人が撃たれる。
次々に銃声が響き、さらにはナイフを持った“人間”いや“人形”が襲いかかってくる。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新